2022年3月22日、Private Divisionは、独立系デベロッパーであるDie Gute Fabrik、Evening Star、Piccolo Studio、Yellow Brick Gamesと4つの新たなパブリッシング契約を結んだことを発表した。

 4つのスタジオはそれぞれ未発表作品を開発中で、それらが『Kerbal Space Program』シリーズや『オリオリワールド』、『The Outer Worlds』などと並ぶPrivate Divisionのリリースタイトルに加わることになる。

以下、リリースを引用

Private Divisionが4つの新たなパブリッシングパートナー契約を発表

Die Gute Fabrik、Evening Star、Piccolo Studio、Yellow Brick Gamesの業界を代表するクリエイターたちの手による新作タイトルをパブリッシング

Private DivisionがDie Gute FabrikやEvening Starなど、4つのスタジオと新たなパブリッシングパートナー契約を締結

Private Division(Take-Two Interactive Software, Inc.(NASDAQ:TTWO)のパブリッシングレーベル)は業界を代表する独立系デベロッパーであるDie Gute Fabrik、Evening Star、Piccolo Studio、Yellow Brick Gamesと4つの新たなパブリッシング契約を結んだことを発表しました。1月のRoll7の獲得に続き、これら4つのスタジオが手掛ける未発表タイトルが、『Kerbal Space Program』シリーズ、『オリオリワールド』、『The Outer Worlds』を始めとするPrivate Divisionのタイトル・ポートフォリオに加わることになります。

「Private Divisionはゲーム業界内で最もクリエイティブな才能を持つ人々を支援します。この4つのチームおよび彼らが築いてきた経験は様々なオーディエンスにアピールできる幅広いジャンルに渡っています」とPrivate Divisionのエグゼクティブ・バイスプレジデントであり代表のMichael Woroszは言います。「Die Gute Fabrik、Evening Star、Piccolo Studio、Yellow Brick Gamesはそれぞれが大きく異なる、多様でクリエイティブなビジョンを持っています。彼らのゲームを世界に紹介できることを楽しみにしています」

Die Gute Fabrikは2008 年に Nils Denekenによって創設され、現在はCEOでクリエイティブディレクターのHannah Nicklinが率いています。コペンハーゲンに拠点を置くこのスタジオはストーリー主導のゲームを開発しており、その代表作は2019年にIGFおよびIndiecadeで賞を受賞した、小さな町の噂話と超常現象が出会うミュータントのドラマ、『Mutazione』です。Die Gute Fabrikは様々なジャンルや歴史からインスピレーションを得て、ゲームという概念の限界に挑戦しています。チームは現在、新たなストーリー主導のゲームを制作中です。

「Private Divisionは、私たちがファンのために作り出したいと考えている体験のビジョンをしっかりと共有してくれており、そのコラボレーションの過程で生まれるエートスにとても興奮しています」とDie Gute Fabrikのスタジオ・リードとクリエイティブディレクターを兼任するHannah Nicklinは言います。「私たちの新たなストーリー主導のゲームと、それを作り出すために優れた開発メンバーたちを集められたことに興奮しています。詳細を発表できる日が来ることが待ちきれません」

Evening Starは2018年にChristian Whitehead、Dave Padilla、Tom Fry、Hunter Bridges、Brad Flickによって創設され、ロサンゼルスに本部を置き、ロンドンとメルボルンにも拠点が存在します。以前、創設者たちは好評を博したセガの『ソニックマニア・プラス』に携わっていました。彼らのデビュー作となるのは未発表の3Dアクションプラットフォーマーであり、独自のStar Engineを活用しています。

「私たちはチームの独特な経歴を活かすことに集中し、私たちならではの特徴的なスタイルが満載の刺激的な体験を作り出すことを目指しています」とEvening StarのCEOであるDave Padillaは言います。「Private Divisionは素晴らしいパートナーであり、彼らのチームは私たちのビジョンに同じくらい情熱を持っています。スタジオとして成長していくなかで、私たちが開発する新たな世界について詳しくお話しできるようになることを楽しみにしています」

Piccolo Studioは2015年にAlexis Corominas、Jordi Ministral、Oriol Pujadoによって創設されており、この3人の友人がゲームへの情熱を追いかけるために、バルセロナにある著名な広告代理店を離れたときに始まりました。スペインを代表する才能あふれるゲーム開発者たちを採用し、Piccoloのデビュー作となった『Arise:A Simple Story』は、そのストーリテリングとゲームプレイで高い評価を得ました。彼らはPrivate Divisionとのパートナーシップで、独自の新たなIPを開発中です。

「Piccolo Studioは、個人的な体験でありながらも、私たちのゲームをプレイする誰もが影響を受けたことがある普遍的なテーマを中心としたストーリーを作り出しています」とPiccolo Studioの共同創設者であるAlexis Corominasは言います。「私たちは独特なやり方で物語を伝えています。私たちのビジョンを支持し、物語をより多くのプレイヤーに楽しんでもらうために投資してくれるパブリッシャーが見つかったことを嬉しく思います」

Yellow Brick Gamesは業界のベテランであるThomas Giroux、Mike Laidlaw、Jeff Skalski、Frederic St-Laurentによって2020年にケベック・シティで創設されました。彼らは『Dragon Age』や『アサシン クリード』、『Tom Clancy’s Rainbow Six』などの複数の有名な大作シリーズに携わってきており、Yellow Brick Gamesは少数精鋭のチームが開発する革新的なエマージェント・ゲームプレイを世に届けることを目指しています。彼らは豊かでインタラクティブな世界を作り出すのはエマージェント・システムだと固く信じています。その信念に基づき、Yellow Brick Gamesは意欲あふれる新たなアクションRPGを開発中です。

「素晴らしい才能と野心的なアイデアを持ち、自分たちの製品に真摯に集中しながらも、大作のゲーム開発では不可能かもしれないリスクに挑む新たなスタジオを創設するというチャレンジに大きな意欲をもらいました」とYellow Brick Gamesのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるMike Laidlawは言います。「デビュー作では特別な何かを提供したいと考えています。Private Divisionとパートナーになったことで、真に忘れられないゲームを作り出すためのサポートが得られました」

これらのデベロッパーと協力して、Private Divisionは各プロジェクトの詳細を後日発表いたします。4つのタイトルはどれも開発の初期段階にあり、現時点ではリリース日は発表されていません。これらのタイトルはいずれもTake-Twoの会計年度で2024年度までは発売が予定されていません。

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