2022年1月28日、『ポケットモンスター』シリーズ最新作となるNintendo Switch用ソフト『Pokemon LEGENDS アルセウス』がいよいよ発売となった。

 本記事では、最序盤から探索が可能な“黒曜の原野”にて捕まえられるポケモンたちの中でも、とくに物語を進めるうえで活躍してくれるポケモンたちを9体ピックアップして紹介。各ポケモンが出現する詳細な場所や捕まえかたについても解説するので、参考にしてみてほしい。

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ストーリーで活躍してくれる黒曜の原野のポケモン9選

ムックル

タイプ:ノーマル ひこう

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 黒曜の原野に入ってすぐに出会えるムックルは、レベル14でムクバードに、レベル34でムクホークに進化する。『ポケモン ダイヤモンド・パール』や『ポケモン BD・SP』でも旅パにオススメのポケモンとして真っ先に名前が挙がる、オススメのポケモンだ。

 本作ではポケモンたちが特性を持たないため、“いかく”によって相手のこうげきを下げることはできないが、それでも攻撃面の優秀なステータスや技範囲の広さで最後まで活躍してくれる。

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▲ムックルはこちらに気付くとすぐに逃げ出してしまうので、捕まえる際は草むらなどに身を隠しながら近づこう。
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▲ムックルの生息地。

コリンク

タイプ:でんき

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 ムックルと同じく、シンオウ地方の冒険でも重宝されていたポケモン。レベル15でルクシオに、レベル30でレントラーに進化する。

 本作では、レベルアップでは覚えない特別な技を覚えさせる“技の伝授”が序盤から可能で、コリンクには“ほのおのキバ”や“こおりのキバ”などを覚えさせられる。でんきタイプの技が効かないじめんタイプのポケモンには“こおりのキバ”で弱点を突けるなど、幅広い相手と有利に戦えるため、ぜひ仲間にしておきたいポケモンだ。

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▲コリンクはこちらに気付くと攻撃をしかけてくる。気付かれてしまった場合はポケモンバトルに持ち込んで捕まえよう。
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▲コリンクの生息地。

アゲハント

タイプ:むし ひこう

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 アゲハントの特徴は、何と言っても進化の早さ。ケムッソがレベル7でカラサリスに進化すると、その後レベル10でアゲハントに進化する。序盤で仲間にできるポケモンの中では非常に高いとくこうを誇っており、“エアカッター”や“ぎんいろのかぜ”といったタイプ一致の特殊技も早い段階で覚えるので、バトルで大いに活躍してくれるはずだ。

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▲ケムッソから進化させずとも、アゲハントを直接捕まえることもできる。
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▲アゲハントの生息地。

イーブイ

タイプ:ノーマル

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 出現率はやや低めだが、本作では序盤からイーブイを仲間にすることができる。イーブイはシャワーズ、サンダース、ブースター、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、ニンフィアと8種類の進化形が存在しており、それぞれタイプが異なる。イーブイを仲間にしておけば、自身の手持ちに足りないタイプを補うこともできるので、余裕があれば早めに捕まえたいポケモンだ。

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▲イーブイは蹄鉄ヶ原に出現する。何度か足を運んで探してみよう。
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▲イーブイの生息地。

ケーシィ

タイプ:エスパー

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 ケーシィは耐久面のステータスが心もとないポケモンではあるが、とくこうのステータスはなんとアゲハントよりも高い。もちろんユンゲラー、フーディンに進化すれば、さらに高くなる。

 レベル16でユンゲラーに進化した後、フーディンへの進化には通信交換が必要だが、本作ではコトブキムラの“交換屋”にてポイントと交換で手に入る“つながりのヒモ”を使うことでも進化できる。

 レベルアップで特殊攻撃技をあまり覚えないのが難点。先述した技の伝授を活用しよう。また、本作では“めいそう”が攻めの力(こうげき&とくこう)と守りの力(ぼうぎょ&とくぼう)を上げる非常に優秀な技になっている。レベル11で覚えられるので、うまく活用したい。

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▲ケーシィはこちらに気付くと“テレポート”と思われる挙動で、一瞬にして消えてしまう。“フェザーボール”などを使って、遠くからボールを当てると捕まえやすい。
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▲ケーシィの生息地。

ストライク

タイプ:むし ひこう

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 ストライクも、序盤で登場するポケモンとしては破格のステータスを誇っている。タイプ一致かつ優秀な物理攻撃技“つばめがえし”もレベル11で覚えるため、捕まえれば即戦力になってくれる。

