Strictly Limited GamesとININ Gamesは、Nintendo Switch、プレイステーション4用ソフト『時計じかけのアクワリオ』を2021年冬に発売予定であると発表した。
本作は、『ワンダーボーイ』や『モンスターワールド』シリーズなどを手掛けたウエストン ビットエンタテインメントが最後に開発したアーケードゲーム。色鮮やかで美しい2Dグラフィックのドット絵アートが特徴だ。
当時、セガ・システム18のアーケードハードの限界に挑戦すべくプロジェクトが開始されたが、対戦格闘ゲームや3Dゲームがアーケードを席巻していたため開発が中止されていた。
以下、リリースを引用
〜失われたアーケードの宝を求めて〜『時計じかけのアクワリオ』ダウンロード版・パッケージ版(Nintendo Switch/PlayStation4)の発売を発表!
次世代へ向けたゲームの発掘 - 失われたアーケードゲームが約30年の時を経て蘇る!
Strictly Limited GamesとININ Gamesは、約30年間ものあいだ眠っていたアーケード・アクションゲーム『時計じかけのアクワリオ』(英語名:Clockwork Aquario)が2021年冬に発売予定であることを発表しました。
本作は、PlayStation4とNintendo Switch向けに、パッケージ版とダウンロード版が発売される予定です。発売日は2021年冬、プリオーダー開始は8月下旬頃を予定しております。
1992年に開発が開始された『時計じかけのアクワリオ』は、伝説的なゲームソフト・ディベロッパーであった株式会社ウエストン ビットエンタテインメント(以下、ウエストン)が開発した最後のアーケードゲームです。色鮮やかで美しい2Dグラフィックのドット絵アートが特徴の1つで、セガ・シテスム18のアーケードハードの限界に挑戦すべくプロジェクトが開始されました。しかし当時は対戦格闘ゲームや3Dゲームがアーケードを席巻していたため、残念ながら『時計じかけのアクワリオ』の開発は中止となってしまったのです。
ウエストンの共同設立者でもあった西澤龍一氏がデザインした『時計じかけのアクワリオ』は、『ワンダーボーイ』や『モンスターワールド』シリーズなど多くの歴史的なタイトルを多く手掛けたウエストンの幻の傑作とも言えます。
ビデオゲームの発掘と保護も行うドイツのゲームパブリッシャーである当社にとって、ビデオゲームの歴史に欠かせない未発売のゲームを世に出し、多くの方に楽しんで頂くことは使命の一つであると考えています。
約4年前、Strictly Limited Gamesは、『時計じかけのアクワリオ』の行方を探し出し、ゲームを復活させることに着手しました。
その後、ININ GAMESはデジタルリリースの契約を結び、より多くの人に『時計じかけのアクワリオ』を楽しんでもらえるよう、SEGAおよびライセンスを持つLAT社に協力を願い出ました。
西澤龍一氏からは、「このゲームを復元するために尽力していただいた方々に、心から敬意と感謝の気持ちを伝えたいです。この作品はあの当時のドット絵職人が精魂をこめて描きあげた2Dアートの塊といっても過言ではないと思います。そんなところにも注目して楽しんでもらえたら嬉しいですね。」とコメントを頂いております。
ゲームに関する詳しい情報は、近日中にお知らせ予定です。コチラのリンクよりメーリングリストにご登録頂いた方には、更なる情報をお届けいたします。