サイゲームスより配信中のiOS、Android、PC(DMM GAMES)用ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、『ウマ娘』)。URAチャンピオンや、チームレースでの活躍を目指して育成しているトレーナーさんたちに向けて、ファミ通の攻略記事をお届け。
今回は、無課金&微課金プレイの方に向けて、先日実装された新シナリオ“アオハル杯~輝けチームの絆~”(以下、アオハル杯)の育成方法を解説する。まだ模索中のため不明な部分もあるが、参考にしていただけると幸いだ。
こちらの記事はYouTubeの動画版もある。動画のほうがわかりやすいという方は、以下の動画を参考にしてほしい。
なお、デッキの組み方や基本的な育成方法は、“URAファイナルズ”のシナリオと変わらない。初心者の方は、以下の記事を参考にしてほしい。
『ウマ箱2』第4コーナー アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』トレーナーズBOX(Blu-ray)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『ウマ箱2』第3コーナー アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』トレーナーズBOX) [Blu-ray]の購入はこちら (Amazon.co.jp)アオハル杯の基本と育成前の準備
アオハル杯は、URAファイナルズよりも強いウマ娘が作りやすいシナリオだ。ただし、育成の難度はURAファイナルズよりも高め。よって、初心者の人はまずURAファイナルズのシナリオでゲームに慣れたりサポートカードを育ててから、アオハル杯に挑むといいだろう。
アオハル特訓について
アオハル杯のシナリオでは、トレーニング中のチームメイトに“アオハル特訓”というオレンジ色の矢印が出る。アオハル特訓が表示されたトレーニングを行うことでチームメイトの能力を上げて、半年ごとに行われる大会での優勝を目指すことになる。
チームメイトの能力を上げると、アオハル杯で勝ちやすくなるほか、チームメイトの能力値が一定に達するとトレーニングのレベルが上がるというメリットもある。
また、チームの基礎能力が上がることで、G~Sで表されるチーム総合力がアップしていく。チーム総合力が高まると能力の高いメンバーが集まりやすくなるほか、総合力が最高のSに達すると、レアスキルの“アガッてきた!”が取得できるので、ぜひSランクを目指したい。
アオハル特訓を行うと、チームメイトの隣に表示された炎ゲージが溜まっていく。これが満タンの状態になると、トレーニング時に“アオハル魂爆発”が発生し、魂爆発したメンバーの能力が上昇。さらに、育成ウマ娘のステータスも大きく伸びるほか、スキルのヒントもゲットできる。アオハル魂爆発による能力上昇値は、発動するトレーニングごとに同じ、という説が有力だ。
なお、アオハル特訓でもスキルのヒントが得られることもある。またアオハル特訓をふたり同時に行うと、能力値上昇欄の上に炎マークがつき、上がる能力値にボーナスがかかることも覚えておこう(消費体力も増える)。アオハル杯はURAファイナルズのシナリオに比べて、練習で上がるステータスの基礎値が低いので、これをうまく活用する必要がある。
シナリオリンクについて
アオハル杯シナリオにはシナリオリンクという要素があり、特定の育成ウマ娘やサポートカードのイベント内容、効果などが変わる。その中で覚えておきたいのが、自チームの名前を決めようというイベントだ。
ジュニア級の序盤に命名イベントが発生し、アオハル杯の決勝で勝つと、URAファイナルズ終了後にチーム名に対応したレアスキルがもらえる。チーム名に対応したレアスキルがもらえる。対象となるのは以下の4人で、彼女らを育成ウマ娘として使うか、もしくはサポートカードで入れると、これらのチーム名を選択できるようになる。
チームの命名者ともらえるレアスキル
- タイキシャトル:マイルの支配者(レース序盤に先頭だと差を広げやすくなる<マイル>)
- ライスシャワー:クールダウン(直線の入ると息を入れて疲れにくくなる<長距離>)
- ハルウララ:不屈の心(レース中盤に追い抜かれると持久力が回復する)
- マチカネフクキタル:千里眼(レース序盤に観察力が高まり視野を広く持てる<中距離>)
- 上記以外:ノンストップガール(ラストスパートで前が塞がれた時の立ち回りがうまくなる)
アオハル杯のスキルについて
シニア級の11月前半に、アオハル杯で取得できる専用のスキルがもらえるイベントがある。基本は通常スキルだが、アオハル魂爆発を10回以上起こすとレアスキルに変化する(という説が有力)。アオハル魂爆発を10回はなかなかハードルが高いが、アオハル杯スキルはチーム競技場などでも発動するので、なるべく狙ってみよう。
育成の準備
