京都のゲームスタジオChuhai Labsが、ゴルフアドベンチャーゲーム『Cursed to Golf』を発表。海外インディーパブリッシャーのThunderful Publishingから2022年にPCとNintendo Switchで配信予定。

 本作の主人公は、ゴルフトーナメントで優勝間近だったにも関わらず、雷が落ちて“ゴルフの煉獄”に堕ちてしまった呪われたゴルファー。プレイヤーはゴルフ力で18ホールのダンジョンからの脱出を目指すことになる。

ワナを切り抜けナイスショット! 18ホールのゴルフの煉獄から抜け出せ

 ゲームとしては、”ゴルフのルールでプレイするサイドスクロールのプラットフォームアクション”といった感じ。プレイヤーはボールを打って、各ステージのパー(規定打数)内にゴールを目指す。

 しかしそのためには、各コースに仕掛けられた強力なファンやトゲトゲやツタや爆発箱やテレポーターなど、アクションゲームっぽいトラップや障害をうまく避けたり、時に逆に利用して進まないといけない……という寸法だ。

Cursed to Golf
Cursed to Golf
TNT爆薬が敷き詰められたステージ。まずは金の像“ショットアイドル”(残り打数が回復する追加目標)を狙うかねぇ。
Cursed to Golf

お助けカードでスーパーショットを決めろ!

 一方で、お助け要素も用意されており、たとえば毎コース使える“バーディーアイ”ではコースの先に何があるか見通すことができ、コース内に配置された像“ショットアイドル”を打ち抜くとショットが回復する。

 さらにカードデッキ要素の“エースカード”では、時間を巻き戻す“マリガン”、一気に三発打つ“スカッターショット”、時間をスローにして方向を変える“Uターン”、飛んでるボールにロケットを着火して高速に飛ばす“ロケットボール”など、合計20以上のカードが登場する。

Cursed to Golf
カードは購入できる模様。
Cursed to Golf
ロケットボールで打ち上げるぜ!

実はPC/Web版プロトタイプが公開中

 なおゲーム全体では4タイプの環境にまたがる全部で80以上のホールを収録しており、プレイするたびにそこからランダムにコースが選ばれる。毎回プレイ体験が変わるローグライク要素と、(自動生成ではなく)手作りのコースに挑む楽しみの両取りを狙っているとのこと。

 ちなみに本作のゲームディレクターのリアム・エドワーズ氏によるプロトタイプがitch.ioで無料公開されており、WindowsまたはWebブラウザーでプレイ可能。グラフィックや細かいシステムは異なるものの、どんなテイストか気になった人はプレイしてみるといいんじゃないだろうか。

Cursed to Golf
コース分岐もある模様。ショップ狙いでハードな方を選ぶ?
Cursed to Golf