「軌跡」シリーズの壮大な物語をSwitch&Steamで!
2021年8月26日、クラウディッドレパードエンタテインメントよりNintendo SwitchおよびPC(Steam)にて、ストーリーRPG『英雄伝説 創(はじまり)の軌跡』(以下『創の軌跡』)が発売される。
この作品は、2020年に日本ファルコムよりプレイステーション4向けに発売された同タイトルを移植したもの。シリーズ内での位置付けは、これまでに描かれた3つの物語(『英雄伝説 空の軌跡』シリーズ3作品、『英雄伝説 零の軌跡』&『英雄伝説 碧の軌跡』、『英雄伝説 閃の軌跡』シリーズ4作品)の完結編にあたる。
また、2021年9月30日に日本ファルコムから発売予定の最新作『英雄伝説 黎の軌跡』から始まるシリーズ後半戦の序章でもある作品なので、シリーズ作品でありつつ、この作品から遊び始めても問題なく楽しめるのも特徴だ。
『英雄伝説 創の軌跡(はじまりのきせき)』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『英雄伝説 黎の軌跡』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)本記事では、Nintendo SwitchおよびPC(Steam)版『創の軌跡』発売を記念して、「軌跡」シリーズの歴史を振り返っていく。
「軌跡」の軌跡を振り返る
「軌跡」シリーズは、2004年に第1作『英雄伝説VI 空の軌跡』が発売されてから『創の軌跡』まで16年間で10作品(リメイク作品は含まない)が登場している。
物語の舞台は、剣と魔法のファンタジー世界に、中世と近未来の文明がほどよくミックスされた独特の設定が特徴である“ゼムリア大陸”という広大な世界。
『創の軌跡』以前の9作品では、そのゼムリア大陸西部に位置する“リベール王国”、“クロスベル自治州”、“エレボニア帝国”という3つの地域が舞台となっている。そして、過去作品で結末が描かれなかった“クロスベル再独立”など、それぞれで展開された物語の決着が『創の軌跡』では描かれるのだ。
『創の軌跡』ととくに関わりの深い過去作品『英雄伝説 零の軌跡』、『英雄伝説 碧の軌跡』、そして『英雄伝説 閃の軌跡』シリーズについては、『創の軌跡』のゲーム内に、あらすじなどをいつでも閲覧できる“プレストーリー”モードが実装されている。『創の軌跡』で初めて「軌跡」シリーズをプレイするという人は、まずはそちらに目を通しておくといいだろう。
Nintendo Switch版『英雄伝説 閃の軌跡』シリーズ2作品も発売中!
『創の軌跡』の主人公のひとりでもある、リィン・シュバルツァーの成長物語を描く、『英雄伝説 閃の軌跡』シリーズの第1作、第2作の移植版も、クラウディッドレパードエンタテインメントよりNintendo Switchで発売中。
英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-
<Nintendo Switch/発売中/4378円[税込]>
全4作品のシリーズである『英雄伝説 閃の軌跡』。急速な近代化と貴族と平民の対立が進む軍事大国、エレボニア帝国が舞台となる。その第1作となる本作では、同国のエリート校でもある“トールズ士官学院”を舞台に、賑やかな学園生活と忍び寄る戦乱の影が描かれていく。
見どころは、リィンを始めとした特科クラス《VII組》のメンバーたちが、時に対立しながらも絆を深めていく青春ストーリー。学生ならではの若さがぶつかり合う、アツい展開が楽しめるのだ。
英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civil War-
<Nintendo Switch/発売中/4378円[税込]>
直接の続編となるシリーズ第2作。全体的に穏やかな物語であった前作から一転し、内戦が勃発し殺伐とした雰囲気に包まれた帝国が舞台に。制服から私服姿になり、見た目も中身も成長したリィンたち《VII組》のメンバーたちとともに、シナリオのボリューム、システムの質も大幅にパワーアップ! 広大な帝国東部を駆け回る壮大な冒険譚が楽しめる。
各地に散り散りになった同級生たちを集めていくと、彼ら彼女らとのストーリーを味わえつつ、拠点である飛行船カレイジャスの設備も充実していくという一石二鳥、三鳥なサブシナリオや、巨大なロボットどうしによる特別な形式のバトル“騎神戦”といった、ユニークな新システムにも注目だ。