先日PC向けに発表されたばかりのアドベンチャーゲーム続編、『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』。本日より開幕したインディーゲームイベント“BitSummit”版のデモをプレイしたので、その内容をお伝えしよう。
本作は、インドネシアのインディースタジオToge Productionsによる『コーヒートーク』の続編。異種族が共存して暮らす2023年のシアトルにあるコーヒー屋を舞台に、プレイヤーはバリスタとして夜な夜な訪れるお客に飲み物を提供し、彼らの話に耳を傾ける。
✨ New episode is coming! ✨
We're delighted to announce that we're working on Coffee Talk Episode 2: Hibiscus & But… https://t.co/oEADeBwYND
— Coffee Talk ☕️ (@coffeetalk_game)
2021-09-01 02:57:45
今回プレイしたデモは、嵐が吹き荒れるひと晩の模様を体験できるというもの。前作からの常連であるジョルジ巡査にくわえて、新たなお客も登場。人気ストリーマー(配信者)をやっているらしいサテュロスのルーカスと、歌姫を夢見るバンシーのリオナをもてなすことになる。
前作の先を描くストレートな第2章。翻訳は引き続き小川公貴氏
デモを遊んだ限りではゲームの基本は前作同様で、新たなキャラや素材が登場している以外は大きな新要素も見当たらず。前作の続きで新たな話が描かれる、ストレートな“第2章”(二杯目?)という感じだ。
また、日本語訳は小川公貴氏が引き続き担当しているそう。“落ち着いた雰囲気の中でそれぞれの種族や境遇の複雑な事情が語られる”という繊細なバランスを保ちつつ、それぞれがちゃんとキャラ立ちするナイスな訳は健在だ。
ちなみにまったく新要素がないわけではなく、実はケータイがちょっとアップグレードされていたり、カウンターテーブルに新たなユーザーインターフェースとして“引き出し”が追加されていたりも。デモのラストでは忘れ物らしきアイテムをしまっていたのだが、これが何かストーリーの本筋に関わってきたりするのだろうか?
本作は現状でPC版のリリースが決まっており(前作は家庭用ゲーム機版でも展開)、2022年発売予定となっている。Steamの製品ページもできているので、発売が待ち遠しい人はウィッシュリストに登録しておくといいだろう。