日本ファルコムより、2021年9月30日に発売されたプレイステーション4用ソフト『英雄伝説 黎の軌跡』の情報を総まとめしてお届け。
本作は、2004年に第1作が発売された日本ファルコムのRPG『軌跡』シリーズ最新作。シリーズ11作目にして、後半戦の幕開けに位置づけられた本作では、舞台や登場人物、主要なシステムも一新されて、新たな軌跡(ものがたり)が描かれる。
『英雄伝説 黎の軌跡』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『英雄伝説 黎の軌跡 SPRIGGAN Edition』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)舞台
物語の舞台は、戦後賠償がもたらした未曽有の好景気に沸く多民族国家・カルバード共和国。探偵や賞金稼ぎなどさまざまな依頼を受ける“裏解決屋(スプリガン)”として生きる青年のもとに舞い込んできた“奇妙な依頼”が、やがてカルバード全土を震撼させる事態へと発展していく。
キャラクター
本作に登場する8人のメインキャラクターをご紹介。
ヴァン・アークライド(声:小野大輔)
年齢:24歳/武器:撃剣(スタンキャリバー)
「これが仕事ってもんだ――“裏解決屋(スプリガン)”を舐めてんじゃねぇぞ。」
黒髪に蒼のメッシュ、深い蒼色の瞳が印象的な首都イーディスの旧市街を拠点に活動する若き“裏解決屋”。
ドライで現実的な性格に思われることもあるが自分なりの筋を通すタイプで面倒見も悪くない。
仕事柄、さまざまな業界の人間とも繋がりを持っており、それなりに幅広い人脈があるようだが、それでもどこか心の奥底には触れさせまいとする一面を見せることも。
偶然に近い形で裏解決屋となったものの、その生きかたには納得しているらしく“ハズレ仕事”でもボヤきながら確実にこなしている。
アニエス・クローデル(声:伊藤美来)
年齢:16歳/武器:導力杖(オーバルスタッフ)
「ヴァンさんの流儀は分かります――けど、学生にだって譲れないものはあるんです!」
首都の名門校“アラミス高等学校”に在籍している1年生の女生徒。
艶やかな長い金髪をなびかせる、清楚で柔和な雰囲気の少女だがその涼しげな瞳の奥には強い意志を宿す。
学校では選択科目として導力杖による護身術を履修しているほか生徒会にも所属。気の置けない友人たちと協力しながら庶務としての活動に励む毎日を送っている。
とある事情で亡き“曾祖父”の遺品である“導力器(オーブメント)”が何者かに盗まれたことを知ったアニエスは何故か警察や遊撃士協会への相談を避け、どんな仕事でも受けるという“アークライド解決事務所”に依頼を持ち掛けるのだが……。
フェリ・アルファイド(声:小倉唯)
年齢:13歳/武器:突撃銃剣(アサルトソード)
「わたしが守ります――焔と女神(アルーシャ)の加護を!」
褐色の肌とやや短めの髪、小柄な体型が特徴的な高位猟兵団“クルガ戦士団”に所属する年若き猟兵。
幼い頃から本格的な戦闘訓練を受けており、戦いでは一猟兵としてのハードな一面を垣間見せる一方、都会に関する知識には疎いらしく、日常生活では年相応の少女らしい素直な反応を示す。
予てより交流のあった他の猟兵部隊が突如消息不明となった報せを受けたフェリは、独自に捜索を開始。
そんな中、噂話に聞いていた共和国の“裏解決屋”との接触を図ろうとする。
アーロン・ウェイ(声:内田雄馬)
年齢:19歳/武器:双星剣(ツインフェンサー)
「すっ込んでろよオッサン――東方人街(オレら)の流儀が理解できねーならな」
共和国の巨大東方人街で浮名を流す遊び人であり、血気盛んな青年たちを統率しているリーダー的存在。
三大拳法のひとつ“月華流”の剣術と拳法を修める一方、気まぐれに東方華劇で“女形”の剣舞を演じたり、カジノで荒稼ぎするなど破天荒ながらも
周りを惹きつけてやまない存在感から“麒麟児”“羅州の少覇王”と呼ばれることも。
東方人街を支配するシンジケート“黒月(ヘイユエ)”では彼を幹部に取り立てようとする動きもあるが、当の本人は組織そのものにさほど興味を感じていないらしい。
リゼット・トワイニング(声:石川由依)
年齢:20歳/武器:拳銃&ブレードギア
「契約者様のサポートがわたくしの主要義務であり、誇りですので。」
“マルドゥック総合警備保障”のサービスコンシェルジュを務めるメイド姿の女性。
淡い碧色の髪をなびかせたクールな美人だが、人当たりがよく何事にも丁寧な物腰で対応し、ちょっとした茶目っ気を見せるユーモアも持ち合わせている。
楚々とした外見とは裏腹に超人的なスピードとパワーを秘めており、その戦闘能力は一線級の猟兵さえも上回るほど。
“裏解決屋”のヴァンには社外テスターとして専用武器や“Xipha”の専用アプリを無償提供しており、定期的に使用状況の査定を行うといった極めてビジネスライクな関係を築いている。
