大金がほしい。
常々そう考えて生きている。お金の集めかたを知りたいなーと思ったらいいことに気づいた。『アイ・アム・マジカミ』(以下、マジカミ)チームに教えてもらえばいいのである。
『マジカミ』は製作に13億円近くかけたオンラインゲームだ。その金額はブラウザゲーム史上最大級。2020年11月に内訳を取材して記事を作った。
この話がめちゃくちゃおもしろかった。小さく作るつもりが徐々に規模が大きくなり、会社の事情に巻き込まれ、開発中止寸前を経験し、ピンチを乗り越えて成長するかと思いきや瀕死に。テレビ番組『しくじり先生』みたいだ。
だが、しくじったままでは終わらず、『マジカミ』は無事にリリースできた。なぜそんなことができたのか。開発資金を調達できたからである。
完成にこぎつけただけで終わらず、十分なヒットを記録。聞いたところによるとその12億円を完済できたらしい。僕らが想像する以上にうれしいようで、“12億ジュエル(課金関連の通貨)を全員に山分けするのだとか。
僕はそこそこゲーム業界歴が長いが、完済を祝うキャンペーンなんて聞いたことない。浮かれすぎてオープンカーでパレードでもしそうな勢いだ。
そもそも開発・運営を手掛けるStudio MGCMはそれほど大きな会社ではない。それなのに、どうやって12億円もの資金調達に成功したのだろうか。気になる。
元アイドルの知人社長といっしょに資金調達を学ぶ
冒頭で書いたように、僕は大金がほしい。だから、そのテクニックを教わりたい。
Studio MGCM 経営管理室 室長の西原さんにお願いしたら、資金調達に関するプレゼンをしてもらえることになった。いいのか。
楽しみではあるが、僕には会社経営も資金調達も経験がない。説明を受けてもピンと来ないかもしれない点が心配だ。
それに、僕はある程度『マジカミ』の状況を把握しているので、新鮮なリアクションができない可能性がある。記事としてそれは困るので、お金の流れに詳しそうな知人に同席してもらった。
その知人とは乾曜子さん。社長である。
【乾曜子さんプロフィール】
通称、よきゅーん。えなこさんや伊織もえさん、吉田早希さんといった人気コスプレイヤー・グラビアアイドルを擁する株式会社PPエンタープライズの社長。もともとは自身もゲーム好きアイドル。
社長をやってる乾さんだったら金に目がないだろうと思いまして。
言いかた。
乾さんは『マジカミ』知識のない自分でいいのかと気にしていたが、今回は会社経営の肌感を持ったリアクション要員として呼んでいる。フラットに判断してほしいので、むしろ『マジカミ』に詳しくないほうがありがたい。
また、ゲーム好きな乾さんは開発裏話にも興味があるはず。なるべく空気を読まず、失礼なことでもぐいぐい発言してほしいとお願いしてある。
※取材は緊急事態宣言等の発出前に行いました。また、スライドの一部画像は『アイ・アム・マジカミ』のキービジュアルを使って作り直しています。
絶対に参考にならないゲーム業界ファイナンスの実例
『マジカミ』は幾度となくピンチを乗り越えてリリースされたタイトルである。資金調達についてふつうに紹介すると、ひたすら重苦しい話になりそうだ。
テンションを上げないとやっていけないと思うので、スライド資料の冒頭は僕のほうで楽しい雰囲気のやつを用意させていただきました。
気軽なモテテクニックみたいに大金を集めさせないで。
冗談はこれくらいにして、西原さんによるプレゼンが始まった。当時のStudio MGCMの状況もふまえて、12億円集めの実態が赤裸々に語られる。少々過激な内容も含まれるという。
過激というと何だろう……。あ、もしかして、あれかな?
「……爆破デスマッチ?」
違います。
「もしかしたら正解かも?」みたいな空気を出しながら言うことじゃない。私としては別の事業を始める可能性もゼロじゃないので、資金調達の参考にさせていただきます!
