Facebookが社名をMetaに変更したことは既報の通り。これに合わせてOculusブランドも変更することも明言されていたが、本日2022年1月27日、Oculusブランド変更に関する正式発表があった。

 それによると、“Oculus Quest from Facebook”はMeta Questに、“Oculusアプリ”は今後“Meta Questアプリ”に変わるとのこと。同時に、販売されているヘッドセットの外箱印字や、ソーシャルメディアのアカウント名についても変更していくという。そのうえで、「ハードウェアのブランド表記は変更しますが、ソフトウェアや開発者向けツールなど、当社のDNAの中核としてOculusの精神は存続していきます」としている。

 Metaは“社会のつながりの次なる進化”として、メタバースに注力する姿勢を明確にしているが、「仮想現実(VR)は、人々がメタバースにアクセスするための最も没入的な方法です。10億人の人々をVRの世界へつなげるという目標に向けて、VRヘッドセット「Quest」がMeta社の製品であることを明確にしたいと考えています。このような背景から、当社のブランドをよりシンプルにするため、Oculusブランドから卒業することにしました。当社の製品を購入して使用する際は、これらのデバイスや体験のすべてがMeta社の技術によって実現しており、当社のメタバースについてのビジョンに繋がるものであることを知っていただきたいと思っています」と、ブランド変更の理由を說明している。

Meta Questブログ