2020年にNintendo Switch向けに発売されたアクションアドベンチャーゲーム『Deadly Premonition 2: A Blessing in Disguise』のPC版がSteamで配信開始された。価格は4100円で、現在は1週間の発売記念セールとして30%オフの2870円で販売中。なおSteamの製品ページには対応言語として英語のみが記載されているが、日本語テキストも対応している。

 本作は、そのクセの強い作りが内外で賛否両論を呼びカルト作となった『レッドシーズプロファイル』の続編にあたる作品。ストーリー的には続編でも前日譚でもある作りとなっており、現在パートと過去パートの二本立てで進行する。

 現在パートはふたりのFBI捜査官がとある事件の手掛かりを求めて元FBI捜査官ヨークに事情聴取を行うアドベンチャーゲーム仕立てとなっている一方、過去パートはアメリカの田舎町ル・カレを舞台に彼が過去に携わった事件を追体験していくという、オープンワールド形式のアクションアドベンチャーとなっている。

Deadly Premonition 2: A Blessing in Disguise
過去パートでは、ヨークがル・カレの街で奇怪な連続殺人事件の謎を追う。
Deadly Premonition 2: A Blessing in Disguise
現在パート。療養中のヨークの部屋で、デイヴィスとジョーンズのコンビが彼から情報を引き出そうと試みる。

 なお、今回のPC版では技術的な改善が施されており、より高解像度でプレイできるほか、ローディング時間なども短くなるなど、全体的にパフォーマンス向上がはかられているという。

 発表は海外GameRader誌が主催した新作ゲーム発表番組“Future Games Show”で行われ、本作のディレクションを務めたWhite OwlsのSWERY氏が出演するトレイラーが公開。引き続いてSteamでのサプライズ配信がスタートするという形で行われた。

Deadly Premonition 2: A Blessing in Disguise
Deadly Premonition 2: A Blessing in Disguise