期待されているところ申し訳ないんですけど、絶対に参考にならないと思います。今回紹介するのはゲーム業界のファイナンスの実例ですが、
お金はバナナで表現します。
急にかわいくなっちゃった。
バナナにするか、いちごにするか、直前まで悩みました。
その情報、いる?
「いまでも金額を直接目にするとダメージを受ける気がします」と、西原さん。スライドをかわいくすることで、少しでもダメージを軽減したいそうだ。「もういい……しゃべるな……!(瀕死の仲間を抱えながら)」みたいな気持ちを取材で味わうことになるとは思わなかった。
さて。『マジカミ』の開発が始まったのは2015年10月のこと。当時のStudio MGCMは3本のオンラインゲームを運営していて、ここで貯えたバナナを『マジカミ』含む新規タイトル3本に投入する予定だった。
3本も開発するには大量のバナナが必要だ。とはいえ、リリースはそれぞれ別の時期を予定。1本目が稼働→バナナを稼ぐ→2本目の開発に充てる……という流れを想定していたという。
あるとき、開発中だった2タイトルが開発中止になりました。運用タイトルが貯えたバナナを道連れにして。会社のバナナはなくなり、残された開発中タイトルは『マジカミ』1本に。
消去法で『マジカミ』に社運をかけるしかなくなった、と。恐ろしい……。
会社の未来は『マジカミ』頼りなのに、開発に必要なバナナがない。この辺の大筋は前回の記事でも書いたが、改めて聞くと背筋が凍る話だ。
だが、幸いなことに、バナナのポップさが邪魔をして深刻さがいまいち頭に入ってこない。さぁ、深刻な話を笑い飛ばすぞ。
バナナがないと何も始まらないので、手始めに資金調達を行ないました。タイトルのひとつを他社に移管したんですよ。それで何とかバナナを得ようと。
リリースが中止になったタイトルも開発は進んでいたんですよね。そのシステムを他社さんに譲ったみたいな感じですか?
いえ、移管したのは運用中のタイトルです。開発中だった新規タイトルは1円も生み出さず、バナナを食べるだけ食べて遠くへ旅立ちました。
食べきって満腹の状態で。何てこった。でも、それが子育てなんです。生まれたからにはお腹いっぱい食べてほしいですもんね!
無理していい話風にしなくていいですからね。
これで当面しのげるバナナは手に入れたんですけど、開発が半年ほど進んだところでプロデューサーが「もうちょっとバナナがほしいなー」と言ってきました。
すごい甘えん坊。
そこでパワーポイントのスライドをめくってる人ですね。
これまでの経験上、ジブPがほしがるバナナ量でも収まるはずがないとわかっていた西原さん。余裕をもって多めにバナナを確保するため、苦渋の決断に踏み切った。
運用タイトル2本目の移管である。
しかもこれ、主力タイトルだったんですよ。会社の屋台骨。
政略結婚みたい。バナナのために何でもします! みたいな。
そうそう。これでけっこうゲットできたんですよねー。
何でそんなに余裕の表情ができちゃうの。ハートが強すぎません?
これで想定の倍近いバナナを確保できました。「もう足りないわけないから、ちゃんと出せよ!」ってプレッシャーをジブPにかけたわけです。
自分はもう正直、いける! と思ってました。
結論としては足りなくなったんですけどね。
現実がものすごいスピードで突っ込んできたな。
多めに確保したバナナを凌駕するほどに制作費が積み重なっていく。畳みかけるように、リリース延期が決定。
開発期間に比例して人件費は増えていくものなので、バナナが足りなくなるのは当然である。
人件費が膨れ上がるのはある程度は仕方ないと思う。ポイントは開発中止になったタイトルの開発スタッフの行き先だ。全員解雇すればオーケーみたいな簡単な話ではない。それが会社というもの。
でもまあ、スタッフたちが路頭に迷わないように、『マジカミ』チームで引き受ける必要もあったと思うんですよ。そう考えると、度量が大きいですよね。
そういえば、どうしてリリースが遅れたんですか?
