1983年から1988年にかけて『週刊少年ジャンプ』に連載された大人気マンガ『北斗の拳』。「お前はもう死んでいる」といった名言を残した、まさに“超名作”ですよね。
本作の魅力は何日あっても語り尽くせないほど。北斗百裂拳、天破活殺、無想転生など“北斗神拳”の必殺技の数々や、それを食らって哀れにも四散していく敵キャラクターが放つ「ひでぶ」、「あべし」の“珍”断末魔まで、多くの人々の脳裏に焼き付いて離れません。
『北斗の拳』(アマゾンプライムビデオ)そんな見どころ満載の『北斗の拳』が、現在アマゾンプライムで見られることをご存知ですか?
本作といえば劇場版や脇役たちをフィーチャーした外伝など多くのシリーズが制作されていますが、アマゾンプライムではケンシロウVSラオウの決着までを描いたテレビアニメ前期シリーズが配信中。視聴可能なエピソードの数は、なんと全109話にも及びます。1日1話見たとしても、3ヵ月以上かかる……。
【#北斗の拳 テレビシリーズ全話見放題配信開始っ!!!】
おああ!!
あたたたたーーっ!!
全ての文明が崩壊した世紀末。
そこに現れた救世主・“北斗神拳”の伝承者・ケンシロウの生き様を描くアクション作品っ!!ひでぶ
わが生… https://t.co/eWvP7vowy1
— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP)
2019-08-09 00:05:03
詳しく説明すると、アマゾンプライムで見られる『北斗の拳』は第1部~第4部の4部構成。第1話~第22話の第1部は、ケンシロウから恋人・ユリアを奪った宿敵・シンとの戦いを中心に描かれます。
第2部『風雲龍虎編』では、レイとマミヤがケンシロウの仲間に。さらに第3部『乱世覇道編』では南斗六聖拳のひとり・サウザーVSケンシロウの激闘が繰り広げられました。そして第4部最終章で、ついに北斗4兄弟の長男・ラオウとケンシロウが対峙……!
補足するとラストの第109話は、『最終章・完 いま語ろう! 北斗2000年の歴史!!』と題してケンシロウの足跡を辿るエピソードになっています。
同話ではケンシロウとユリアの出会いから、彼が再びユリアを取り戻すまでの長い旅を振り返ることが可能。そのため、まずは109話で流れを頭に入れてから各エピソードを視聴するという見方もアリかもしれません。
ちなみに個人的なおすすめ回は、やはり第36話。自称天才男・アミバが暴走する神回(もはやギャグ回?)で、彼の名言が思う存分堪能できます。たとえば「俺は天才だ!」、「この世にやさしさなど何の役にも立たぬ」などなど。彼の潔い“悪役っぷり”は最高ですよね。
ファンにも人気の敵キャラ・アミバですが、アニメ版ではどのような最期を迎えたか知っていますか? アミバの断末魔といえば、原作ファンにとってはお馴染み「うわらば」。しかしアニメ版ではこの「うわらば」が「拳王様ー!」に変更されました。
こういった原作との違いも楽しめるアニメ『北斗の拳』。109話というボリュームたっぷりのエピソード数も相まって、視聴後の満足感は抜群です。あなたも全話見終えた頃には、「わが生涯に一片の悔いなし!」と呟くはず……?
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。