元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。今回は、2021年5月20日発売のNintendo Switchソフト『ルーンファクトリー5』プレイ日記 第9回(最終回)をお届け。
まだまだ遊び続けますよ!
指名手配モンスターの討伐や遺跡(ダンジョン)の調査など、いい意味でゲーム的な味付けが施されたお仕事をこなしているうちに、『ルーンファクトリー5』の日々のサイクルが身に付いてきた。
角満君のリグバースでのスケジュールは、だいたい以下のようになっている。
- 6時:起床
- 6~9時:畑仕事
- 9~10時:生活必需品(レシピパンとかw)の買い出し
- 10~12時:町のパトロール
- 12~17時:モンスター討伐
- 17~20時:出荷物のチェック
- 20時:就寝
……書いてて思ったけど、これほとんど、群馬の実家で暮らしている俺のオヤジのスケジュールじゃねえか!!(苦笑) いや、モンスターの討伐には行ってないと思うけど、マジでほぼいっしょだよ??w
参考までに(何のだ)、78歳になるウチのオヤジの1日のスケジュールが↓こちら。
- 3時:起床
- 3~4時:イヌの散歩
- 4~9時:畑仕事
- 9~10時:生活必需品の買い出し
- 10~12時:畑のパトロール
- 12~17時:畑仕事
- 17~20時:夕飯など団欒の時間
- 20時:就寝
書いてて噴き出してしまったほど、リグバースの角満君とソックリな1日の流れwww やっぱり血は争えないのかwww
自由に遊ぶということ
さて、『ルーンファクトリー5』の発売日から1週間以上にわたって書いてきた“角満の『ルーンファクトリー5』プレイ日記”だが、今回が最後の更新となる。
じつは最初から全9回の記事にまとめようとファミ通.comの編集と話していたので、
・農業
・お仕事
・戦闘
・ダンジョン
と、『ルーンファクトリー5』のキモとなる要素に焦点を当てて綴れたんじゃないかと思っている。ま、自画自賛だけどww
でももちろん、基本的にプレイヤーの裁量しだいで自由な生活ができるというゲーム性がウリのこの作品。まだまだやれることはたくさんある。
たとえば、自宅で飼っている(?)ドラゴン“土竜”にクリスタルを与えて天候をコントロールしたり。
郊外の洞窟を探検したり。
釣りを楽しんだり……。
どれも生活に密接した要素ではあるけれど、“絶対にやらなければいけない”という強制的なシステムではないので、どこに注力するかはプレイヤーしだいだ。このへんのファジーさが、『ルーンファクトリー5』に格好の自由度を与えているんだろうなー。
でもひとつ、日々の生活を円滑に回すために、
町民からの依頼だけは、積極的にこなすことをオススメしたい!
というのも、
ひとつの依頼がつぎの依頼を発生させるフラグになっているので、コレをサボって放置しておくといつまで経っても、
アイテムを購入できなかったり、クラフトができなかったりとさまざまなところで弊害が出てくるので、町民からの依頼はなるべく最優先で片付けてしまうのが得策だと思う。
そうこうしているうちに、最初は触られただけで診療所送りにされていた強敵も倒せるようになり、
モンスターの捕獲、飼育もできるようになって、目に見えてゲームの幅が広がっていくのを実感できるようになる。
こうなったら……もうこっちのもんだ!!w
農業をメインにゲームを進めるもヨシ。
好きなあのコを追い掛けることに青春を懸けてもヨシ。
町イチバンのハンターとなって、ひたすらモンスターと格闘するのもヨシ……。
そう、『ルーンファクトリー5』の最大の特徴は“自由である”こと。
自分なりの楽しみと心の拠り所を見つけ、勝手気ままに生活すればいい。
それくらい、このゲームの懐は深いんだからさ。
では、またどこかでお会いしましょう!!
大塚角満でした!
大塚角満(おおつか かどまん)
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。