2022年7月29日(金)、サイゲームスは『メタルマックス』シリーズ関連事業を、KADOKAWAおよび角川ゲームスより譲受した。
原作者のミヤ王こと宮岡寛氏はディレクターとして今後サイゲームスに所属。新プロジェクトも構想されており、コンシューマー(家庭用ゲーム機)向けに展開予定だ。
また、宮岡寛氏とサイゲームスプロデューサー高木謙一郎氏によるコメントも公開された。
『メタルマックス』は荒廃した近未来が舞台のRPGシリーズ。戦車を駆るハンターとして、悪人やモンスターを退治する生活を行っていく。2021年にはシリーズ30周年を迎えた。
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戦車と犬と人間のRPG『メタルマックス』関連事業譲受のお知らせ
ゲームの企画・開発・運営事業を展開する株式会社Cygames(以下サイゲームス、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邊耕一)は、株式会社KADOKAWA(以下KADOKAWA、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)および株式会社角川ゲームス(以下角川ゲームス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:若山高一)の所有する『メタルマックス』関連事業に関して事業譲渡契約を締結し、同事業をサイゲームスが譲受した事をお知らせいたします。
事業譲受の概要
この度、サイゲームスはKADOKAWAおよび角川ゲームスが所有する『メタルマックス』関連事業を譲受いたしました。これに伴い、『メタルマックス』シリーズのIPならびに関連資産はサイゲームスが引き継ぎます。今後の『メタルマックス』シリーズの展開等は現在未定となりますが、30年の歴史を持つ『メタルマックス』シリーズの新たな未来の創造に向け尽力して参ります。
サイゲームス ディレクター/シリーズ原作 宮岡 寛(ミヤ王)よりメッセージ
このたびサイゲームスが、『メタルマックス』の権利を受け継ぐこととなりました。
今回の権利譲渡は、昨年発売30周年を迎えた『メタルマックス』シリーズにとって、大きなチャンスになると感じております。まずは快く送りだしていただいたKADOKAWA様ならびに角川ゲームス様と、そして何より迎え入れていただいたサイゲームス様に、原作者として、心より深く御礼申し上げます。
私、宮岡寛も、これからはサイゲームス所属のディレクターとして、『メタルマックス』シリーズをガチでリブートする仕事に取り組んで参ります。現時点ではまだ全力妄想中の段階ではありますが、『メタルマックス』のファンの皆様にはもちろん、世界中のRPGファンの心にも届く、そんなシリーズに生まれ変わって行ければと思っております。ご期待ください。
サイゲームス プロデューサー 高木 謙一郎よりメッセージ
『メタルマックス』は、私が学生時分に魅了された数々の素晴らしいゲームのひとつです。
「歴史に名を刻むIPを、世代を超えて愛され、受け継がれるものとする」
それはゲーム業界全体に課せられた課題であり、『最高のコンテンツを作る』を掲げるサイゲームスの使命でもある、と感じています。この度、ご縁があって再び巡り合えた『メタルマックス』に携われること、大変光栄に思っております。
最高のコンシューマータイトルとすべく、これよりプロジェクトを始動いたします。ご期待ください!
『メタルマックス』シリーズとは
1991年5月の初代『メタルマックス』発売以来、昨年遂に生誕30周年を迎えた「戦車と犬と人間のRPG」。
時は近未来・・・。プレイヤーは「戦車」に乗って悪人やモンスターを退治するハンターとなって大活躍。
いつも一緒の可愛いらしい「犬」や頼もしい「人間」の仲間たちと共に荒廃した世界を生き抜いていこう!
荒廃した近未来の荒野で繰り広げられる大迫力のモンスター狩り、獲得した賞金で戦車を多彩にカスタマイズ、明るく破滅した世界でしぶとく生き抜く人々の人間模様、そんな独特の魅力を持つ作品が『メタルマックス』シリーズです。