ゲームシステムを作り変えちゃおうかなーって。
せめて苦渋の決断をした雰囲気を出してほしい。必死にフォローしたおれの気遣いを返してくれ。
伝説の提案書
フラッグシップタイトルのおかげで得られたバナナが食い尽くされていく。「大食いタレントとコラボしたっけ?」と勘違いするほどに、それはもうパクパクと。
西原さんは断腸の思いで最後の運用タイトルの移管を決めたという。
このときもけっこうゲットできたよね!
無邪気。
このときの当社はバナナを食べるだけの機械でした。売り上げはゼロ。タイトルから変換したバナナを『マジカミ』に投下する道しか残されてない。
使わなくなったアイテムを強化素材として目当てのキャラにつぎ込む育成システムみたいですね。
それでも計画を練り直してリリース3ヵ月前までこぎつけました。もちろん、スタッフや取引先への支払いはちゃんとしていましたけど、本当にぎりぎりの状態でした。
しかし、ここで衝撃の事実が判明。
「本当に無理でした」と、西原さん。売るタイトルも貯えもない。
“製作費12億円”をキラーワードにプロモーションしてきた『マジカミ』だが、実際には13億円近くかかっている。ざっくり言うと、追加の1億円がこのはみ出た分だ。
キャッチコピーを“13億円”に変えなかった理由は「12億円の時点でリリースできる前提で動いていたから」。何かもう、切ない。
タイトルは残ってないから、バナナに変換する方法は使えないんですよね。どうやって乗り切ったんですか?
最後の賭けとして、
「遺書を書きました」
ええぇっ!
社内では伝説の提案書と呼ばれています。通称、遺書。
関係会社さんに打ち明けたんです。「バナナ不足でリリースできません。いろんな方面に迷惑をかけてしまいます。だから助けてください」って。
遺書と言うにはあまりにも強気。これまでは関連会社の皆さんから出資は受けていたんですか?
いえ、全然。
「あー、そういうことですか。ここからまだ搾れるなと」
発想が怖い。乾さんってたまに闇が顔を出すよね。
でも、関係会社さんが本当にいい人で、提案が通っちゃったんです。
脅したりしてないですよね? 合法バナナですよね?
最後は良心によるものだったと思います。売り上げゼロでしたからね。
雨の中で捨てられた子犬に傘を差してあげるようなことって現実にあるんだ。
こうして2019年6月にPC版をリリースできる運びとなりました。
やったー! これで安泰!
で、ここから真のピンチが始まります。
え、そんなわけないですよね? ちゃんとバナナを生み出せるようになったじゃないですか。
PC版の『マジカミ』が最初から好評だったら、このプレゼンはここでハッピーエンドだが、残念ながらそうなってはいない。売り切り型のゲームと違い、オンラインゲームはサービス開始がスタート地点。
つまり、ここから真のピンチが始まるのである。
妄想で現実をごまかし始める
これがリリース後のバナナの増減です。最初は少しプラスだったんですけど、そこから右肩下がり。(2019~2020年の)年末年始で盛り返したんですが、2月に入ると急落しまして。
いやー、この2月はほんとに引いたね。
何でも他人事みたいに言うハートの強さを見習いたくなってきました。まあ、雑誌や飲食業なんかも2月は売れ行きが落ちるって言いますよね。
ジブPはそういう言い訳で正当化しようとするんです。2月以降も上がるようで上がり切らない状態が続き、会社が追い込まれます。
『マジカミ』がヒットするのがベストだが、当たらなければ諦めもついていたと、西原さんは語る。いちばんキツいのは、中途半端な売り上げで生きるか死ぬかのラインをのたうつこと。そして、見事にその状態になってしまった。
そこそこ売り上げはあるし、止めたらファンに申し訳ない。新規タイトルを作ろうにもバナナはない。精神的に追い詰められていく。
そこから経営層は、復活のための事業計画を引きました。開発中だったスマホアプリ版に賭けたんです。当時『マジカミ』はPC版しかなかったので、スマホで新たな展開をしようと。
アプリ版を出して売り上げを3倍にするという計画を!
