世界最大級のゲームショウE3が、2022年の開催を断念することがわかった。業界紙GamesIndustry.biz(GI)などが主催のESAから確認したことを報じている。仕切り直して2023年夏の開催を目指しているという。
このニュースは周辺機器メーカーのRazerのPR担当者であるウィル・パワーズ氏がESAから中止の知らせを受けたことをTwitterで公表。本記事執筆段階でまだ公式サイトなどへの掲載はされていないものの、GI誌などがESAに問い合わせをしてこれが事実であることを確認できたという。
米ニュースサイトのAxiosでゲーム分野を担当するスティーブン・トティロ氏がESAからの回答として公開している文章によると、2023年夏にオンラインとオフラインで両開催することを目標としているようだ。
Just got an email... It's official, E3 digital is official cancelled for 2022. Lots of mixed feelings about this...
— Will Powers (@WillJPowers)
2022-04-01 03:25:26
Says 2023 event will be physical and digital. https://t.co/6xfWecc2Jl
— Stephen Totilo (@stephentotilo)
2022-04-01 04:36:45
E3は当初2022年はオンライン開催になる可能性を示唆していたが、これを断念した形となる。新型コロナウィルスの世界的流行が開始して以降、2020年は実施を断念し、2021年はオンラインで各社の配信等を支援した程度となっており、同様の状況で発足したオンラインイベントSummer Game Festなどに存在感を奪われている状態だ。