エレクトロニック・アーツが2022年9月30日に発売を予定しているサッカーゲームシリーズ最新作『FIFA 23』のビジュアル面の新要素が公開された。

 その内容は公式サイトでも軽く紹介されているが、先だって行われたプレスツアーで聞いた内容も交えつつ、そのトピックスを紹介しよう。

  • ARスタイルのリプレイ
    • 得点時のリプレイ映像に、シュート速度やゴールへの距離などのデータがAR(拡張現実)的なオーバーレイつきで表示される
  • 軽くボケの入った今どきの中継映像
    • コロナ禍の海外サッカー中継などで導入されるようになった、被写界深度浅めの映像スタイルを採用。選手にピントを合わせ、背景に軽くボケが入ったりする
  • 芝生の表現が進化
    • 天然芝と人工芝の違いなどが表現されるほか、スライディング痕などが残るように。後半になるに連れて見た目が荒れていったりする
    • ただしプレスツアーで開発者に聞いたところ、ピッチ上の痕跡は見た目だけで球の物理には影響しないらしい
  • 3Dネット
    • ゴールネットが疑似ではなく3Dオブジェクトとして処理されるように。シュートの反応や選手がつかんだ際などにリアルに変形する
FIFA 23
FIFA 23
同じアングルの画像があったのだが、左側が「Normal」と書かれていて右側に「Artificial」と書かれていたので、多分天然芝と人工芝のこと。確かに左のほうがちょっともしゃもしゃ感がある。
FIFA 23
ネットが物理演算のバグで荒ぶったりしないといいですな。
  • 影の改善
  • 試合前の演出
    • ダイジェスト風映像やスタジアムにファンが集まってくる光景、ドローンからの空撮ショットなど、試合前に流れるカットシーンを強化
  • 女性審判の導入
    • 男子サッカーの試合をジャッジすることも
  • トレイナーの強化
    • パスを出そうとしている入力方向などをオーバーレイして理解度を高めるトレイナー機能が強化
  • 観衆表現の強化
    • より自然に見えるようバリエーションを増加
  • ゴール時のスタジアム演出にサウンドエフェクトを追加
    • ブザー音や馬のいななきなどを鳴らせる。FUT・Pro Club・キャリアモードなどで設定可能
  • 例年通りゴールパフォーマンスを追加
FIFA 23
FIFA 23
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