高橋弥七郎先生の人気ライトノベルを原作とし、2005年10月よりアニメ化を果たした『灼眼のシャナ』。現在アマゾンプライムビデオでは、テレビシリーズ(3期は除く)をはじめとした下記の作品が視聴可能です。

  • 『灼眼のシャナ』(全24話)
  • 灼眼のシャナII』(全24話)
  • 灼眼のシャナS』(全4話)
  • 灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習!」』(全1話)
『灼眼のシャナ』(アマゾンプライムビデオ)

 原作のライトノベルは、『電撃文庫』にて2002年から2012年まで刊行。テレビアニメはもちろんドラマCDやゲームといった数々のメディアミックスが展開され、2006年以降には『灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習!」』などのOVAシリーズも発売されました。

 さて気になる物語のあらすじですが、第1話は主要キャラクター・坂井悠二(声:日野聡)が初めて紅世の徒(ぐぜのともがら)を目の当たりにする展開に。さらに終盤では、自身が“トーチ”という仮初めの存在であったことを知らされます。

アニメ『灼眼のシャナ』は“燃え”と“萌え”が楽しめるバトルファンタジー!? 究極のツンデレヒロイン・シャナに魅せられる【アマゾンプライムビデオおすすめ】
『灼眼のシャナIII -FINAL-』公式サイト キャラクター紹介より

 まず紅世とは“この世の歩いてゆけない隣”と呼ばれる異世界のことを指し、徒はそこに住む住人を表す言葉。彼らは紅世から渡り来ては人間がこの世に存在するための力――存在の力を奪い、力を奪われた人間は“いなかったこと”にされてしまいます。

 ただいきなり存在が消えると世界のバランスが狂うため、仮初めの存在として作られるのがトーチ。トーチになった者は徐々に存在感や居場所を失っていき、やがて誰にも気に留められなくなったころにひっそりと消えていくのが定め……。そんな世界の歪み拡大を防ぐために紅世の徒を討伐する異能者・フレイムヘイズこそが、本作の主人公にして炎髪灼眼の少女・シャナ(声:釘宮理恵)でした。

アニメ『灼眼のシャナ』は“燃え”と“萌え”が楽しめるバトルファンタジー!? 究極のツンデレヒロイン・シャナに魅せられる【アマゾンプライムビデオおすすめ】
『灼眼のシャナIII -FINAL-』公式サイト キャラクター紹介より

 ここまでの内容を聞くと、誰もが『灼眼のシャナ』=シャナと徒の戦いを描いたバトルアニメと思うでしょう。もちろんそのイメージは間違っていませんし、独特な世界観や迫力のバトルも見どころのひとつ。しかし何といっても本作の魅力は、究極のツンデレヒロイン・シャナに集約されていると筆者は考えます。

 彼女は当初こそ感情表現の乏しいクール系美少女といった感じですが、悠二と関わっていくうちに人間らしい感情が育まれていくように。やがて悠二に対して恋心めいた想いを抱くようになり、嫉妬心さえ見せ始めます。とくに第10話はもはやちょっとした恋愛アニメ。素直になれないシャナがひたすらかわいいです。

アニメ『灼眼のシャナ』は“燃え”と“萌え”が楽しめるバトルファンタジー!? 究極のツンデレヒロイン・シャナに魅せられる【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

 『灼眼のシャナ』は、いわば“燃え”と“萌え”の両方を楽しめるバトルファンタジー。果たしてトーチである悠二の運命は? そしてシャナの魅力とはいかなるものなのか、気になる方はぜひ本編をチェックしてくださいね。

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

『灼眼のシャナ』(アマゾンプライムビデオ)