今回お届けするのは。国内ではPikiiから発売された、Nicalis、Edmund McMillen開発による『The Binding of Isaac: Rebirth』。記事を担当するのは、古の存在だというたむ爺。
まさに狂気じみた衝撃の一作……
息の長い人気を誇る本作は、毎回形が変わるダンジョンに潜り、アイテムを探しながら奥へ奥へと進んでいくという2Dアクション。いわゆるローグタイプのゲームで、何回も遊べるスルメのようなゲームであるところが人気の由縁だ。
さらにユーザーを引きつけてやまないのが、その独特な世界観。シュールかつグロテスクなビジュアルは、さながらアメリカのZ級映画のようで、妙に引きつけられてしまう。ゲーム性と世界観とがマッチして、絶妙なハーモニーをかもしだしている。筆者もついつい夜を徹して遊んでしまった一作だ。
シュール・グロ注意!!
このゲームの主人公は小さな子どものアイザック。母親と幸せに暮らしていたアイザックだが、ある日突然神のお告げが舞い降りた母親に命を狙われることに……。果たしてアイザックは平和を取り戻すことができるのか!?
アイテムを駆使して毎回形を変えるダンジョンの最下層を目指す
本作では、追ってくる母親から逃げるため、ダンジョンの下へ下へとひたすら潜っていくことになる。途中で倒されるといちからやり直しで、ダンジョンは入るたびに形を変える。ダンジョン内にはアイテムが散りばめられており、それを入手することで攻撃方法や威力を変えることができる。うまくパワーアップをして敵を倒していき、最下層まで進めばクリアーとなる。
各階の最後には強大なボスが待ち受ける
ダンジョンの各フロアの最後にはボスが待ち受けており、道中の敵とは比べ物にならないほどの強力な力でアイザックの行く手を阻む。早い動きで、2匹いっぺんに襲ってくる芋虫のようなボスや、雨あられと弾を撃ってくる巨大なボスなど、どの敵も強力で不気味な、極めて危険な存在。
そして、最後に待ち受けるのは、主人公の命を狙う、自身の母親。執拗に追いかけてくる母親と対峙し、戦うことを余儀なくされるアイザック。その裏には、さらに凶悪な存在が……。
4月に最新・最終ダウンロードコンテツがSteamに登場
2018年に発表されながらも、延期されていた追加コンテンツ“Repentance”が、4月よりSteamにて配信開始された。
本DLCには、新しいチャプターに130以上の新アイテム、100以上のエネミー、新たな最終ボス、ふたりのプレイアブルキャラクターなどを収録。現時点では日本語字幕は実装されていないようだが、対応に期待したい。なお、DLCをプレイするには、これまでのシリース作を購入している必要がある。価格は1520円[税込]。
The Binding of Isaac: Rebirth
- メーカー:Pikii
- 開発:Nicalis、Edmund McMillen
- 対応プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション4、PC
- 配信日:Nintendo Switch版は2018年11月22日配信、プレイステーション4版は2015年10月28日配信、Steam版は2014年11月4日配信
- 価格:Nintendo Switch版とプレイステーション4版は各2200円[税込]、Steam版は1480円[税込]
- ジャンル:アクション
- CERO:15歳以上対象
- 備考:ダウンロード専売、PC版はNicalisより発売