ウクライナのキエフ(キーウ)を拠点とするゲームスタジオGSC Game Worldが、Xbox Series X|S/PC向けのFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』のオープニングシーンの映像と、その進捗を伝える新たな映像を公開した。

 本作はチェルノブイリ原発跡に発生した超常的空間“ゾーン”をめぐるサバイバルを描いたFPSゲーム。オープニング映像ではゾーンを目指してトラックで夜の道を進んでいく様子や、歪んだ重力場で瓦礫が浮遊しているゾーン内らしき場所が見られる。

 これは、マイクロソフトが放送した“Xbox Games Showcase Extended”のフィナーレで公開されたもの。開発側がロシアによるウクライナ侵攻の影響をモロに受けている中、進捗を伝える映像ではスタッフたちが登場し、開発機能を移転したチェコのプラハへの疎開の様子や、ウクライナに残ったスタッフたちの生活、そして前線で兵士として戦うスタッフからのメッセージなどが見られる。

 なお本作の発売時期については、現状では2023年の発売予定に仕切り直されている(侵攻の開始前までは今年末を予定していた)。

S.T.A.L.K.E.R. 2 update
スタッフたちの集団避難の様子。
S.T.A.L.K.E.R. 2 update
砲撃で亡くなってしまった猫のケージ。
S.T.A.L.K.E.R. 2 update
バスルームで働くコミュニティマネージャー。