2021年10月28日(木)、プレイステーションの最新情報を伝える動画番組“State of Play”が配信。スクウェア・エニックスのRPG『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』が発表された。
2016年に発売された『スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness』以来となる家庭用のシリーズ最新作となる本作は、『スターオーシャン』の25周年記念作品としてプレイステーション4、プレイステーション5、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)で2022年に発売予定。開発をトライエース、シナリオを五反田義治氏/和ヶ原 聡司氏/更伊 俊介氏、音楽を桜庭統氏、キャラクターデザインをあきまん氏がそれぞれ手掛ける。
スクウェア・エニックスとトライエースによるRPG『スターオーシャン』シリーズは、1996年に第1作が発売され、現在までにナンバリング5作、外伝1作、スマートフォンタイトル1作が制作されている。
SFとファンタジーというふたつの世界観が融合したストーリー、豊富なプレイアブルキャラとサイドストーリー、簡単操作で爽快な戦闘が楽しめるバトルシステムなどが特色のタイトルだ。
プロローグによれば今回の“宇宙暦”は583年以降。時系列としては『スターオーシャン:アナムネシス』(宇宙暦539年)以降、『スターオーシャン Till the End of Time』(宇宙暦772年)以前となるようだ。
▼『スターオーシャン』シリーズの歴史は下記記事をチェック!
『スターオーシャン』をAmazon.co.jpで検索するキーアートとプロモーショントレーラーが公開
発表に伴い、あきまん氏描き下ろしのキーアート、並びにティザートレーラーが公開された。
『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』ティザートレーラー
『スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』の特徴
SFとファンタジーふたつの文明で交わる主人公、それぞれの目線で進むストーリー
『スターオーシャン セカンドストーリー』で採用されたダブルヒーローシステムが復活。
先進文明(SF)、未開惑星(ファンタジー)それぞれの主人公の目線で、壮大な星の海の物語が展開される。選択した主人公により、ストーリー途中のイベントや、最終的な仲間キャラクターが変化する。
豊富なプレイアブルキャラクター
ふたりの主人公の他、さまざまなキャラクターが仲間となり、操作することが可能。
空間を自由自在に飛び回ることが可能
本作ではキャラクターは360°自由に活動することができ、空を飛ぶことも可能だ。公開された映像では、空を飛びながらフィールドや街を探索する様子を確認できる。
立体的な移動と探索 視界の全てが冒険フィールド
過去最大級のフィールドを、空を飛びながら立体的に移動可能。岩場や街の屋根を飛び回って探索をしたり、崖の上から飛び降りてシームレスにバトルに突入したりと、冒険とバトル両面で、これまで以上に自由なアプローチを楽しめる。
シリーズ最速、最強アクションのスターオーシャン
超高速移動からの突撃、敵の前から瞬間的に消え去るアクションや、一撃必殺を可能にするスキルで大量の敵を一網打尽に。天地を自在に飛び回りながら、爽快で歯ごたえのあるバトルを体験できる。
登場キャラクター紹介
レイモンド
- 声優︓木村 昴
- 武器︓大剣
銀河連邦に属さない惑星ベグアルド出身の青年。一族が経営するローレンス・ロジスティクス社で輸送艦イーダスの艦長を務める。
「なんとかなる」が口癖で仲間と仕事のためには無謀な挑戦をすることもあり、イーダスのクルーにはいつも心配されている。おおらかな性格で人当たりが良く、同時に商人としての嗅覚が鋭い。
銀河連邦に所属していないが故に、未開惑星保護条約にも縛られず、また良くも悪くも相手との身分差に拘泥しないため、レティシアからはその性格を歓迎されているが、アベラルドからは警戒されている。
レティシア
- 声優︓水瀬 いのり
- 武器︓双剣
未開惑星“アスター4 号星”に大きな版図を持つオーシディアス王国の王女。
