コスプレイベントといえば、会場を彩る参加者たちの衣装を通して、その時期に旬のゲームやアニメを分析できる点も、参加するうえでの醍醐味のひとつ。こちらの記事では、2021年上半期に開催された各種イベントを取材して見つけた、ハイレベルなレイヤーたちの写真を30点一挙に掲載! トレンド・レポートと併せて紹介しよう。
ちなみに、2021年の1月~6月にかけて開催されたコスプレイベントは、いずれも参加人数を大幅に制限するだけでなく、入場時の体温測定、ソーシャルディスタンスの確保、マスク着用の徹底、消毒薬の設置など、さまざまな感染予防対策がなされていて、安全面には最大限気をつける形で行われていたのが特徴。
参加者の衣装を見てみると、同時期に放送されたテレビアニメが大ヒットした『呪術廻戦』や『ウマ娘 プリティーダービー』、興行収入が100億円を突破した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』などが人気で、これらの作品のキャラクターに扮したレイヤーが多数集結。
時期的に大人数での“併せ”(同じ作品のレイヤー同士で集まり、集合写真の撮影を楽しむこと)は難しかったものの、お互いに写真を撮り合ったり、交流を楽しむ姿が各所で見られた。
もちろんこれらの他にも、『ファイナルファンタジー』シリーズを始め、『シュタインズ・ゲート』、『デッド オア アライブ』、『鉄拳』、『テイルズ オブ ベルセリア』、『ペルソナ3』、『キャサリン・フルボディ』といった、新旧さまざまな家庭用ゲームのヒロインに扮したコスプレイヤーも大勢参加。
さらに、『Fate/Grand Order』、『原神』といった大ヒット・スマホゲームや、テレビアニメ化が発表され、続報に期待が高まる『チェンソーマン』、2021年に第2期“遊郭編”が放送される『鬼滅の刃』なども人気で、いずれのレイヤーにも、撮影を希望するカメラマンが長蛇の列を作って並んでいるさまが印象的だった。
はたして2021年下半期は、どのようなゲームやアニメがコスプレ界隈では人気を博すのだろうか? 引き続きイベント取材を行い、半年後にまた調査結果を報告したい。