3倍!? どういう計算に基づいているんですか?
半分くらいは妄想です。こういう事業計画で現実をごまかしていました。
「現実をごまかしていた」と正直に言える西原さんもジブP並みにハートが強いな。
3倍になるかどうかはともかく、アプリ版という希望は残っている。だが、ここで最後の試練が立ちはだかる。
開発スケジュールを整理すると、リリース時期は2020年6月が濃厚だった。対して、バナナ切れのタイミングは2020年5月。限界に限界を重ねてきたが、また1ヵ月ぶん足りない。
どうにかしないとアプリ版を出せず、これまでの努力がむだになってしまう。タイトルは売り尽くした。コストも削減した。遺書も書いた。
手を尽くしたうえで頼った最終手段がこれである。
「もう一度、遺書を書きました」
笑って泣ける邦画のタイトルみたい。
遺書って1通で終わりだと思ってましたけど、前の遺書で亡くならなかったから、また書けるんですね。
遺書の仕組みってそういうものでしたっけ?
よく見てください。前とは違います。開発支援金ではなく、運用支援金のご提案に変えました。方向性をズラすことで、2度にわたって自分の命を担保にする高等戦術です。
さすがにアゲインは厳しいと思いますけど……。
なぜかまた提案が通りまして。
どういうこと!? 周りの会社さん、気をたしかに!
僕らもよくわからないんですよ。何でだろう。
そこは自信を持ってほしい。
ありがとうございます! ありがとうございます!
ジブPのはしゃぎようにもやもやした気持ちはありますけど、何だかんだでリリースにこぎつけました。結果、どうなったかというと、
PC版だけの頃と比べると、ユーザー数の規模は3倍どころか7、8倍に。
初月(2020年6月)だけでも、累計赤字を帳消しにして、テレビCMを打って、それでも余るくらいのバナナを生み出してくれました。その好調が続いていまに至ります。
現実は想定した最低ラインのさらに下を突いてくるんですよ。最後まで踏ん張れるように、お金は手元に残せるようにしたほうがいい。
あと、がんばったらお金はわりと何とかなることもわかりました。
それを言ったら(ジブPは)味を占めてめちゃくちゃやりそう。
甘やかさないほうがいいと思います。
「おれたちが『マジカミ』を盛り上げる!」と思ってもらえたら心強い
ゲームの開発手法に正解はない。勝てば官軍。一定の成功を収めているのだから、ジブPによるリリース延期の判断も紆余曲折も、結果的には正しかったと言える。
つぎのステップに入った『マジカミ』はどこへ向かうのか。アプリ版が配信される頃のマーケティング(広告)資料を参考に、目指す方向性を教えてもらった。
広く『マジカミ』をアピールするにあたり、『マジカミ』の要素を整理した当時の西原さん。そこで三重苦に気付く。
- すでにPC版が存在しているので新作としてアピールしにくい
- R18版もあるので一般メディアから敬遠される恐れがある
- 原作ものではなくオリジナルタイトルなので埋もれやすい
R18版があると、ザ・清純派の声優さんやタレントさんを起用しにくい可能性もありますよね。
いままさに起用されている私の前でそれ言います?
でも、強みにもなると思ったんですよ。PC版のコアファンは味方になってくれるでしょうし、ある意味で制限がないので大胆に動けます。
広告に割ける予算とマンパワーは限られている。やることよりやらないことを整理し、重視したのはコアファンに向けたアピール。それが『マジカミ』にとって最適な手法だと判断したのである。
やらなかったことの具体的を挙げると、テレビにばんばん出るようなマスな有名人を起用したり、街頭やメディアに広告を出したり。もちろん効果的な場合もあるんですが、『マジカミ』のターゲットにフィットするイメージが持てなかったので、選択肢から外しました。
あのー、ちょっといいですか?
