元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。Nintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプレイ日記。その第5回をお届け。
こんな要素が!!
かれこれ16年の付き合いになる幼馴染、ダイミョウザザミとのぶつかり合いの様子をお伝えしている。
10分ほど立ち回ってみて思ったのは、
「ダイミョウザザミは……どこまで行ってもダイミョウザザミだなぁwww」
ってこと。
「何を当たり前のこと言ってんだ」
と言われてしまうかもしれないが、俺のような“超”が付くベテランハンターにそう思わせるって、簡単なようでなかなか難しいことだと思うんだよね。
単純に考えれば、『モンハンライズ:サンブレイク』は新作だし、ダイミョウザザミが登場するのも久しぶりなので、印象がガラリと変わるような動きや生態を導入しても、
「なるほど。そう来たか!」
とナットクするハンターがほとんどだと思うのよ。
しかし、“モンスターは生き物であり、その世界の中でしっかりと息づいている”ということをマストに考える制作陣は、それで「ヨシ!」とはしなかった。ダイミョウザザミはダイミョウザザミとしての生態をキープしたまま、その骨格や筋肉、生息域などから導き出される行動を加味して、イメージから逸脱しすぎない絶妙な加減の改善を加えてある。
得意の水ブレスに……!
ジャンプ攻撃……!!
このほか、ジャンプしながら爪をブン回すような新たな動きもあったんだけど、そういったものも、
「確かにザザミなら、こういう動きもするだろうなあ!!」
と深く頷けるもので、早くも彼(ザザミねw)が『サンブレイク』の世界観に溶け込んでいるのがよくわかったよ。
とはいえ、何度も言うようにダイミョウザザミはダイミョウザザミなのだ。俺のようなベテランハンターにかかれば……!
あッ!!! 爪で顔を覆ってるッ!!! こここ、この状態になったらやることはひとつだよね!!!
「おおお、音オト!!! 音爆弾だよ音爆弾ッ!!!」
ぐるんぐるんぐるんぐるんぐるんぐるんぐるん……wwww(アイテム選択窓をグルグル回しているところ^^;)
「って、音爆どこ!!? ぜぜぜ、ぜんぜん選べね……って、回しすぎて通りこ」
ぺーーーーーーッ!!www
って、水引っ掛けんなッ!!!!(怒) ま、まだ子どもが(50歳だけど)選んでるでしょうがッ!!!! も、もうそんな咄嗟に、アイテムを選べないんだよおじさんは!!!><
そうなんだよ……w
ダイミョウザザミに音爆弾投げるなんて数年ぶりのことだったので、大いに焦ってまったくアイテム選択ができなかったわ……w
それでも、
「もう回復なんてイラネーや。アイテムウインド、一生音爆にしといて、爪で顔を覆ったら速攻で投げてやる……!w」
準備万端整えて、以降の立ち回りはすべて“音爆弾を成功させる”ことに注力した結果、ついに……w
キーーーーーン……!
やったぁぁぁああああ!!! 勝ったぁぁああああ!!!!www(何にだw)
執念の音爆弾、ダイミョウザザミの眼前でついに炸裂し、ご覧のような昏倒状態に……! わずかな硬直時間だけど攻撃を叩き込めるだけ叩き込み、
さらには……!
「うお!!! なんだコレ!!!!」
なんとなんと、“変幻翔蟲”という特殊な翔蟲を発見!!!w 新種だ新種!!! 大発見!!w
変幻翔蟲はどうやら、“金”と“紅”の2種類が存在するらしい。
手に入れられればだいぶ狩りの手助けになりそうなので、今後は積極的に探していこうと思いました。
さて、ダイミョウザザミとの決着はと言うと……!
フルバーストをズババババンバンと叩き込みまくり、
ついにズルズルと宿を引きずるまでにダメージを入れられたんだけど、肝心かなめの……!!
「いいい、いかん!!! まだ爪も宿も部位破壊できてねぇぇえええ!!! ベテランなのに!!!>< 余裕だったはずなのに!!!><」
部位破壊もせずにクエストを終わらせたとあっては世界一のガンランサー(笑)の名が廃ると思い、寝ているダイミョウザザミを捕獲せずに、あえての竜撃砲!!!
でも、この一撃で……w
ですよねぇぇぇぇええええ!!!!www 爪をひとつ破壊できたけど、中途半端に終わったぁぁぁああああ!!!www
というわけで、『モンハンライズ:サンブレイク』における、最初のダイミョウザザミ狩猟でした!!w
続く!
大塚角満(おおつか かどまん)
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。