『バイオハザード』や『ディアブロ』シリーズなどでおなじみの、限られたスペースにアイテムを詰め込むインベントリー(アイテム収納)整理。“インベントリーテトリス”とも呼ばれるあの作業に特化したパズルゲーム『Save Room - Organization Puzzle』がSteamでPC向けに配信中だ。
さてそのゲーム内容はというと……もう本当に冒頭で書いた通りで、それ以上でもそれ以下でもない。アイテムを並べ替えたり、まとめたり消費してスペースを確保しつつ、ひたすらインベントリーを整理して残アイテムがなくなればクリアーだ。
設定的には“サバイバルホラーゲームの安全なセーブルームでのアイテム整理”というか明確に初期『バイオハザード』をイメージした内容となっていて、ハンドガンやショットガンや各種グレネードやロケットランチャーはもちろん、なぜか体力を回復できる各種ハーブなんかも登場。
ゲームには40面が収録されており、最初のうちは並べ替えだけで解けるが、次第にアイテムの消費テクなども求められるようになっていく。たとえば体力が全快になったら回復を行えないので、ハーブをまとめて回復薬を作ってから使うとか、(戦闘はないのに)あえてダメージを受けるテクを探さないといけないことも。
正直まだバグも多いし(マウスで操作しようとして落ちたりする)、一般販売されている既存素材を大量に使っていたりもする割とジャンクな一発ネタタイプのゲームなのだが、やると妙な中毒性がある。定価で205円、この記事の執筆時点ではまだあと半日ほど発売記念セール(20%オフの164円)をやっているので、ゴールデンウィーク終わりのちょっとした小ネタとして遊んでみるのもいいんじゃないだろうか。