ゲーム大好きライターが古今東西のインディーゲームを紹介。本日お届けするのはNintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC用ソフト『コーヒートーク』。
Text by:友野辰貴(映画大好きライター)●記事一覧
『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』が好きでファンタジー世界に憧れるライター。今回とっておきインディー初参戦。
【ココが推し】
- ファンタジー×現代の変わった世界観を舞台にした物語
- 誰でもプレイできるシンプルなゲームシステム
- 一癖も二癖もある、ユニークなお客さんたち
2020年シアトル 温かい一杯の飲み物が 彼らの日常を左右する
夜にひっそりと開くお店“Coffee Talk”。
本作は、“Coffee Talk”のバリスタとなり、お客さんをもてなすシミュレーションだ。その特徴は、エルフやオークたちが登場するファンタジー要素と現代社会が融合した世界観や、リアルな悩み・葛藤を題材にした物語。スランプのライター、価値観の違いにとまどう恋人たちなど、悩みを抱えた人たちが、それぞれ想いを吐露していく。会話を聞くだけのシンプルなゲームスタイルなので、誰でもプレイしやすい一作だ。
先日、そんな本作を手掛けたモハメド・ファーミ氏の訃報が飛び込んできた。『コーヒートーク』との出会いに感謝しつつ、ファーミ氏のご冥福をお祈りしたい。
彼らの運命はプレイヤーの手にかかっている……かも
How to serve
お店を訪れ、気分にあった注文をするお客さんたち。飲み物の制作パートでは、彼らの要望や状況に合わせた行動が必要となる。大事なのはお客さんの様子を見てメニューを決めること。要望通りのものが正しいとは限らない。
【1】注文を聞く
当たり前だが、最初はお客さんの注文を聞かなくてはならない。具体的なメニューを言ってくれれば助かるが、非常にあいまいな注文を言われるときもある。
【2】材料を選ぶ
ベース、メイン、サブの3種の材料を選ぼう。同じ材料でも、メイン・サブの組み合わせかたによって、特殊なメニューにもなる。アレンジを加えた結果、思わぬ発見をすることも。
【3】完成品を提供
作成したら、つぎはお客さんに出すだけ。思っていたものと違ったら、廃棄してもう一回作り直そう。もし注文を間違っても、大抵のお客さんは大人の対応をしてくれるので安心してほしい。
このメニューは正解? それとも……
レシピを開放してレパートリーを増やそう
飲み物の制作には、コーヒー、紅茶などのベース材料や、しょうが、ミント、シナモンなどのメイン・サブ材料が登場。特定の材料を組み合わせると、名前の付いた特殊なメニューを作成できる。
お客さんによっては、この特殊なメニューを注文してくる場合もあるため、事前の研究が欠かせない。
新メニューのレシピは携帯でいつでも確認可能
練習にぴったりなエンドレスモード
エンドレスモードでは、飲み物を自由に制作できるフリーサーブとつぎつぎと来るお客さんの注文をさばくチャレンジモードの2種類のモードがプレイ可能。本編プレイ前に、操作方法はここでおさらいしておこう。
レシピ開発におすすめ!
バリスタの腕を磨くならこのモード!!
コーヒートーク
- メーカー:コーラス・ワールドワイド
- 開発:Toge Productions
- プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC
- 発売日:2020年1月30日発売
- 価格:4378円[税込]
- ジャンル:アドベンチャー
- CERO:12歳以上対象
- 備考:Xbox One版はダウンロード専売 ダウンロード版は1600円[税込]、PC版はToge Productionsより発売で1320円[税込]