海外のインディーゲームスタジオD-CELL GAMESが、KickStarterでリズムアクションアドベンチャーゲーム『UNBEATABLE』のクラウドファンディングを実施中。すでに目標額はクリアーしており、今週末にはSteamでPC版デモ“UNBEATABLE [white label]”の配信を予定している。

 本作の舞台は音楽が違法化された世界。主人公のBeatは街を冒険して人助けなどもしつつ、差し迫ったコンサートに向けてセットリストを組み、バンド仲間と練習をしていく。

 ゲームはアドベンチャーゲームパートとオリジナル曲を収録した2ボタンのリズムアクションゲームで構成されており、音ゲー部分に特化したアーケードモードや、逆に音ゲーが苦手だったり障害があってストーリーを楽しむことに集中したい人のためのアシストモードやアクセシビリティオプションなども用意されるとのこと。

UNBEATABLE
UNBEATABLE
UNBEATABLE
オプションの画面が斜めってるのすらカッケー。

 これはもうとにかく映像を見て欲しいのだが、爽やかで甘々なギターポップのサウンドや、「90年代に最新の海賊版アニメをモニターで見ているようなルック」というややこしいこだわりのグラフィックなどが印象的。

 公開されている映像で見られるアニメパートも、ほとんどトリガー作品のアニメのようなキュートでポップで勢いが溢れまくったものになっている(開発チームに聞いた所、実際にトリガー作品からの影響も受けているとか)。

UNBEATABLE
UNBEATABLE

 なお諸事情により“UNBEATABLE [white label]”デモの配信が当初より遅れてしまっているものの、海外の金曜日(恐らく日本の土曜日)には配信を開始し、クラウドファンディングの実施中は毎週コンテンツを追加していくそうなので、気になった人はSteamのウィッシュリストにでも登録しておいて、ぜひそちらをチェックしてみて欲しい。

 製品版で現状決まっている対応プラットフォームはPC/Mac/Linux。発売時期は未定なものの、クラウドファンディングページではゲーム配信の目安として2023年12月と書かれている。

UNBEATABLE
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