マイクロソフトが今年ホリデーシーズンに発売を予定しているFPS『Halo Infinite』について、開発チームがマルチプレイの概要やコンセプトについて語る新映像が公開。バトルパスやカスタマイズなどについても触れられている。

 今作のマルチプレイ部分は、Xbox Series X|S/Xbox One/PCのそれぞれでのクロスプレイおよびクロスプログレッション対応で、本編を買わなくても無料でプレイ可能となる予定。

 本作で幅が広がった外見のカスタマイズ周りは、いわゆる課金要素が絡んでくる部分となる。ただし、すべてのカスタマイズは外見に作用するのみで強くなったりはせず、また無料で入手できるイベントアイテムなども多数存在するという(映像に出てくるサムライ風のアーマーがその一例)。

『Halo Infinite』本作のマルチプレイの概要をスタッフが明かす新映像が公開中。バトルパス制の内容なども判明

 有料バトルパスはカスタマイズアイテムの入手手段のひとつ。シーズンごとにテーマに沿ったカスタマイズアイテムが用意され、プレイを通じてアンロックしていくというおなじみの形となっている。

 しかし他タイトルで一般的なやり方と異なり、前のシーズンのバトルパスを後から購入したり、持っているバトルパスから任意のものを選んで時期と関係なくアンロックできるという。つまり「目当てのアイテムまであと5レベルなのに終了」とか「前シーズンのコレが欲しかったけど買い逃した」といった時間切れがなくなるということ。

 なお、いわゆるガチャ形式のランダム要素はなく、さらにバトルパスで入手できるものは単体購入はできないといったように、それぞれ入手経路もきっちり決まっているそう。

 そのほか、公式ブログの記事と重なっている部分もあるが、今回の映像で扱われているトピックを簡単にまとめておくと以下の通り。

  • アリーナではフェアな設計を目指し、銃などの装備は壁などにある武器ラックなどからより強力なものをゲットする
  • Halo 3』風のエキップメントシステムを採用。グラップリングフックや設置型シールドなど新種のものもある
  • ワートホグなどの乗り物はタイヤが破裂したり部分破壊が起こる。また限界を超えると火を噴き始め、やがて爆発する
  • レイザーバックというワートホグに似た乗り物が登場。後部に積載スペースがあり、タレットやパワーウェポンなどを設置できる
  • ビッグチームバトル(BTB)では乗り物は拠点に復活するのではなく、投下を依頼できる
  • カスタマイズのひとつとしてパーソナルAIがあり、試合中の進捗などを告げるボイスを変えられる
  • 外見のカスタマイズには、アーマーコア/アーマーコーティング/ヘルメット/ヘルメットギア/バイザー/ショルダー(左右)/ニーパッド/グローブ/チェストなど多数のパーツが存在。また武器やビークルのカスタマイズもある。
    • カスタマイズはゲーム中だけでなく、公式Webやアプリからも実行可能
    • ボイス、体型や義手/義足などもカスタマイズできる
  • アカデミーというトレーニングモードがある