『真・三國無双8 Empires』がついに発売。ゲームの目的や政略フェイズと攻城戦について、基本的なシステムを解説
コーエーテクモゲームスより、2021年12月23日に発売される『真・三國無双8 Empires』。対応ハードはNintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、プレイステーション5(PS5)、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)。
※Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)はダウンロード専売
本作は『真・三國無双8』をベースに、『真・三國無双 Empires』シリーズの要素を取り入れた、シリーズ最新作。これまでの『真・三國無双 Empires』シリーズの要素はそのままに、バトルフィールドが広大な城の周囲となり、“攻城戦”をテーマにしたタイトルだ。
本記事では『真・三國無双8 Empires』の基本システムを解説。これから初めて遊ぶ人や、久しぶりに『真・三國無双 Empires』シリーズを遊ぶという人は、ぜひチェックを。
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ゲームのメインは“争覇モード”。プレイしたい武将と、シナリオ(開始する年代・設定)を選んでゲームを始めよう。プレイできる武将は無双武将(いわゆる顔あり武将)だけでなく、一般武将など、ゲームに登場する武将すべて使用可能。
登場する無双武将は『真・三國無双8』のダウンロードコンテンツとして登場した夏侯姫、董白、華雄、袁術も含めた全94名で、本作に追加武将はいない。武将エディット機能があり、自分のオリジナル武将を作成するなども可能だ。
ゲームの目標は、中国大陸をすべて支配し、中華統一を目指すことだ。
自由自在なプレイスタイル
『真・三國無双 Empires』シリーズは、ひとりの武将として三国志の世界を生き抜く、シミュレーション+無双アクション。体験できる要素は立場によって異なり、武将の立場は大まかにわけて在野、一般、大将軍&軍師、君主の4つ。
在野・放浪軍
在野はどこにも属さず、地域を治めずに、自由奔放なプレイが楽しめる。とはいえそこまでやれることはなく、ほかの武将と仲よくなることがメイン。いずれは自分で勢力を旗揚げするか、仕官する必要がある。本来ならば自分の勢力にいる在野武将のみスカウトできるが、在野・放浪軍は全地域の武将と接触できるのが強み。
一般・将軍
君主の部下として、君主の方針に従って行動する。功績を上げていけば昇進することも。選べるコマンドは少し少ないが、君主の中華統一を支えるために立ち回る重要な役割だ。
大将軍・軍師
大将軍は武力、軍師は知略のトップといった感じ。本作にはそういったパラメータはないので、達成した政略目標(詳細は後述)で任命される可能性がアップする。君主のつぎに選べる政略コマンドが多い。君主の右腕、または左腕として活躍する立場にある。
君主
勢力の頂点として、すべての権限を持ち、全コマンドを実行できる。自分の考えで立ち回れるので、シミュレーションが得意な人は君主になるといい。半面、ある程度の運営は自動でお任せしたい場合は、一般武将などでプレイするのがオススメ。
政略・人事
本作のメイン画面とも言えるのが、政略フェイズ。1ヶ月が1ターンとなっており、各ターンで自分のやりたい政略コマンドを選び、勢力を繁栄や他勢力への侵攻をする。6ターン(ようは半年)ごとに評定がおこなわれ、各勢力の目標を決める。
評定では政略目標が決められ、一般なら自動で提示、軍師などの役職持ちならば君主に進言、君主なら自由に選択できる。目標を達成すれば、功績(ようは経験値)を得られる。行動の目標となる指針となっている。
散策
散策は『真・三國無双8』のオープンワールドフィールドを駆け巡れる要素で、武将の人事にも関わっている。散策では仲間の武将との友好度を高めたり、在野武将のスカウトなどが可能。会話や登用自体はフィールドを駆け巡る必要はなく、コマンドのみで選択可。行動回数が決められており、行動力は称号を得ることで最大数がアップしていく。
称号
本作は選んだ政略コマンドなどで、6つの名声値が得られる。簡潔に言えば、軍事系のコマンドを選ぶと武力の名声値が上がるようなイメージ。善・悪といった名声もあり、民を苦しめるような政治をおこなえば悪名高い武将になれる、というような感じ。
名声値を特定の数値まで上げると、称号が得られる。称号を得ると各名声値への取得ボーナスが付与されたり、兵科が開放されるなど、さまざまな恩恵が受けられる。
人員配置
本作は各地域ごとに武将を配置するシステムで、配置した武将は隣接した地域にのみ防衛・侵攻に参加できる。武将には兵力数が紐づいているため、武将の数=戦力となる。一般武将時は関われないが、軍師や君主などになれば、武将の配置を変更可能(政略コマンドなので、1ターン消費する)。
お金と兵糧
お金はさまざまな政略コマンドの実行などに必要なリソース。兵糧は出撃できる兵力数に関わり、たとえ兵力をたくさん持っていたとしても、兵糧が足りないと出撃できなくなるので注意。
攻城バトル
侵攻または防衛すると、バトルが開始。基本システムは『真・三國無双8』とほぼ同じ(いくつか追加要素がある)。バトルの勝利条件は、敵陣営の総大将を倒すこと。敗北条件は、ざっくり言えば兵力数ゼロで総大将が敗北すること。自分が倒されても戦闘には敗北せず、兵力数がゼロの状態で倒される、または味方総大将や本陣の敗走で敗北となる。
バトルフールドとなるのは、その地域の城の周囲。城の周囲にある拠点を制圧するなどして、バトルを展開していく。兵力数は勢力ごとの合計で賄われており、ようはコストのような感じ。敵を倒せば敵のコストが減り、倒されると味方のコストが減るような感覚だ。
バトル開始時から敵陣営の総大将へ直接触れることはできず、総大将が登場する“決戦モード”に突入する必要がある。侵攻時の決戦モード突入は、敵城を開城すること。防衛時は兵器拠点をすべて奪うか敵兵力数をゼロにすれば突入する。
なお、より具体的なシステムは下記記事にて解説している。
拠点の制圧
各拠点は画面上部に書かれた一定の兵力数を倒すことで、制圧できる。武将が近くにいると、武将を倒さないと制圧できない。通常拠点はさほど意味はないが、攻城兵器拠点を制圧すると、攻城兵器を呼び出せる(防衛時は攻城兵器を防ぐことができる)。
武将の撃破
武将は撃破することで総兵力数が大きめに減る。武将の活躍が戦況に大きく反映されるため、倒しておいて損はない。ただ、倒しても一定時間後に復活するので、何度も出現する。できるだけ時間を掛けずに倒したいところ。倒すたびに捕縛率が上がり、捕縛すると再出現しなくなる。そのため、何度も倒して捕縛を狙うのも重要だ。
作戦秘計
作戦秘計は、両陣営が最初にバトルで目指す主目標。バトル開始前に選択することができ、条件を達成すれば有利な状況に。失敗すればデメリットがある。敵陣営も発動し、阻止すればこちらが有利に、達成されると不利になる。戦況を大きく左右する要素なので、基本は自軍の作戦秘計の達成、敵軍の作戦秘計の阻止を狙って立ち回ろう。
開門
城の門は兵器拠点を制圧し、攻城兵器を使って開門を狙う。直接門を破壊するほか、城壁をのぼって裏から門を開ける方法がある。
多彩な戦術で中華統一を目指そう
以上が、『真・三國無双8 Empires』の基本システム。下記記事ではさらに攻略に役立つ情報をお伝えしているので、ぜひ中華統一に役立ててほしい。