メディア出稿(テレビやWebメディアなどに広告を出すこと)をやらないと言われると、僕はどういう気持ちでこの話を聞けばいいのでしょうか?
※編注:ファミ通.comなど、多くの無料メディアにとって広告は貴重な収入源。ゲームメーカーから「記事を書いてほしい。お金は払いませんけど」と言われ続けたらつぶれます。
それはさておき、広告って“知らない人に知ってもらうため”に出すものじゃないんですか? 『マジカミ』のコアファンに魅力を伝えて、どういう効果があるんでしょう?
ちょうどその理由を話そうと思っていました。こういう道筋を考えていたんですよ。
このスライドが表示された瞬間、乾さんのテンションが上がった。「わかります! いまのおたく界はまさにそれが大事!」と、琴線に触れた模様。
YouTuberとかゲーム実況者もそうですよね。一般層にはそれほど知られていないのに、武道館やさいたまスーパーアリーナでイベントをやれるレベルの人気がある人もいる。たぶんですけど、収益も相当のはず。
それはコアなファンといっしょに大きくなってきたから。応援する側とされる側がお互いに支え合ってきたからなんです!
「『マジカミ』はR18からIP化=メジャー化を目指しています」と、西原さん。
たとえば、ある地下アイドルがメジャーデビューを、武道館でのライブを目指すとする。初期から応援するファンは大切な仲間だ。彼らとサクセスストーリーを共有することが、コンテンツの“熱”につながる。
ファンが喜ぶものを提供して、いっしょに盛り上がっていきたい、みたいな。有名人を起用すれば何でも売れるってことはないですもんね。(『マジカミ』の)ファンが喜んでくれないと意味がない。
乾さんは芸能事務所を経営していて、ご自身もタレント(=起用される側)ですもんね。そういう人が言うと説得力が違う。
重要なのはファンに当事者意識を持ってもらうこと。「おれたちが『マジカミ』を盛り上げる!」と思ってもらえたら心強い。結局、僕らができることは少ないんですよ。
「ファンを大事にする」ってよく使われる言葉ですけど、ただ与えるだけじゃなくて、いっしょに歩いていく姿勢が大切なんですね。すごくわかります!
『マジカミ』は、魔法少女たちが、無限の可能性を信じて、仲間とともに輝かしい未来に手を伸ばすRPGだ。西原さんの言葉を借りれば、『マジカミ』にとって大切なのは“コアなファン(仲間)”。どうせお金を使うんだったら仲間のために使いたい。
冒頭で軽く触れた12億円完済キャンペーンはその最たる例だろう。利益を仲間に還元しようというのだから。
【12億ジュエル全員で山分け】
12億があったら何をする❓
12億あったらジュエルばらを撒く❗
12億ジュエルをマジカ民全員で山分けします❗
マジカ民皆様のギフトへ配布いたしました。
是非お受け取りください。
引き続き「アイ・ア… https://t.co/09rgPmbmuC
— 【アイ・アム・マジカミ公式】キムナナ (@MGCM_official)
2021-07-24 12:03:04
ファンが盛り上がればその熱は徐々に伝播していく。ふつうの会社なら隠すであろうお金の話をオープンにするのは、ファンに楽しんでもらいたいからなのだと思う。ファンサービスとしてはだいぶ過剰だけど。
僕もその仲間に加えてもらっているみたいで、たまにいっしょに遊んでる。ドラフト会議は最高に白熱したので、こういう熱を伝えていきたい。
最後に、難癖をつけるチンピラみたいな僕の写真が撮れていたので載せておきます。
制作協力:カイゼルちくわ(ライター)