本日(2021年7月30日)Prime MatterとDark Crystal Gamesは、『Encased』を2021年9月7日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPCで、Steam、Epic Gamesストア、GOGでダウンロード可能となっている。

 発売日の発表に合わせて、本日の発表に伴い、ゲームの後半ステージの未公開スクリーンショットが解禁となった。

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 斜め見下ろし視点のSFディストピアRPGとなる『Encased』は、1976年の平行世界を舞台に、プレイヤーはドームと呼ばれる驚異的なテクノロジーと恐ろしい敵で溢れた、逃れることのできない建物を探索することになる。

 プレイヤーは5つの職業(科学者、エンジニア、警備員、管理者、犯罪者)からひとつを選びゲームを進め、職業によって初期ステータスや能力が変わり、特定のセリフが発生したり(または阻止されたり)する。

 リリースによると、「すべてのクラシックRPGゲームと同様、本ゲームも探索や戦闘、クエストで構成されており、プレイヤーはゲーム内の環境を移動して物資や武器を作り、毎日を生き延びます。レベルアップするごとに、建物内にある6つの異なる派閥に遭遇します。それらの派閥と友好関係を結ぶか、それとも敵として戦うかはプレイヤー次第です。このゲームは、小説『路傍のピクニック』や他にも世界滅亡後が舞台であるクラシックなRPGゲームからインスパイアされているため、RPGの熱狂的なファンやRPG初心者の両者が馴染みやすいユニークな環境を作り出しています」とのこと。

 『路傍のピクニック』は日本では『ストーカー』というタイトルで発売されているストルガツキー兄弟の小説だが(タルコフスキーにより映画化もされている)、だとすると相当渋いゲームだ。

 『Encased』は現在Steamにてアーリーアクセスが行われており、ACT 1とACT 2の一部を体験することができる。

『Encased』Steamページ
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