ディズニーのSF映画『トロン』シリーズを原作とするアドベンチャーゲーム『Tron: Identity』が発表された。日本語にも対応し、2023年に家庭用ゲーム機とPCで発売予定。

 本作を開発・配信するのはBithell Games。インディーゲームブーム初期の名作として知られる『Thomas Was Alone』を手掛けたのち、アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの高速な戦闘をストラテジーゲームに仕立て直した『John Wick Hex』などを生み出してきた同スタジオが、新たなトロンの世界に挑む。

 『Tron: Identity』は問題の調査プログラムであるQuery(クエリー)を主人公とする一種の探偵アドベンチャーゲームとなっており。新たな“グリッド”(シリーズに登場するコンピュータープログラムたちの世界)からその運命を変えてしまうらしい“何か”が盗まれた事件を追っていくことになる。

 ゲームとしてはビジュアルノベルスタイルを採用しつつ、プレイヤーの選択によって話が影響を受けていくほか、手掛かりとしてアイデンティティ・ディスクを“デフラグ”(記録データを整理するコマンド)して失われた記憶を発見していくパズルゲーム要素も入っているとのこと。

Tron: Identity
Tron: Identity
Tron: Identity
失われた記憶が記された“アイデンティティ・ディスク”をデフラグし、謎を解く手掛かりとする。