とある街の、とある少女たちの日常を描いた『とある科学の超電磁砲(レールガン)』シリーズ。現在アマゾンプライムビデオでは、2009年に放送されたアニメ『とある科学の超電磁砲』と2013年放送の第2期『とある科学の超電磁砲S』を視聴できます。

 本シリーズは、鎌池和馬先生の人気ライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』のスピンオフ作品。

 本編では不運な男子高校生・上条当麻が主人公でしたが、『とある科学の超電磁砲』は名門お嬢様学校・常盤台中に通う御坂美琴が物語の中心的人物になっています。ただしお嬢様といっても、おしとやかにティータイムを楽しむようなお嬢様ではありません。というのも美琴は、別格の強さを誇る最強無敵の電撃姫なのです。

『とある科学の超電磁砲』(アマゾンプライムビデオ)

 物語の舞台は、人口の約8割が学生を占める“学園都市”。ここでは超能力開発が学校のカリキュラムに組み込まれており、能力を得た学生たちは無能力(レベル0)から超能力(レベル5)の6段階に評価されていました。

 そして最強と謳われるレベル5はたった7人しかおらず、美琴はそのひとりにして電撃使い(エレクトロマスター)。メダルゲームのコインを音速の3倍以上のスピードで撃ち出す技を得意とし、その技名である超電磁砲(レールガン)を異名としています。

 ここまでの説明でもわかる通り、とにかく美琴は強い。能力測定もプールの水を緩衝材にしないとまともに計測できないほどの破壊力で、第1話では銀行強盗の一味をコイン1枚で圧倒していました。その姿がカッコいいこと、カッコいいこと!

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 また美琴だけに限らず、彼女の周りにいる女の子たちもまた魅力的。大能力者(レベル4)にして美琴の後輩・白井黒子、黒子と同じ風紀委員(ジャッジメント)に所属する初春飾利、初春のクラスメイトで無能力者(レベル0)の佐天涙子など、彼女たちが織り成す日常は見る者を飽きさせません。

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アニメ『とある科学の超電磁砲』公式サイト キャラクター紹介より

 とくに初春と佐天の友情が描かれた第10話『サイレント・マジョリティ』は、シリーズ屈指といっても過言ではない神回です。使うだけで簡単に能力が上がる“幻想御手(レベルアッパー)”を、副作用があるとも知らず使ってしまった佐天。後日一緒にレベルアッパーを使った友人が倒れたことで、佐天は自責の念に駆られます。

 「私、何の力もない自分が嫌で……でもどうしても憧れは捨てられなくて……」、「ズルして力を手にしようとしたから 罰が当たったのかな」。

 そう語る佐天に対し、初春がかけた言葉は――。

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 平和で平凡……とはちょっと言い難い美琴たちの“とある日常”を描いた物語。ぜひ彼女たちの活躍を目の当たりにしてみては?

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

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