関東地方では梅雨明けも宣言され、いよいよ夏本番。猛暑が続く中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 夏なので涼しさを求めるところですが、全身で寒さを体感したいなら、ホラーがオススメ! ということで、身も心も涼しくなりそうなイベントにホラー好き編集者が参加してきました。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 その名も“絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”! このイベントでは、VR(バーチャルリアリティー)を活用した、ふたつのアトラクションが体験できるというものになっています。

※イベントの情報は下記関連記事をチェック!

 本イベントの体験会に参加してきましたので、その模様をリポートしたいと思います。

 ホラー好きという人ならぜひ体験していただきたいこのイベント! 絶叫必至のふたつのコンテンツを体験したら、ぜひクレープを食べて帰りましょう。竹下通りだし。

絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA 公式サイト

仲間とともにベイカー邸から脱出せよ! 『BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR(バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー)』

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 体験できるひとつ目のコンテンツがこちら。本作はゲーム『バイオハザード7 レジデントイービル』を題材としたVRアトラクション。プレイヤーは、原作ゲームの舞台でもあるベイカー邸に捕らえられた行方不明者となり、館からの脱出を目指すというものになっています。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
ホラー好きだけどビビリの筆者。
響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
行方不明者の情報カード。プレイヤーはこの中のひとりになって体験する。
響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
体験前には、アトラクションの体験ルールを観ます。
響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 1度に体験できる人数は2~4人。プレイヤーは背中に機材を背負い、VRヘッドマウントディスプレイと銃を持って体験します。

 これがプレイフィールド。プレイヤー以外には何も見えていませんが…。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 プレイヤーにはこういう恐怖の風景が。VRならではの恐怖を体感できます。まだゲームスタート時点ですが、この時点で怖い!

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 ベイカー邸には、原作ゲームでもおなじみのモールデッドが! 銃は持っていますが、弾薬は十分ではありません。銃をバンバン撃てれば恐怖も和らぎそうですが、装弾数は最大で6発のみ。ダメージを受けすぎるとミッション失敗になってしまうので、適度に避けつつ、銃は乱射するのではなくしっかりと狙って撃つ必要がありそうです。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 道中には弾薬が落ちていることも。プレイヤーと銃には対応した色が割り当てられており、弾薬は、自分と同じ色のものしか取得できません。ほかのプレイヤーの弾薬を見つけたら、声をかけて教えてあげることも必要になりそう。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 VRヘッドマウントディスプレイを装着しているため、視界すべてにベイカー邸が広がります。アトラクションを体験する(現実空間の)フィールドは実際はそれほど広いわけではないのですが、あっちの部屋に行ったりこっちの部屋に行ったりするので、建物が非常に広いと錯覚してしまいます。

 ちなみに筆者はプレイステーション4の『バイオハザード7 レジデントイービル』をプレイステーション VRで遊んだ経験もあるのですが、こちらは実際に自分の体を使って歩き回るぶん、臨場感が段違い! こちらもぜひ試していただきたい恐怖体験となっています。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
途中からは恐怖にも慣れ、だんだんと余裕が出てきた筆者。でも、大きな音などにはビビリまくり。

 体験時間は、事前の説明も含めてトータルで30分ほど。1回の料金は2800円[税込]となっています。

 30分とそれほど長くないはずなのですが、視界と聴覚を支配されているため、非常に長く感じました。筆者のプレイ結果はというと……残念ながら最後の最後でタイムアップとなってしまい、ミッション失敗になるという結果に。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
あ~まじで悔しい!

 どこでミッション失敗になったのかはネタバレになるため言いませんが、皆さんはぜひクリアーを目指してがんばってください。悔しい!

 ちなみに、この『BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR(バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー)』は予約制となっています。予約は以下のサイトで行えるので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

『バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー』予約サイト

『呪死の来訪』迫りくるシライサンの恐怖! 最後には恐怖でコケた!

 このイベントで体験できるもうひとつのアトラクションが、この『呪死の来訪』。こちらは安達寛高監督初の長編映画として話題となった映画『シライサン』を題材としたVRホラーアトラクションとなっています。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 “シライサン”とは、現れたら目をそらしてしまうと殺されるという恐怖の存在。アトラクションでもその恐怖は健在で、さまざまな場所に現れるシライサンを見つめていかなくてはいけないというものになっています。

 怖いけど見なくてはいけない……。なんてホラーとアトラクションにマッチした存在なんでしょうか。まじで怖い……。

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
このアトラクションはバックパック型の機材は不要で、VRヘッドマウントディスプレイだけで体験可能。

 体験は、2メートルから3メートルほどの空間の中を歩き回り、周囲を探索し続けるというもの。途中には画面のどこかにシライサンが現れるので、見つけたら見続けないといけません。

 操作は周囲を調べつつシライサンを見続けるだけなので、非常に簡単。ですが、恐怖の家で自分ひとりだけで周囲を見続けないといけないなんて、非常にきびしい……。ホラーを体験しに来たのに、もう帰りたい。これの矛盾が、ホラーのおもしろいところ!

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 恐らく、これはふつうのゲームモニターでプレイした場合はそれほど怖くないと思います。しかし、今回体験しているのはVR。視界すべてに恐怖が広がり、心拍数がダダ上がりすることを間違いなしです。

 アトラクション体験時間は事前の説明を含めて最大で10分ほど。料金は1回600円[税込]となっています。

 VRの映像で何が起こったのかはこっちも言えないのですが、個人的には『BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR(バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー)』よりもこっちのほうが怖かった! だって銃がないんだもん!

 最後には怖すぎて怖すぎてコケてしまうほどでした。「役者ですね~」って言われたけど、演技じゃなくて本当に怖かったんだって!

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
あまりにも怖すぎて転んでしまう筆者。プレイの際は皆様も転ばぬようにご注意ください。
響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
あ~怖かった……。

 以上が、絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTAで体験できるふたつのアトラクションになります。どちらも絶叫必至の激コワホラーとなっているので、ホラー好きな人には超オススメ。家ではプレイできない体感型ホラーアトラクションを、ぜひ遊んでみてください。

 イベント会場では、物販スペースも用意されています。話題の新コンテンツ『リニアダッシュ!』の関連グッズや、今回体験した『呪死の来訪』の原作である映画『シライサン』のDVDやBlu-rayほか、VRアトラクション関連グッズも販売されているので、こちらもチェック!

響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた
響き渡る絶叫(筆者の)! 全身で恐怖を体感! “絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA”に行ってみた

 ……クレープ食って帰ろ。

イベント概要

  • イベント名:絶叫ホラーEXPO in 原宿 ~絶叫必至!ホラーアトラクションを全身で体験せよ~
  • 開催期間:2021年7月22日(木・ 祝)~10月31日(日)
  • 営業時間:10:30~20:00(最終日のみ18:00営業終了)
  • 会場:原宿アルタ2階(東京都渋谷区神宮前1-16-4)

※政府・自治体要請により会期・営業時間が変更になる可能性があります。