2022年8月6日、7日に、京都市勧業館 みやこめっせにて開催された日本最大規模のインディーゲームの祭典BitSummit X-Roads(ビットサミット クロスロード)にて、取材陣が見つけた気になるタイトルをピックアップ。

 アーケードライクなアクション系ゲームが収録されたゲーム集の『502's Arcade』。一見するとレトロゲームコレクションのようだが、遊べるゲームはすべて新作のオリジナルタイトルだ。プレイアブル出展されていたデモ版では、全4タイトルのうち2タイトルがプレイできた。

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 『POTIONS PANIC!』は、画面上部から徐々に迫ってくる薬ビンを並べ替える、落ちものパズルゲーム。同色の薬ビンをピックアップ&ドローし、フィールド内でタテ・ヨコ4つ以上に並べれば消滅……をくり返して、薬ビンが最下段に到達するのを防ぐ。基本ルールは、データイースト社のアーケード用アクションパズル『マジカルドロップ』によく似ているが、ブロックを消したときの演出の爽快感と、“オーダーに合わせた種類の薬ビンを消してステージクリアー”というルールにより、独自のプレイフィールを体験できた。

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 『ゴーストハンター花』は、フィールド内のお化けをお祓いしながらゴールを目指す、見下ろし画面のスクロールアクション。プレイヤーキャラが二頭身の巫女さんということから、おっさんゲーマーはタイトー社のアーケードゲーム『奇々怪界』のようなゲーム性を安易に想像しがちだが、いざプレイしてみると、お祓いアクションが“スタンさせてから突進”といった具合に、まったくの別モノであることがわかる。自動生成されるフィールドをフィーリングに任せて駆け抜けていく感覚は、ちょっとしたスピードランのようでさえある。

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 本作の正式リリース予定は年内とのこと。Steamのストアページでは無料デモ版が配信されているので、気になる人はチェックしてみよう。

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『502’s Arcade』Steamサイト
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