『Dead by Daylight』などを手掛けるBehaviour Interactiveが同社の新作タイトルなどを発表する“Behaviour Beyond”を2022年8月4日に配信した。
Behaviour Interactiveにとって、初の各ゲームタイトル横断型の発表イベントとなるという“Behaviour Beyond”では、同社の看板タイトルである『Dead by Daylight』の新チャプター“バイオハザード：プロジェクト W”や、『Dead by Daylight』のスピンオフ作品である恋愛シミュレーションゲーム『Hooked on You: A Dead by Daylight Dating Sim』、さらには新作タイトルが発表された。
本稿では、“Behaviour Beyond”で発表された情報をまとめて紹介する。
一人称視点のビルド&レイドゲーム『Meet Your Maker』が発表
新作ゲーム『Meet Your Maker』は、2023年にプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC（Steam）でリリース予定のビルド&レイドゲーム。プレイヤーは、滅亡間近の世界で “ピュアジェネティックマテリアル（純遺伝物質）”を巡る戦いに参加することに。
プレイヤーは、アウトポストと呼ばれる基地を建設して“ピュアジェネティックマテリアル”を集めるか、ほかのプレイヤーの基地に潜入して“ピュアジェネティックマテリアル”を集めるかを選んでプレイできる。これらは非同期になっているので自分のペースで基地を建設したり、ほかのプレイヤーの基地に潜入が可能だ。
基地はすべてプレイヤーが作ったものとなっており、ほかのプレイヤーをおびき寄せるようなつくりにしながらも、ほかのプレイヤーを撃退できるような基地にしなければならない。ほかのプレイヤーの基地に潜入した場合は、状況に応じた行動をしながら“ピュアジェネティックマテリアル”を集められるかがカギになる。装備を変えるなど、さまざまな方法を試みるのも良さそうだ。
これらはすべて一人称視点かつ非対称となっているので、基地を建設するかほかのプレイヤーの基地に潜入するかの判断やバランスを自ら決定することが重要になる。
本作では、シーズン制が導入されており、新しいコンテンツがつぎつぎに追加されていくので、いつまでも新鮮な気持ちでプレイすることができそうだ。
また、2022年8月24日より、PC向けにクローズドベータテストが開催される予定。『Meet Your Maker』公式サイトにてアカウントを作成することで参加できるので、気になるかたはプレイしてみてはいかがだろうか。
『ジュラシック・ワールド』が原作のスマホゲーム『Jurassic World: Primal Ops』で恐竜を集めて人間との共存を目指そう
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を原作とした配信中のスマートフォン用アプリ『Jurassic World: Primal Ops』。
本作では、密猟者などの敵から恐竜を救って集めながら、人間との共存を目指すことになる。豊富な恐竜をコレクションしたり、助けた恐竜を敵にぶつけたりといったアクション要素を楽しむことができる。
『DbD』の恋愛ゲーム『Hooked on You』がついにリリース！
『Dead by Daylight』のスピンオフ作品である恋愛シミュレーションゲーム『Hooked on You: A Dead by Daylight Dating Sim』が2022年8月4日にPCでリリース。
本作は、“殺人鬼の島”を舞台に『Dead by Daylight』に登場するトラッパー、ハントレス、レイス、スピリットの4人のキラーと恋愛体験を楽しむことができる恋愛シミュレーションゲーム。トラッパーは上腕二頭筋と印象的な水着、ハントレスは逞しい腕とキュートなバニーマスク、レイスは陽気な性格でシャツと短パンが似合っている、スピリットはビキニのうえに着物を着たゴスロックな衣装と刀を構えた姿などそれぞれ違った魅力を見ることができる。
最適な選択肢を選んでいけば、キラーたちの魅力を発見していくことができ、その結果、恋愛関係に発展することも。ただ、選択によっては、友情を結んで終わったり、嫌われてしまったり、現実の恋愛をしているような体験が可能となっている。
また、キャラクターの追加などの詳細は公開できないが、Behavior Interactiveパートナーシップ責任者のマシュー・コート氏によると、『Dead by Daylight』のスピンオフ作品シリーズはこれでは終わりではないとのことだ。
『Flippin Misfits』は360度全方位での乱闘が楽しめるパーティゲーム
『Flippin Misfitsは、2022年9月にPCにてリリース予定のパーティー乱闘ゲーム。プレイ人数は2～4人。
世界の果てにある宇宙船を舞台に6つのアリーナが用意されており、そこで戦うことになる。本作では、重力スワッピング機能を使って、360度での戦いができるようになっており、さまざまな方向にいる敵を攻撃したり、攻撃されたり、戦闘能力だけではなく、反射神経がカギとなる戦いを楽しめる。
アートや音楽も魅力のひとつとなっており、独特な雰囲気な世界を作りだしているので、こちらにも注目してみるのもよさそうだ。
ミステリアスな世界を舞台にしたパズルゲーム『Project S』
『Project S』は、Behavior Interactiveとカナダ・トロントの Lunarch Studiosによるオープンワールドのパズルゲーム。タイトルはまだ決まっておらず、『Project S』は仮の名称とのこと。詳細は後日発表とのことだが、2023年にPCでリリースされる予定。
本作では、浮島、古代建築などのスポットにあるパズルを解いて秘密を暴いていくことで、新しいパズルの島をつぎつぎと発見でき、ゲームを進めていくことができる。戦いなどの要素はないが、難しいアクションを必要としないながらも動く要素自体はあるそう。
また、ソロプレイだけではなく、協力プレイ、大規模なマルチプレイのゲームモードも収録されている。
『DbD』新チャプター“バイオハザード：プロジェクト W”にウェスカー、エイダ、レベッカが参戦！
『Dead by Daylight』の新チャプターで『バイオハザード』とのコラボチャプター“プロジェクト W”の詳細が発表された。今回のチャプターは『バイオハザード』とのコラボチャプター第2弾で、ほかの作品とのコラボチャプターで第2弾を出すのは今回が初めてとのこと。
“プロジェクトW”では、キラーにアルバート・ウェスカー、サバイバーにエイダ・ウォン、レベッカ・チェンバースが登場。詳細な能力は発表されなかったが、ウェスカーは腕のウロボロスを放出して相手を感染させる能力を所持、エイダは危険な環境ほど活躍できる能力を持つ、レベッカは自分の身を危険にさらして味方を助けるといった特徴があるようだ。
ステージに関しては、新ステージは追加されず、“ラクーンシティ警察署”が改良される。具体的には、西棟と東棟の2種類のマップに分割され、そこにメインホールを加えたマップになる。メインホール部分は共通になっており、“ラクーンシティ警察署”の建物から外に出ることもできるようになっているそうだ。
リリースに関して、近日発売予定とのことなので、どのようなものになっているのか期待したい。
