スクウェア・エニックスよりNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)、プレイステーション4、PC(Steam)用ソフトとして2021年10月28日(Steam版は10月29日)に発売された『Voice of Cards ドラゴンの島』。その新作として『Voice of Cards できそこないの巫女』の発売が決定した。2022年2月17日(Steam版は2月18日)発売予定、価格は各3520円[税込](DLCセットは各4356円[税込])、ダウンロード専売。
『Voice of Cards』シリーズは、クリエイティブディレクターにヨコオタロウ氏、エグセクティブ・プロデューサーに齊藤陽介氏、ミュージックディレクターに岡部啓一氏(MONACA)、キャラクターデザイナーに藤坂公彦氏といった豪華メンバーが開発スタッフに名を連ねる、テーブルトークRPGをモチーフにしたRPG。すべてがカードで表現され、プレイヤーはゲームマスター(テーブルトークRPGにおける、ゲーム進行を取り仕切る人物)のナビゲーションによりゲームを進めていく。そのため、ひとりではなくゲームマスターといっしょにゲームプレイをしているといった新しい感覚でRPGを楽しめる。なお、『できそこないの巫女』のゲームマスターは速水奨さん。
本稿では、そんな『できそこないの巫女』の第1報をお届け。
すべてが“カード”で表現される世界で“声”の導きによる冒険が始まる。
ゲームマスター
「君は今から、ある物語の主人公として冒険へ旅立つことになる。物語の舞台は、古の伝説が息づく辺境の海。そこで生きる人々の想いを結びながら、『終焉の運命』を変えるべく旅をするのだ。君なら必ず、旅の目的を果たせると信じている。では、そろそろ出発してもらうとしよう。航海の無事を祈っている……」
ゲームマスター役:速水奨さんからのコメント
『Voice of Cards できそこないの巫女』のオファーをいただいて、なかなかボリュームたっぷりな台詞量と聞いて、少しだけ躊躇いました。でも、内容が面白そうだったので、是非、演じさせて頂きたいなと強く思いましたね。
演じさせていただいたゲームマスターはジェントルマンだと思います。いつも主人公(プレイヤー)を見守り、導く、優しくて信頼できる存在だなと認識しています。
大切にしたポイントは、ゲームマスターとして、僕の声だけでゲームの世界に誘い、ナビゲーターとして主人公を導かなければならないので、信頼感、安心感を持ってもらえるように演じたつもりです。あっ、でも、演技過多にならないよう、素の自分に近いところを意識しました。
本作は小説とゲームの間にあるような、とてもユニークでパーソナルな作品だと思います。知的好奇心と遊び心をくすぐる、文学的な香りもしますね。僕の声が、その世界の広がりの一つの要素になっていたら幸いです。
ゲームが始まると、ずっと一緒ですよ。大丈夫ですか? ずぅ~っと僕の声だけで進む世界ですよ。まあ、物語は面白いし、登場するキャラクターたちも魅力的です。僕としては、お薦めします。でも、大丈夫ですか? 大丈夫なら、是非、一緒に冒険の旅に出ましょう♪
ストーリー
美しい海に囲まれた、精霊が住まう諸島。
“巫女”と呼ばれる女性と、巫女を守る“従者”が組んで、代々、島を維持するために精霊を生き永らえさせてきた。
諸島のとある島は、巫女がおらず、滅びの日を待つ。
島を救おうと、少女を巫女にするために尽力する青年。巫女として生まれ、巫女になれなかった、できそこないの少女。ぬいぐるみ姿の自称精霊に導かれ、諸島の伝説を巡る彼らの航海が始まろうとしていた。
キャラクター紹介
バラン 島を救うべく旅に出る青年(主人公)
航海士の青年。彼は故郷の村に迫る終末を受け入れられずにいる。そのせいか、あまり笑うことがない。
ラティ 巫女になれなかった少女
島の海岸で倒れていたところ、航海士の青年に保護された少女。彼女は声を失っているが、その理由はわからない。
ラック 主人公達を導く自称精霊
愛らしいぬいぐるみのような生き物。精霊を自称しているが、その姿が本体なのか、何かが被り物をしているのかは誰も知らない。
フィーラ 可憐で自由奔放な巫女
青ノ巫女たる少女。楽しみを求める彼女はいつも笑顔で、からかい上手。彼女の周りも自然と笑顔になる。
ハイド 堅実で冷静沈着な従者
青ノ巫女に仕える従者で、彼女とは恋人どうし。いつも冷静で完璧主義な彼が、その表情を崩すことはなかなかない。
フィールド
フィールドや街、ダンジョンなどすべてをカードで表現。バランたちは船で海を渡り、周辺の諸島にいる四人の巫女へ会いにいくこととなる。
大海原
戦士の国
魔の湿原
ショップ
武器屋や装飾屋では装備品、道具屋ではさまざまなアイテムが購入可能。
装飾屋
道具屋
武器屋
イベント
物語の途中、プレイヤー=バランはいくつもの選択を迫られる。どの選択肢を選ぶかによって、イベントの結末が変わることも!?
