Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『スプラトゥーン3』(スプラ3)。本作から『スプラトゥーン』シリーズを始めるという人に向けた、初心者攻略をお届けする。
第11回の今回はバンカラマッチのガチホコバトルで勝つために重要な考えかたを解説。ウデマエを少しずつ上げていきたいビギナーたちに向けて、基本的な考えかたをお伝えしていく。すでにウデマエが上がっているプレイヤーは、復習として読んでみてはイカが?
Amazon.co.jpで『スプラトゥーン』を検索なお、基本的なルールは過去の初心者攻略で掲載しているので、ルールがわからないという人はまず以下の記事を要チェック!
ガチホコはいつ、誰が持つべきか?
ガチホコを相手陣にあるゴールまで運ぶ必要があり、ガチホコ所持中はガチホコショットしか使えなくなる。
そのため、相手を倒して人数有利を作ってからガチホコを持つのが基本。誰かがガチホコを持ったら、ガチホコより前に出て戦うことを意識しよう。
ただし、長射程ブキを使っている場合、相手を近づかせずに排除できるなら、ガチホコの後ろにいても問題ない。いちばんの目的は“相手の射程内にガチホコを持っている味方が入る前に相手を排除する”ことなので、相手の射程を意識してみよう。
なお、ガチホコは誰でも積極的に持っていいが、中距離で戦うシューター系のブキや、機動力が低い重量級のブキを使っている場合はとくに率先してガチホコを持つ意識を持っておきたい。なぜなら、近距離で戦うブキは最前線で相手を抑え込んだほうがガチホコのカウントを進めやすいほか、チャージャー系には前線で戦っている仲間からは届かない位置から狙っている長射程のブキを排除してほしいためだ。
もちろん、これは絶対ではなく、ステージや味方と相手の持っているブキの相性、カウントの進み具合など、状況に応じてホコを持ったほうがいいブキは変わる。ただ、最初は判断が難しいので、自分の近くにガチホコがあればとりあえず運ぶ意識を持っておけばオーケーだ。仲間がすでに前方まで進んでいるなら、自分がガチホコを持って追いかけることができればカウントを稼げるはずだ。
逆に、仲間が後ろからやってくるなら、自分が前線を押し上げて相手を食い止めることが効果的。「いまならカウントを進められそう」と感じたら、仲間の位置を確認して、前に出るかガチホコを持つかを判断しよう。
ガチホコショットの使いかた
ガチホコを持つとガチホコショットしか撃てなくなる。チャージ後に発射し、最大までチャージすると着弾地点で爆発するのが特徴だ。相手の守備が固いときは、無理に進めようとするのではなく、フルチャージのガチホコショットで、塗りを意識しながら前線を押し上げることを意識するといい。
味方が前にいないときは、少し下がりながら、相手が集まりやすい高所などにフルチャージのガチホコショットを撃ってけん制しつつ、味方の合流を待とう。
また、ガチホコを持っているあいだは相手に接近されると倒されやすいので、近づかれないようにしっかり周囲を塗っておく意識も重要。もし、相手が近づいてきた場合、相手を直接狙うのはじつは悪手。直撃を狙うように撃つと、着弾前にすれ違うように急接近されて倒されることがあるからだ。そうならないように、相手と自分の間を撃って、相手の前進を止めることを意識するといい。
また、仲間が自分より前にいなくても、カウントを逆転できそうな場合は、ガチホコを持ってひとりで突っ込むのもアリ。その場合は、自分でガチホコショットでインクの道を作って前進しよう。フルチャージしないと塗れる距離が短いため、基本的にはフルチャージを使うほうがいいが、すぐに少しだけ進みたい場合は意図的に半チャージで撃つのも効果的だ。
相手のガチホコを止めるために
相手のガチホコを止めるためには、まずはガチホコを守るように動いている相手を倒すことを意識しよう。長射程ブキで遠くから狙えるなら問題ないが、不用意にガチホコを倒しに行こうとすると、周囲にいる相手に倒されてしまうことも多いからだ。
ただし、逆転されそうな場面では、1カウントも進めさせないために、倒される前提で突っ込んでガチホコだけは必ず倒すという立ち回りも有効だ。
カウントに余裕があるなら、安全な高所から、ガチホコの進行ルートになる場所に各種ボムを投げたり、ポイズンミストやスプラッシュシールドで進行を遅らせて時間を稼ぐのがオススメだ。そして、タイミングを見計らってガチホコを持った相手を倒すといい。
ちなみに、別ルートから相手の背後を取って倒しに行くのは、ときには効果的だが極力避けたい。なぜなら、背後を取るために移動中は前線の数が4対3になって、その隙に突破されてしまうこともあるからだ。相手がガチホコを持っているときは、一気にカウントを進めるチャンスを与えないことを意識しよう。
なお、相手を倒してガチホコを止めたあと、自陣にガチホコがある場合、そのまま放置しないようにしよう。人数差ができたときに一気にゴールまで運ばれる危険性があるためだ。同様に、ガチホコバリアを割って自然に中央に戻るまで放置するのも厳禁。合言葉は「自陣で放置するな! 割ったら持て!」だ。
というわけで、初心者向けガチホコバトル講座をお届けしてきた。立ち回りの基礎と考えかたを中心にまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。使っているブキや状況によって立ち回りは変えるべきではあるが、セオリーとなる行動は変わらないので覚えておこう。
過去の『スプラトゥーン』初心者攻略記事
効率的なインクの塗りかたやイカロールのコツなど、初心者向けの攻略記事をお届け中。一覧は下記から。バトルはもちろん、サーモンランで役立つ情報も掲載しています。ウデマエがなかなか上がらない人もぜひチェックしてみてください!
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