カトル・サリシオン(声:田村睦心)
年齢:15歳/武器:パルスガン&導力ドローン
「行こうFIO(フィオ)、XEROS(ゼロス)――博士の居場所を僕たちで守るために。」
15歳にして理科大学の修士課程にある、年若き研究者。
銀髪を切りそろえ、少女のように整った顔立ちでどこか他人を寄せ付けない雰囲気を持っている。
専門は新型戦術オーブメント“Xipha”規格のAIをベースとした“導力ドローン”の研究開発と運用だが物理工学・生体工学などの研究室の助手も務めており、理科大学の象徴とも言うべき天文台にも思い入れを持つ。
幼少時にとある事情で共和国の導力革命の母、ラトーヤ・ハミルトン博士に引き取られ、以後彼女を実の祖母のように慕い、自身も研究者としての道を志すようになった。
ジュディス・ランスター(声:日笠陽子)
年齢:22歳/武器:流星鞭(ステラビュート)
「一人じゃちょ~っとだけ難しそうだからアンタたちに手伝わせてあげるわ――文句ある!?」
ピンクがかった金髪をなびかせ、圧巻の演技でファンを魅了する導力映画界におけるトップ女優のひとり。
気さくな性格だが女優としてのプロ意識が高く、仕事では一切妥協しないほか、弱者を傷つけるものに対してはどんな相手だろうが真っ向から立ち向かう強い意志と正義感を持ち合わせている。
女優としてメディアの前に姿を現す一方、“裏”の仕事も持っているらしく、女優業の合間を縫っては秘密裏に行動している――のだがどこか抜けたような性格のためか、思わぬ失敗で醜態を晒したり、自ら相手に弱みを握らせてしまうような事も。
ベルガルド・ゼーマン(声:大塚明夫)
年齢:69歳/籠手&具足(ガントレット)
「ハッハッハッ、今更小さいことを言うでない。しがらみが多い方がおぬしには良かろう?」
東方三大拳法のひとつ“崑崙流”を修めた武芸百般の達人にして大陸各地に数多くの教え子を持つ筋骨逞しい隻眼の老人。
かつては仕事でゼムリア大陸各地を飛び回っていたらしいが現在は役目を辞し、本当の名前も捨てて悠々自適の性格を送りながら諸国を巡る旅を続けている。
主人公たちを取り巻く人々
メインキャラクターたちとともに、ストーリーに大きく関わってくるサブキャラクターたち。サブキャラクターの中にはパーティー加入してともに戦ってくれる者も存在する。そんなサブキャラクターの詳細は以下の記事をチェック!
バトルシステム
本作では、従来のシリーズで採用していたコマンド型AT(アクションタイム)バトルを一新。フィールド上のアクションバトルから、コマンド型バトルへとシームレスに移行する独自の新システムを採用し、よりスピーディかつ戦略的なバトルを楽しむことができる。
基本システム
(1)フィールドで敵を発見した場合、任意でアクションバトルを開始 (回避して進むことも可能)。
(2)アクションバトル中、戦術オーブメント“Xipha”を展開することでコマンドバトルにシフト
※退却することで(1)に戻るため、再度アクションバトルを行うことも可能
フィールド上では連続攻撃・回避など多彩なアクションが可能に!
フィールド上ではターゲッティングした敵に対して連続攻撃、強攻撃といったアクションが可能で、パーティを組んでいる状態であれば、バトル中に操作キャラを変更することもできる。
また、プレイヤー側の行動に対して敵側もさまざまな攻撃を仕掛けてくるため、フィールド上でのポジショニングや回避行動によるダメージ回避といったアクションも重要となる。
コマンドバトルではクラフト、アーツなど行動順を意識した戦略的なバトルが展開!
コマンドバトルでは従来の『軌跡』シリーズ同様、通常攻撃、クラフト(戦技)、アーツ(導力魔法)、アイテムといったコマンドを選択して敵とのバトルを進めることになる。
“地・水・火・風・時・空・幻”の七属性に応じたアーツやさまざまな効果を持つクラフトを発動するなど、技の効果を意識したバトルを行うことで上位クラスの強敵とも対等以上に渡り合うことが可能。
さらに、戦術オーブメント“Xipha”による一時的なブーストが可能なほか、パーティキャラが近くにいる場合は追加攻撃が発生したり、相手のアーツをシェアするといった追加効果も発生する。
クラフト(戦技)やゲームシステムに関する詳細は以下の記事をチェックしてほしい。
商品概要
- タイトル:英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)
- ジャンル:ストーリーRPG
- 対応機種 : プレイステーション4
- 発売日:2021年9月30日(木)
- 価格:
- 通常版:8580円[税込]
- SPRIGGAN Edition:10780円[税込]
- ダウンロード版:8250円[税込]