パーティ
バトルに参加できるキャラクターはバラン、ラティ、巫女と従者の最大4人。巫女と従者がいないときはラックがパーティへ参加する。
バトル
テーブルトークRPGをモチーフにした、ボード上で行われるターン制バトル。カード内の赤い石はHP、左下が攻撃、右下が防御を表している。
※写真のサンダーでは1個消費
早期購入特典
ニンテンドーeショップ、PlayStation Store、Steamにて『Voice of Cards できそこないの巫女』を2022年3月7日(月)23:59まで(Steam版は3月8日(火)02:00まで)に購入すると、ゲーム内で使用可能なDLCを入手することができる。
※早期購入特典は、予告なく終了する場合があります。
※内容・仕様は予告なく変更になる場合があります。
※早期購入特典は、後日無料または有料で頒布される可能性があります。
幸運のクジラ模様
ゲーム内で表示されるカードの裏面を、その姿を見た者に幸運をもたらすと伝わる、伝説のクジラを模したデザインに変更可能。
※一部、変更されない箇所があります。
海のタイルテーブル
ゲーム内のテーブルを、海をイメージしたデザインに変更可能。
※一部、変更されない箇所があります。
Voice of Cards できそこないの巫女+ DLCセット
『Voice of Cards できそこないの巫女』のゲーム本編に、ゲーム内のカードやコマなどのコンポーネントを『ニーア オートマタ』をモチーフとしたデザインに変更できるDLC7種と、すべてのキャラクターとエネミーのイラストをドットアートに変更できるDLC1種をセットにした商品。
※セットに含まれているDLCは、個別でも販売されます。
※インターネットに接続することで利用できるサービスは、ゲームソフトの発売から期間が経過すると終了する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※ゲーム内で、一部、DLCの変更が反映されない箇所があります。
ドットアートセット
すべてのキャラクターとエネミーのイラストをドットアートに変更できる。
※一部、変更されない箇所があります。
人形達の装束
主人公、ラティ、ラックの衣装を、別の衣装デザインに変更できる。
※一部、変更されない箇所があります。
YoRHa部隊のエンブレム
カード裏面を、YoRHa部隊のシンボルを模したデザインに変更できる。
※一部、変更されない箇所があります。
2Bのコマ
陸地用のプレイヤーのコマを、2Bを模したデザインに変更できる。
オートマタのダイス
ダイスを、ポッド風のデザインに変更できる。
※一部、変更されない箇所があります。
複製された街のボード
バトルボードやジェムボックスを、複製された街を模したデザインに変更できる。
※本コンテンツには、ダイスは付属しません。
機械生命体のテーブル
テーブルを、機械生命体を模したデザインに変更できる。
※一部、変更されない箇所があります。
レジスタンスのジュークボックス
BGMを、人類のために死闘をくり広げたアンドロイド達を想起させる曲に変更できる。
※一部、変更されない箇所があります。
スタッフ
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クリエイティブディレクター:ヨコオタロウ氏
代表作:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ/『NieR』シリーズ
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エグセクティブ・プロデューサー:齊藤陽介氏
代表作:『NieR』シリーズ
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ミュージックディレクター:岡部啓一氏(MONACA)
代表作:『ドラッグ オン ドラグーン3』/『NieR』シリーズ
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キャラクターデザイナー:藤坂公彦氏
代表作:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ
- シナリオライター:和田侑樹氏
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ディレクター:三村麻亜沙氏
代表作:『Voice of Cards』シリーズ