スクウェア・エニックスのアクションRPG『ニーア オートマタ』で、Steamで提供されているPC版に修正パッチが配信されることが発表された。パッチは日本時間の2021年7月16日午前1時に配信予定となっている。

 Steamで公式から投稿されている修正内容は以下の通り。UIテクスチャーが4K解像度に対応しているほか、プリレンダーされたカットシーンの映像ビットレートが改善され、60FPS対応&ウルトラワイドモニターなどでも正しいアスペクト比で再生するように。

 そのほか、コントローラープレイ時にちゃんとマウスカーソルが非表示になったり、デフォルト設定でフレームレートが安定して60FPS動作するようになるなどの修正・改善も。また新機能としてグローバルイルミネーション機能(※)が実装される。(※間接光による自然な陰影処理を表現する)

  • 調整内容
    • Borderless Video Setting
      • ボーダーレスビデオ設定が実装されます。
    • FidelityFX
      • FidelityFX CAS 機能が追加されます。
    • HDR
      • Windowsの「ディスプレイ設定」でHDR機能が有効になっているどうかを自動検出し、有効になっている場合は、自動的にHDRモードで起動します。
    • アンチエイリアス
      • アンチエイリアスの機能が調整されます。
    • UIテクスチャ(4K)
      • アイコン、背景、UIエレメントなど約270のUIのテクスチャが4Kに対応します。
    • カットシーン
      • ビットレートを改善し、プリレンダリングされたすべてのカットシーンに調整が入ります。60FPSで再生され、画像を引き伸ばさず正しいアスペクト比で表示されます。
    • グローバル・イルミネーション
      • 新規機能のグローバル・イルミネーションが実装されます。
      • High / Medium / Lowのレベルが選択可能です。
    • アンビエントオクルージョン/ブルーム
      • アンビエントオクルージョンとブルームのレンダリングターゲットは、ゲームの解像度に基づいて「解像度ダイナミック」(resolution dynamic)に変更されます。
  • 不具合修正内容
    • Alt+Enter キーを押下すると最近設定された表示モードによってスクリーンモードがフルスクリーン<->ウインドウモードまたはボーダーレス<->ウインドウモードに切り替えることが可能となります。
    • コントローラーを使用する際に、マウスのカーソルが非表示となります。
    • デフォルト設定においてフレームレートが60FPSで安定します。
    • その他の安定性の修正を実施しました。