“東京ゲームショウ 2021 オンライン”開催3日目、スクウェア・エニックスの番組“SQUARE ENIX PRESENTS TGS2021”にて、『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』に関する番組“STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN TGS2021 特別番組”が公開された。
※『FF オリジン』最新情報や、開発スタッフインタビューなどはこちら
番組内では本作の魅力の紹介のほか、マルチプレイによる実機プレイなどが披露された。また、2021年6月中のみ配信された体験版第1弾のアンケート結果を経て、どこを改善したのか具体的なポイントを開発陣の解説もあった。本記事ではその改善ポイントをピックアップしてリポートする。
まずはグラフィックについて。アンケートではじつはグラフィックの評価がよくなかったそうで、製品版ではよりブラッシュアップされたグラフィックでゲームを楽しめるという(配信中の体験版第2弾にも現段階の調整が入っているとのこと)。
いまのところはおもにライティング調整がメインで、体験版第1弾のときはダークな『ファイナルファンタジー』を目指したところ、あまりにもダークなゲーム画面に、全体が暗すぎる印象をユーザーに与えてしまったようだ。今回の調整ではゲーム全体の明るさがアップし、より視認しやすいように見える。
また、アクションをより強化しているという。アンケート結果でもアクションは好評だったとのことだが、良い部分をより伸ばす方向性で開発を進めているという。大きなところだと“ライトブリンガー”の効果時間を伸ばし、さらに強化。消費MPは増えたが、より活用しやすくしたそうだ。
ほかにも、仲間のキャラクターたちは正直さほど戦闘に参加してくれず、やや頼りない印象があった。仲間を強化するアクションが追加されたそうで、これを使うことで積極的に戦ってくれるようになったとのこと。
これら以外にも細かな調整が加えられており、まだまだブラッシュアップを図っているとのこと。体験版第2弾のアンケート結果ももちろん取り入れるそうなので、ぜひ体験版をダウンロードして、いろいろな意見を送ってみてはいかがだろうか。
※画像は配信画面をキャプチャーしたものです。