元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。Nintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプレイ日記。その第31回をお届けします。
攻めに攻める!!
前回、ついに『モンハンライズ:サンブレイク』にも飛来した最強クラスのリオレウス、“銀レウス”ことリオレウス希少種との思い出について語ってみた。
見た目はゴージャスなシルバー、数が少ない“希少種”ということもあってか初来日(?)時の待遇は別格で、彼はリオレイア希少種と同様“塔の秘境”に現れる。
逃げ場がほとんどない場所で、ガチガチのしばき合いをしなければならないという恐怖……! これは思うに、プロレスで言うところの“金網デスマッチ”とか“ランバージャックデスマッチ”、もしくはロビンマスクとアトランティスが激突した水上デスマッチに近いモノを感じるわぁ……((゚Д゚;))
が、いくら恐ろしいからと言って、現地に出向かないことには狩りは成立しないわけで。
「俺はやっぱり、大社跡で逢いたいなぁ……!」
と秋波を送ったところで、リオレウス希少種は頑として首を縦に振ってはくれないのだ。
「まずは、塔のてっぺんで決着をつける……! 話はそれからだッ!!!」
とまあ、このように申しているわけであります。
その日は朝から大盛りカツ丼が食いたくてワクワクしていたのに、彼女が頑なに「イタリアンがいい!」と主張したら、男はやっぱり、
「あ、そう……? ……じゃ、パスタで……^^;」
と迎合してしまうと思うが、モンスターとハンターの関係においても、主導権を握っているのはつねに相手側ということになるのであったw
そんなこんなで始まったクエスト“秘境を目指して”だが、とりあえず立ち回りとしてはリオレイア希少種を討伐したときと同じように、
銀レウスが足を止めるタイミングを見計らってフルバレットファイアを叩き込む……というものにした。……いや、今回だけの特別な戦法ってわけじゃなく、ほぼすべての狩りで同じように動いているんだけどw
しかし当然ながら、フルバレットファイアばかりやっているとすぐにガンランスの斬れ味が落ちてしまうので(業物をつけていても、な)、そうなったらもちろん……!
てってけて~~~www
モドリ玉を使ってキャンプに避難!! その際に銀レウスが見せた、
「はあぁぁぁああ!?!? おま!! また逃げんのけ!!? ズルくね!!!? だったらワシにもキャンプ用意してくれよッ!!!(怒)」
って顔がたまらなくかわいかったです。
それでも、塔の秘境を舞台にした狩猟はなかなかにして厄介である。
両者の力が拮抗して膠着状態になったとき、『モンハンライズ』、『サンブレイク』では、乱入してきたモンスターを操竜して狩場のバランスを変える……というのが常套手段になってきた。いわゆる“カンフル剤”ってヤツ。
しかし改めて考えてみると、この塔のてっぺんまでバッサバッサと飛んできて乱入するような気概のあるモンスターもいないみたいなので、おのずとガチのタイマンが続くことに……!! 俺のように操竜が大好きで、ダメージの少なくない部分をそれに頼っているハンターにとっては、塔の秘境はじつに相性の悪いフィールドということになる。
でも。
操竜がまったくできないかと言うとそんなこともなく……!
フルバレットファイアが決まった直後、大ダメージでフラついたところをすかさず捕らえて……!!
操竜!!!
これに、誇り高き銀レウスは、
「くぇぇぇぇえええ!!!(怒) 乗るんじゃねぇぇぇええええ!!!!(怒)」
怒り心頭に発していたようだが、構わず壁にぶつけまくってくれたわww
そしてその成果として、銀レウスはいくつかの落とし物を落としてくれたんだけど……!!
うは!!!!www 火竜の紅玉じゃん!!!ww なんて気前のいいリオレウスなんでしょう!!!!ww しかし、
「うっほうっほ!!!www」
と、喜びのサルダンスを踊っていたところ……!!!
!!!?!?!! リオレイア希少種と同じような、超広範囲の特大攻撃してきやがった!!! 火竜の紅玉、俺の油断を誘うエサだったのかよ!!!ww
てな感じで、じつに濃密で多彩な狩猟が20分ほど続いたんだけど、ついに銀レウスの体力は風前の灯火となり……!
!!! 明らかにフラついてる!!! となれば……まだ部位破壊も尻尾切断もできてないけど(またか)、
捕獲~~~!!! からのクエスト終了!!!www
というわけで、わりと順調に金レイア、銀レウスを狩猟することができた。
となれば……つぎに控えしは……!!!
続く!
大塚角満(おおつか かどまん)
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。