海外向けにNintendo Switch向けインディーゲームの最新情報を紹介する“Indie World Showcase 8.11.2021”が、日本時間2021年8月12日に放送。同配信を受けて、映像でお披露目されたいくつかのタイトルについて日本でのリリース時期が明らかにされた。

『Bomb Rush Cyberfunk』

 ストリートを舞台に、グラフィティを描いて周るパルクールアクションゲーム。オランダのインディースタジオTeam Reptileによる、『ジェット セット ラジオ』にオマージュを捧げだ1作だ。日本でも2022年配信予定。

『TOEM(トーエム)』

 手描きのかわいい世界を写真を撮りながら旅するアドベンチャーゲーム。風変りなキャラクターたちと会話をして、写真を撮ってみんなの悩みを解決していく。開発を手掛けるのはSomething We Made。日本でも2021年秋配信予定。

『Loop Hero』

 ループしている一本の道を、ヒーローが探索していくRPG。移動や戦闘は自動で行われ、プレイヤーは入手した装備の入れ替えやカードによる周辺環境の改変などを行い、ループの中をより長く冒険できるようにしていく。開発はロシアのスタジオFour Quartersで、パブリッシングはDevolver Digitalが担当。今年3月に発売されたPC版は発売初週で累計販売50万本を突破している。日本でも2021年冬配信。

『ファー:チェンジング タイド』

 洪水によって荒廃した世界を舞台に、プレイヤーは新たな故郷を求めて、スクラップで作られた船に乗り、燃料や物資を探しながら旅を続けていく。日本では2022年初頭配信。

『ショベルナイト:ポケットダンジョン』

 おなじみ8bit風2Dアクション『ショベルナイト』のパズルゲーム。ダンジョンを探索し、落ちものパズルで戦い、脱出を目指していく。開発はもちろんYacht Club Gamesで、日本でも2021年冬配信。

『メタルスラッグ タクティクス』

 『メタルスラッグ』シリーズのストラテジーゲーム。E3 2021で発表され注目を集めた1作が日本でも2022年配信に。開発を担当するのは『ベア・ナックルIV』などで知られるフランスのスタジオDotemuと、Leikir Studio。

『テトリス エフェクト・コネクテッド』

 『テトリス エフェクト・コネクテッド』がNintendo Switchに! 時間を止める“ゾーン”システムによって、従来の『テトリス』とは一味違う対戦が味わえる。マルチプレイにも対応。日本でも10月8日配信。

『ASTRONEER』

 PC版が高い評価を得ている、25世紀の宇宙を舞台にした、オープンワールドサバイバルゲーム。貴重な資源を求めて、人々は宇宙の探索へと飛び立つことになる。最大4人での協力プレイが可能だ。日本でも2022年1月配信。

『Hundred Days - Winemaking Simulator』

 ブドウを栽培してワインを生産し、自分のワイナリーを発展させていく、ワイン生産シミュレーション。日本でもこの冬配信。

『LumbearJack』

 地球に緑を取り戻すため、クマのジャックが立ち上がる! ほのぼのパズルアクションゲーム。日本でも2022年配信。

『ギャングビースト』

 グニャグニャのキャラクターたちが、危険なステージでドタバタの乱闘をくり広げるハチャメチャ乱闘パーティゲーム。舞台となるのは、ビーフシティの無法地帯。日本では2022年初頭配信。

『ネクロバリスタ: 最期の一杯』

 “あの世”と“この世”の狭間にあるコーヒーショップに迷い込んだひとりの青年によって、運命が動き出す“シネマティックビジュアルノベル”。映画とアニメからインスパイアされた特徴的なビジュアルが印象的な1作。開発を手掛けるのはオーストラリアのインディースタジオRoute 59 Gamesで、パブリッシングはPLAYISMが担当。何と本日(8月12日)配信。価格2480円[税込]のところ、2021年8月25日1時59分まで15%OFFの割引価格2108円[税込]で発売。

『ネクロバリスタ: 最期の一杯』ニンテンドーeショップサイト

『Boyfriend Dungeon』

 擬人化した武器とデートし、ハートを掴んでレベルアップ。そして、ともにダンジョンへ挑む……という、話題の『Boyfriend Dungeon』のNintendo Switch版が本日配信。武器と恋する新感覚恋愛アクションアドベンチャー。価格は1999円[税込]。パブリッシャーはKitfox Games。

『Boyfriend Dungeon』ニンテンドーeショップサイト

『Axiom Verge 2』

 荒廃した古代文明を舞台に、広大なマップを探索する2Dアクションゲーム。日本でも本日配信! 価格は1999円[税込]。

『Axiom Verge 2』ニンテンドーeショップサイト

『島の民: コンソール版』

 小さな島に、建物を配置して、の~んびりと街づくりを楽しめる。本日より配信で価格は549円[税込]。

『島の民: コンソール版』ニンテンドーeショップサイト

『Slime Rancher: Plortable Edition』

 ぷにぷにのスライムを集めてスライム牧場ライフを満喫する箱庭系ゲーム。本日より配信で、価格は2570円[税込]。

『Slime Rancher: Plortable Edition』ニンテンドーeショップサイト

『Curious Expedition 2』

 自動生成される世界の島々を大冒険。19世紀を舞台とした、ターン制の探検ローグライクゲーム。本日発売で価格は2050円[税込]。

『Curious Expedition 2』ニンテンドーeショップサイト

『Eastward(イーストワード)』

 話題のアクションアドベンチャーの発売日が9月16日に決定。本日(2021年8月12日)より予約が開始されている。価格2680円のところ、2021年9月16日15時59分まで10%OFFの2412円[税込]となっている。

 本作は、絶滅の危機に瀕した世界を舞台に、地下世界に住む探鉱作業員のジョンと、不思議な少女・珊(サン)による冒険が描かれる。地上の人々の助けを得ながら、ジョンと珊はそれぞれの能力を駆使して道を切り拓いていき、この世界に潜む謎を解明していくことになる。細部まで美しく描かれたピクセルアートが印象的な1作だ。パブリッシャーはChucklefish、開発は上海のスタジオPixpil。

 なお、架け橋ゲームズより、パッケージ版が11月25日に発売予定であることも明らかにされている。

『Eastward(イーストワード)』ニンテンドーeショップサイト

 冒頭で“いくつかのタイトル”と書いたが、実際は映像で発表されたうちから相当な数のタイトルが日本で遊べるようになるようで、Nintendo Switchのインディーゲームタイトルがいかに豊穣かが改めて実感されるとともに、ローカライズタイトルの充実ぶりもうかがえる。

 それにしてもいずれ劣らぬバラエティーに富んだタイトルばかり。本日配信タイトルも6タイトルあり……と、どれで遊ぶか目移りしてしまう。