明るく思い切りの良い性格で、王族の身でありながら鎧をまとい、双剣を操るその勇ましい姿は国民からも広く慕われている。
近年、軍事的な緊張が続く隣国との状況を覆すべく、とある人物を探してお忍びの旅に出発したレティシアは、その旅路でアスター4 号星に漂着したレイモンドと出会い、互いの目的のため、共に旅をすることとなった。
アベラルド
- 声優︓花江 夏樹
- 武器︓チャクラム
オーシディアス王国でレティシアに仕える騎士であり、一緒に育った幼馴染でもある。
理術とチャクラムを操る体術の双方に優れ、強い忠誠心によりレティシアの身辺に常に目を光らせている。左腕を指先まで覆っており、時折腕を庇うような仕草をみせる。
お忍びの旅の途中で出会ったレイモンドを強く警戒しているが、レティシアの意向には逆らえず、渋々同行を許している。
エレナ
- 声優︓種崎 敦美(※)
- 武器︓変形武器
輸送艦イーダスのクルーで、レイモンドの副官。
艦のほぼ全域にわたる運用を管理しており、その膨大な知識と、冷静沈着な佇まいからクルーとレイモンドからの信頼は厚い。
何事にも正直で、ともすれば無茶をするレイモンドには驚かされることも多いが、彼のリーダーとしての資質を高く評価している。
※崎の正式表記は立つさき。
プロローグ
広大な銀河の彼方で… 二人の主人公が出会う時 宇宙の運命が大きく動き出す
銀河連邦。太陽系より発し、銀河系に生きる人々の安寧と平和を保ち続けてきたその組織は、時とともに版図を拡大し、その都度多くの英雄達が、多くの星々が見舞われた危難を“連邦”の名の下に救ってきた。
だが“宇宙暦”583年。巨大化した銀河連邦は時に加盟を望まぬ星すら呑み込み、“正義”をかざすその手は闇に染まろうとしていた。
銀河連邦に所属しない先進惑星ベグアルドを出発した輸送艦イーダス艦長レイモンドは、慣れた航路での貨物輸送の任務の途中、銀河連邦きっての名家“ケニー一族”の乗る戦闘艦アストリアの襲撃を受ける。レイモンドはクルーのクロエとともに、辺境の未開惑星アスター星系4号星への退避を余儀なくされる。だが着陸する直前、地表からの EMP と思われる攻撃を受け脱出ポッドがダウン。見知らぬ星で仲間と離れ離れになってしまう。
なんとか着陸を果たしたレイモンドだったが、直後、原生生物に襲われてしまう。間一髪、彼を助けたのは、オーシディアス王国第一王女、レティシアだった。
レティシアは隣国ヴァイル帝国に脅かされる己が国を救うため、空駆ける流星に乗って現れたレイモンドに助力を求め、レイモンドはクロエの捜索に協力してもらうことと引き換えにその申し出を受ける。だがレイモンドはアスター4号星でクロエを探し、ヴァイル帝国に対抗する手段を探す旅の最中、再び銀河連邦の影を見る。
「レイは、どこから来たというのです︖」
「俺は空の向こう側から、この星に来た。」
巨大な力の脅威に立ち向かう二人が出会ったとき、銀河はまた一つ、新たな歴史を刻み始める。
次回情報発表について
『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』の次回情報発表は2022年春ごろの予定。
アート紹介
イメージアート
ワールド
カットシーン
ゲームプレイ
スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE』製品情報
- タイトル:スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE
- 発売日:2022年発売予定
- プラットフォーム:PS4、PS5、XboxOne、Xbox Series X|S、Steam
- ジャンル:RPG
- プレイ人数:1人
- CERO:審査予定
- 価格:未定
- CHARACTER DESIGN︓akiman
- 公式サイト
- 公式Twitter
- 開発:トライエース
- シナリオ:五反田 義治 / 和ヶ原 聡司 / 更伊 俊介
- 音楽:桜庭統
- キャラクターデザイン:あきまん
[お詫びと訂正]記事公開時、記事タイトルに一部誤りがありました。読者の皆様、ならびに関係各位にご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに訂正いたします。