インディーパブリッシャーのFellow Travellerが発表したRPG『Citizen Sleeper』を紹介しよう。本作は2022年にPCで発売予定。

 本作の舞台は、宇宙ステーション“Erlin’s Eye”。あなたは企業の所有物でしかなく、その肉体はデジタル化された意識をインストールした“容れ物”にすぎない。宇宙の果てのディストピアで生き、ハッキングで企業を出し抜くデータを見つけだし、運命を変えるのだ。

 本作を開発するのは、コンピューターシステムのユーザーインターフェースだけで進行する変則探索アドベンチャーゲーム『In Other Waters』のJump Over the Age。

 ゲームシステム的にはテーブルトークRPGからの影響を受けており、各サイクルではダイスを振って、出た目を選択可能なイベントやチャレンジに割り当てて実行していく。スキルのアンロックシステムなどもあり、これらが実際どう噛み合っていくのか気になるところ。

 グラフィックもワールドマップをキャラが歩いていくような一般的なRPGとは異なるスタイルで、主にステーション各部の外観とNPCの立ち絵とテキストで画面を構成。『In Other Waters』で見られたような、スタイリッシュに絞り込まれた絵素材からディープな物語体験を生み出すユニークな作風は健在のようだ。

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