Humble Gamesが2021年8月6日にプレイステーション4/Xbox One/Nintendo Switch/PCで配信予定のRPG『ドッジボールアカデミア』を紹介しよう。

 本作は漢字へのルビ付きで日本語に対応。またXbox One/PC版はXbox Game Passにも対応する。PR担当者に確認したところ、各プラットフォームでの配信時刻はプレイステーション4/Nintendo Switch版が6日0時、PC版が同日午前1時、Xbox版が同日午後10時となるとのこと。

困難は友情・努力・ドッジボールで解決!

 本作の舞台でありタイトルにもなっている“ドッジボールアカデミア”とは、最高のドッジボール選手を目指す若者たちが集まる学校。本作では新入生のひとりオットーを主人公に、彼と仲間たちの友情と冒険、そして成長が描かれる。

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物語は学園内のトーナメントを話の軸に進んでいく。
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スゲェ世界だ。

 本作、開発はブラジルのインディースタジオPocket Trapなのだが、話のノリは完全に日本のコロコロコミックあたりの少年漫画風。元気いっぱいのオットーが個性豊かなライバルたちと出会い、ときに競い合い、ときに手を組んで、日々まきおこるヘンな事件や困難に打ち勝っていく(もちろんドッジボールで)。

 コンセプトだけ聞くと一発ネタのゲームっぽく思えるかもしれないが、清々しいまでのド直球の熱血とバカバカしいギャグが共存するシナリオはかなり優秀。ルビが必要な年齢から大人まできっちり楽しめるものになっている。

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ライバルたちが仲間になっていく展開、好きなんですよねぇ。

バトルはもちろんドッジボール!

 ゲームシステムはエンカウント型RPG風の探索要素と、当然のごとくドッジボールをプレイする戦闘要素で構成。しかし敵の球が当たったら終了なのではなく、ダメージを与えて倒していくというRPG的なシステムになっている。

 各キャラは固有のチャージショットやゲージを溜めて発動する必殺技(ボールティメット)なども持っている。試合後半になると必殺技が連発されることも多いので、ボールのキャッチや回避でなんとか切り抜けよう。通常ショットやチャージショットは敵の球に自分の球を当てて撃墜することもできる。

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オットーの必殺技は、か●はめ波または波●拳っぽい技。
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ドッジボールの弾幕に連続で餌食になると一気に倒されてしまうことも。
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一部キャラはキャッチの代わりに反射が可能。

 また球が複数個あるのはざらで、中には炎上効果や凍結効果などの特殊効果を持つボールが出てくることも。あっちこっちにボールが飛び交うので、なかなかカオスなことになって、それもまた楽しい。

 そして、クルマが走っている中で試合が行われたり(もちろん当たるとダメージ)、草がボーボーすぎて何も見えないなんて変則ステージも存在する。

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見えねぇ。

RPG的な成長・強化要素も

 各キャラクターはレベルアップや装備品による強化が可能で、キャラの基本ステータスを上げるアイテムや装備品をうまく使うことで、“とにかくダメージ重視”とか“スピード上げて回避&キャッチ要員”といった性能の特化も可能だ。

 また非戦闘時に使える回復アイテムなんかもあり、使用するキャラの好き嫌いによって効果が変動するシステムが入っているのも面白いところ。

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装備にはキャラの特化を助ける能力を持つものも。
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回復は保健室で無料で行えるが、クエスト先などでは戦闘が終わった後に回復アイテムを使って回復することになる。好き嫌いの概念があるのがユニーク。(ちなみに戦闘中の回復効果を持つ仲間や装備もある)

 ゲームバランスはやさしめの設計で、少々キャッチにミスってもゴリ押しできることも多いし、戦闘でやられてしまっても即座にリトライ可能。その分、いろんなシチュエーションで楽しませてくれるという感じだ。

 不満点は、キャラの取り違えによる訳やルビのミスなど、ほんの少しローカライズミスが見受けられた程度(恐らく製品版か、初期のパッチでなおるだろう)。

 というわけで、異色のコンセプトだけに終わらずキッチリ仕上がっている本作。お盆中に気楽に楽しめるゲームを探している人や、子供にコントローラーを渡しながら一緒に楽しみたい親ゲーマーの皆さんなどはいかがだろうか。

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ひたすらキャッチしたボールを投げてクルマを壊したり、ひたすら避けたりする特訓ステージもある。
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超くだらない言い争いでドッジバトルに発展。
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クエストコンプリートしたい人には嬉しい警告機能も。