元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。Nintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプレイ日記。その第40回をお届けします。
今後の方針
突然ですが……!
最近、仕事がめっぽう忙しくて、なかなかコンスタントに日記を更新できず……!
そこで断腸の想いながら、今後はモンスターやら新要素が追加されたときに、ピンポイントで記事を何本か更新していく方式に切り替えていこうかなと!! そのように思っている次第であります!! なので、続きモノの途中だったんだけどいきなり別の世界線に突入して、9月29日の無料タイトルアップデート第2弾(Ver.12)で追加された要素に斬り込んでいきたいと思います!!
すでにファミ通.comでも記事になっていると思うけど、今回のアップデートでもじつにたくさんの“遊びどころ”が追加されている。
↓こんな感じで。
『モンハンライズ:サンブレイク』のキモでもある傀異関連の要素が、かなり深掘りされてきている感じがするな。俺もぼちぼち傀異クエストは進めているけど、このVer.12をきっかけに本腰を入れて調査を進めていこうと誓ったね。
さて、見どころが盛りだくさんなVer.12なわけだけど、もっともわかりやすいポイントとなるのはやはり“新たなモンスター”であろう。
個人的にも……!
先日の東京ゲームショウ2022のカプコンブースで先行体験プレイをさせていただき、モノの見事に6オチ(与えられたプレイ時間の中で、ハットトリックを2回やらかしたってことね^^;)という大恥をかかせてくれた“あのモンスター”が、このVer.12より集会所クエストに登場したので、
「ぜひッッ!! あんときのリベンジを!!!」
Nintendo Switchを握り潰す勢いで力を込めて、ボタン連打でエルガドに出向いたのであった。
そして、なんやかんやと人々に話を聞いてストーリーを進めていくと……!
デタぁぁぁあああ!!!! 緊急クエストッッ!!! 因縁の“エスピナス亜種”を討伐するマスター★6の“古塔を貫く一撃”が出ちゃいましたよ皆さん!!!
さあたいへんだ。こうしちゃいられねえ。俺はギリギリと歯噛みしながら顔中の力を眉間に集中させ、範馬勇次郎の如き鬼の形相を作って低い声で唸ったのである。
「ここで会ったが百年目……!! 積年の恨み、いまこそ晴らしてくれようぞ……ッ!!!」
……積年の恨みも何も、東京ゲームショウの会場で1回(正確には2回)しか狩っていないんだけど(苦笑)、気分をアゲるためには多少は盛っても許されるのである。
てなわけで準備万端整えて、行ってきましたよエスピナス亜種の狩猟に!! フィールドの中央で眠りこけているエスピナス亜種を眺めながら、俺は「ぐふふwww」とほくそ笑んだ。
「先行体験プレイのときは確かに6オチもしちまったけどなぁ……! アレは装備が用意されていた汎用タイプで、俺が絶対に発動させたいガード強化や業物が付いていなかったんだよ!! 無様な醜態をさらしてしまったのは、明らかにそのせいや!!! でも今回は、完璧装備!!!www もう俺に死角はないのじゃ!!ww どぅふふふふ!!」
俺の装備は、武器はガンランス、そして装備のスキルは、ガード強化、ガード性能、砲術、砲弾装填、業物、匠……などなどがフルに発動しているガッチガチのもの。エスピナス亜種は確かに強敵だとは思ったけど、この装備さえあれば後れを取ることはまずないと確信して、俺はこの場に来ていたのであった。
そして開戦の号砲を鳴らすが如く、いつものようにフルバレットファイアを相手に思いっきり叩き込む!!
これでエスピナス亜種は世界最悪の目覚めをし、
さっそく怒り狂って老ガンランサーに襲い掛かってきた。
エスピナス亜種で厄介なのは、毒にプラスして“こちらの防御力を下げる”という地味にボディーブローな攻撃をしてくること。アルロー教官も、それを大いに心配していた。
さらに、相変わらず外殻が堅くてなかなか武器が通らないので、
斬れ味が下がることなどお構いなしに砲撃やフルバレットファイアを放ちまくって、外殻無視のダメージを与えていった。
しかし、そんなことをしているとホントに斬れ味が壊滅状態になってしまうので、そうなったら……!
迷わずモドリ玉を使ってキャンプに戻り、ひと息ついて仕切り直し。ここで、使った分のモドリ玉を支給品やアイテムボックスから補充するのを忘れてはいけない。
準備が再度整ったら、再び狩場へ。
でも、戻ってすぐにエスピナス亜種は、東京ゲームショウの会場で俺を6オチさせた“あの技”のモーションに……ッ!!!
「けぇぇぇぇ…………!!!!」
別の角度からも……!
「けへぇぇぇぇぇぇ…………ッ!!!」
エスピナス亜種は、まるで大気のパワーを吸い寄せるように、口元に光を溜め込んでいく……。い、いかん……! 俺はこの攻撃もいつもの癖でガードしようとして、粉々に吹き飛ばされてしまったんだよな……!!
でも……!! 今回は自分の装備だ!! ガード強化も、しっかりと発動しているし!!!
「よ、ヨシ!!! すべて受け止めてやるぜ……!!!」
ガードをガチガチに固めて、亀のように身を縮こませる俺。しかし、エスピナス亜種のこの攻撃は、我が鉄壁の盾も突き破って……!!
!!!?!?!?! こここ、これ、ガードできないのぉぉぉおおお!!?!?www
続く。
大塚角満(おおつか かどまん)
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。