 “メタルコート”を使うことでハッサムに、“くろのきせき”を使うことで本作から新たに登場したバサギリへと進化する。“メタルコート”を使うことでハッサムに、“くろのきせき”を使うことで本作から新たに登場したバサギリへと進化するので、どうぐを手に入れたら使ってみよう。

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▲ストライクはこちらに気付くと襲い掛かってくる。近くにはオヤブンのストライクも出現するが、レベルは42と非常に高いので注意だ。
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▲ストライクの生息地。

カラナクシ

タイプ:みず

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 カラナクシは、これまでに紹介してきたポケモンと比べると、レベル30でトリトドンに進化するまではやや頼りないかもしれない。

 それでも、必ず命中する “みずのはどう”や、本作で新たに「相手の技を回避しやすくなる」という追加効果を得た“どろばくだん”、高威力かつ一定確率で相手の守りの力を下げられる“だいちのちから”など優秀な特殊攻撃技をレベルアップで覚えるうえ、技の伝授で“れいとうビーム”も覚えられるため、トリトドンに進化さえすれば大いに活躍が期待できる。

 早めに捕まえて育てておくか、レベルは高いものの同じ場所にトリトドンが出現するので、何とかゲットできれば大きな戦力になってくれるはずだ。

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▲黒曜の原野に生息するカラナクシとトリトドンは“にしのうみのすがた”。後に解放される群青の海岸に生息するカラナクシとトリトドンは“ひがしのうみのすがた”となっている。
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▲カラナクシの生息地。

ギャラドス

タイプ:みず ひこう

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 ギャラドスの強さはもはや語るべくもないだろうか。こうげきを中心にほぼすべてのステータスが平均的に高く、序盤で仲間にできればバトルで負けることはほぼなくなるといっても過言ではないほど。

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 そんなギャラドスは、なんと“黒曜の滝”の上空を優雅に飛んでいる。ふつうに近づくことはできないが、ギンガ団の団員ランクがフタツボシになると使えるようになる“フェザーボール”があれば、捕まえることが可能だ。

 ギャラドスは円を描くように周回しているため、フェザーボールを投げるときは、なるべくギャラドスが向こうからこちらへ真っすぐ飛んでくる瞬間を狙うと当てやすい。コツをつかむまでは難しいうえ、当てても必ず捕まえられるわけではないので、フェザーボールはたくさん用意していったほうがいいだろう。

 なお、本作ではギャラドス以外にも上空を飛んでいるポケモンが存在しているので、フェザーボールを入手してからはたまに上を見上げながら探索を行おう。

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▲ギャラドスの生息地。
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▲ギャラドスにボールを投げるポイントには、ポケモンライドを使わずともこのあたりから崖をのぼっていくことができる。

パラス

タイプ:むし くさ

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 パラス(パラセクト)はバトルにおいて優秀なポケモンとは必ずしも言えないが、上記のポケモンたちとは違った活躍が可能なある特徴を持っている。

 それは、相手を確定でねむけ状態にできるうえに命中100を誇る唯一の技“きのこのほうし”を覚えられること。さらに、相手のHPが必ず1残るように攻撃する“みねうち”も伝授できるため、ポケモンを捕まえる際に大活躍してくれるのだ。

 フィールドで直接モンスターボールを投げて捕まえられるのが本作の醍醐味ではあるが、オヤブンのように強力なポケモンや、伝説のポケモンなど、捕まえづらいポケモンもいる。そんなときにパラス(パラセクト)がいれば、楽に捕まえることができ、ボールの消費も抑えられる。

 ただ、本作では状態異常の効果が一部変更になっている都合上、“きのこのほうし”が捕獲率を高めてくれるかどうかについて厳密には分からない。筆者が使用している限りではパラセクトがいて捕獲に手こずったことはないので、従来通りの効果を発揮しているのではないかと思っている。

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▲パラスはこちらに気付くと襲い掛かってくる。ちょっと意外だった。
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▲パラスの生息地。

 さて、ぜんぶで9体のポケモンを紹介してきたが、もちろんここで紹介しきれなかったポケモンも含めて、誰を仲間にするのかは各トレーナーの自由だ。とくに本作は従来の作品以上にポケモンたちの表現が豊かなので、とにかく気に入ったポケモンを揃えていく楽しみが普段より大きい。

 バトルに勝てなくて困ったときや、どのポケモンをてもちに入れるか迷った際に、この記事を思い出してもらえれば幸いだ。