継承やデッキの組みかたについては、URAシナリオと変わらない。今後研究が進むと変わってくるかもしれないが、ひとまずは、たとえばマイルならスピード4枚のパワー2枚など、テンプレート的な組みかたで問題なさそうだ。
育成の手順
ジュニア級:アオハル特訓と絆を両狙いで
上述した通り、このシナリオではアオハル特訓によるメリットが大きい。よって、クラシック級の夏合宿くらいまでは、アオハル特訓がある練習を優先して行っていく。
ただし、絆上げとのバランスを取ることが重要。ふたりや3人など複数の友情トレーニングが強いというのはURAファイナルズのシナリオと変わらないので、アオハル特訓と絆上げを並行して行っていく。
ジュニア級の9月後半には、確定で調子が上がるイベントがある。覚えておこう。
アオハル杯の編成について
ジュニア級の12月後半が終わると、1回目のアオハル杯がある。アオハル杯では3つのチームのうちのどれかと戦い、勝つとチームの順位が上がるほか、育成ウマ娘やチームメンバーの能力も高まる。
負けたり引き分けになるのはよくないので、基本的には勝てる相手と戦うほうがいいが、最後の決勝戦のときに順位が5位までになっていると、チームのメンバーに基礎能力値+50のボーナスがつく。最後に控えるチームファーストはかなり強いので、このボーナスを受けたい。
最後の段階で5位までに入るためには、それまでのアオハル杯4戦のうち、3回はいちばん強い相手に勝ち、1回は真ん中の相手に勝つ、くらいの成績を残さなくてはならない。
最後が5位以内でなくてもチームファーストに勝つことはできるので、無理は禁物だが、なるべくいちばん強い相手と戦うようにしよう。
チーム編成は、必ず手動で行うようにしよう。能力が高いキャラクターが控えに回されていたりすることがあるので注意したい。また、各路線の主力は必ずエース枠に設定すること。エースに設定したキャラクターは、やる気が好調以上になる、という効果があるためだ。
クラシック級:引き続きアオハル特訓&絆上げ
クラシック級になっても、引き続きアオハル特訓と絆上げを行っていく。ひとりのチームメンバーがアオハル特訓を4回程度行うと、アオハル魂爆発のゲージが満タンになるので、早ければ正月イベントのあたりで爆発が起こるかもしれない。
どのトレーニングでアオハル魂爆発が起こるかはランダムで、結果は毎ターンごとに変わる。だから、たとえば賢さを伸ばす必要がないときに、無理に賢さで爆発を起こす必要はない。
夏合宿が終わるころになると、友情トレーニングが発動できるようになっているだろう。ふたり同時や3人同時の友情トレーニングが発生するとき、ひとり友情トレーニング+アオハル特訓ふたりのとき、などは積極的にそのトレーニングを行う。いいトレーニングがなければ、お休み、レース出走などを選択するといい。
クラシック級の年末には、3回目のアオハル杯がある。ここまでの2試合でいちばん強い相手に勝ち続けた場合、3回目のいちばん強い相手のチーム総合力がBになる。これに勝つために、自分のチーム総合力もBを目指したいところだ。
シニア級:友情トレとアオハル魂爆発に期待
シニア級になると、チーム総合力がCからBになっていることだろう。シニア級の6月末にある4回目のアオハル杯では、いちばん強い対戦相手のチーム総合力がAになるので、引き続き友情トレーニングやアオハル魂爆発を狙いながら、自チームもこれに対抗できるようにしておこう。
11月後半には、前述のアオハル杯スキルの獲得イベントがある。
12月後半は、アオハル杯の決勝戦がある。チーム総合力がSになっていても場合によっては負けるので、主力をエースとして設定したり、育成ウマ娘のスキルを取得したりなど、万難を排して臨もう。
その他
URAファイナルズについて
アオハル杯で優勝し、かつURAファイナルズの予選~決勝までの3レースをすべて走ってエンディングを迎えると、各能力値が50~60くらい上がる。これを見越して、最終的なステータスを調整しよう。
なお、能力がどのくらい上昇するかは、デッキに編成したサポートカードにおける、“レースボーナス”の合計値に左右される。URAファイナルズの1レースあたり、各12~14の上昇になることが多いだろう。
正月の選択肢について
正月は、能力値を上げたいなら体力回復を選んだほうがいい。どのウマ娘であっても、2年目は真ん中の選択肢、3年目は上の選択肢を選ぶと体力が回復する。
ただし、上級者はいちばん下(2年目、3年目ともに同じ)の選択肢でスキルポイントを得ることも多い。好みの部分もあるが、慣れないうちは体力回復を基本とし、体力が多いときにスキルポイントを選ぶのが無難だ。
著者近況:北口徒歩2分
『ダビスタ』ブームに乗っかって競馬を見始め、現在まで何となく情報を追い続ける。『ウマ娘』のアニメは2期まで視聴済みで、ゲームは配信初日からプレイ。アニメで死ぬほど泣いた。
課金額は2021年9月現在で約50000円、チームランクはA4。50000円が微課金かは議論が分かれるところだと思うが、半年で50000円は自分のなかでは微課金である。
いまは生まれたばかりのリアル娘の面倒を見つつ、ウマ娘の育成に励む日々を送る。