海外インディーパブリッシャーのRedDeer.gamesが、カナダのスタジオSnot Bubbles Productionsによる3Dアドベンチャーゲーム『Boreal Tenebrae』を発表した。対応プラットフォームはXbox Series X|S/Xbox OneおよびNintendo Switchで、日本でもローカライズして配信予定となっている。

 「ストレンジャー・シングス ミーツ ツイン・ピークス」と形容される本作は、絶妙に歪んだローポリ(※)3D表現とスタイリッシュなカラーリングやポストエフェクト表現が印象的な、ホラーテイストのアドベンチャーゲーム。(※ポリゴン数が少ないこと)

 舞台となるのは、雑音を発する奇怪な箱が人々を飲み込むという怪事件が発生している町。本作の主人公ブリーの姉妹のサラも、そうして姿を消してしまった人間のひとりだ。プレイヤーはブリーをはじめとする複数のプレイアブルキャラクターを通じ、殺人事件や消えた人々の謎に迫っていくことになるという。

Boreal Tenebrae
Boreal Tenebrae
Boreal Tenebrae

 開発チームを率いるDaniel Beaulieu氏は、ディズニー作品やNetflix版『長ぐつをはいたネコ』などに関わったアニメーション畑の人物で、本作では固定カメラなどを採用して初代プレイステーションのころのゲームにオマージュを捧げつつ(※)、渋い色使いと不穏な感じが同居する印象的なアートスタイルを生み出している。(※画面がゲームボーイ調になるシーンなどもある)

 映像を見てもらえればわかる通り(好みはあれど)とにかくセンスがハンパない感じになっているので、気になる人は公式Twitterアカウント(@to_be_from)などをフォローしておくといいのではないだろうか。

Boreal Tenebrae
Boreal Tenebrae
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