Googleが、海外で展開していたクラウドゲームサービス“Google Stadia”を来年1月に終了することを発表した。すでに購入したゲーム等は2023年1月18日までプレイ可能だが、Googleストアでの関連ハードウェアおよび、Stadiaストアでの個別のソフト利用権の購入者すべてに返金が行われる。

 Stadiaは、Googleが鳴り物入りで発表したクラウドゲームサービス。残念ながら日本上陸前に終了になってしまったが、2019年11月に14カ国でローンチし展開してきた。

 利用者は対応ソフトをStadiaストアで購入するか、定額プランのStadia Proを支払い、WebブラウザやiOS/Android機器(iOS版はSafari経由)でプレイするという形。必須ではないもののStadiaコントローラー等も発売された(家庭用ゲーム機のコントローラー等を代わりに使うこともできた)。

 なお終了にあたって公開されたフィル・ハリソン氏による公式声明では、その理由について、期待したような普及を得られなかったためとしている。

 ちなみに本誌ではローンチ間もない2019年12月末時点での使用レポートも掲載しているので、当時の課題等が気になる人はそちらもチェックしてみて欲しい。