世界的ゲームショウの“E3”(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)が、パートナーにReedPopを加えて2023年6月に行われることが発表された。

 ReedPopは、北米を中心としたゲーマー向けの“PAX”(ペニー・アーケード・エクスポ)や、コミックファン向けイベントのニューヨーク・コミコン、スター・ウォーズファン向けのStar Wars Celebrationなどの大型イベントを運営するエンターテインメント企業。傘下にはEurogamer誌や業界誌GamesIndustry.bizなどのメディアも持つ。

 そんなReedPopをプロデュースに迎えて行われる次のE3は、LAコンベンションセンターでの実イベントだけでなく、コロナ禍の中で伸びたオンラインのデジタルショーケースとのハイブリッド型のイベントになるとのこと。

 一方、その対象として挙がっているのは「パブリッシャー、デベロッパー、ジャーナリスト、コンテンツクリエイター(インフルエンサー)、製造者、バイヤー、ライセンス事業者」と、あくまで従来の業界関係者の範疇に留まっており、いきなりPAXのような一般公開型のイベントに大きく舵を切ることはなさそうだ。

 E3は2020年の新型コロナウイルスの流行以降、実イベントとしては中止が続いており、今年も4月に2022年開催の中止と仕切り直しが発表されていた。