『ガルパン』舞台挨拶、リポートします!(ネタバレあり)
2021年3月26日より全国の劇場にて『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話が上映中だ。その上映を記念した舞台挨拶が2021年3月27日、東京・新宿バルト9にておこなわれた。本記事では、その模様をリポートしよう。
なお、本舞台挨拶は本編上映直後の劇場で行われたということもあり、内容には本編のネタバレを含んでいるので、未鑑賞の方はご注意を。
なお、登壇者は以下の通り(敬称略)
登壇者
- 渕上 舞(西住みほ役)
- 瀬戸麻沙美(西 絹代役)
- 大空直美(福田役)
- 米澤円(玉田役)
- 七瀬亜深(細見役)
- 植田佳奈(河嶋 桃役/司会)
打倒あんこうで、本当に思い違い!?
舞台挨拶がスタートすると、まずはトークで第3話を振り返り。渕上さんは、過去史上もっとも気になる“引き”だったことを語りつつ、大洗女子学園以外の試合が濃密に描かれていたことに驚いたという。
瀬戸さんは土手際で活躍したIV号戦車などを見て、キャタピラ(履帯)のすごさを再認識したとアピール。大空さんは知波単学園の成長と、泣いてばかりいた福田が勇ましく戦っていたことにグッときたそうだ。植田さんも、アヒルさんチームと福田の友情について感動したと語っていた。
米澤さんは1度家のテレビで見たそうだが、劇場で見たときに迫力の違いに驚いたという。また、知波単学園の成長を見て、突撃を封印したうえで、あえて最後は突撃する玉田という姿に燃えたそうだ。
七瀬さんは水陸両用車を橋として使うシーンを見て、普通にそういうことができると思っていたそうだが、「実際はない」と聞いてびっくりしている様子だった。
コロナ禍こともあり、アフレコも特殊だったという。たとえばあんこうさんチームは5人で集まっての収録はできたのだが、何名かにスタジオとスタジオを分けて、スタジオ内でのリモート収録のような感じでアフレコに臨んだそうだ。
本編中で、西は打倒あんこうさんチームを掲げ、あんこうさんチームを倒して、思い違いをするシーンがあった。アフレコ時に、大空さんも瀬戸さんも、アフレコ時に本当に勝ったと勘違いしてしまったのだとか。
また、瀬戸さんは試合を振り返り、各選手が西に進言してくれるようになったと、選手たちの成長を感じている様子。渕上さんも、アヒルさんチームの作戦に乗っかってあげたりと、大洗女子も同じと感じたようだ。瀬戸さんはさらに、手影絵で指示を出すカチューシャがかわいいとも振り返っていた。
米澤さんはカチューシャの「日本語で話しなさいよ!」や、七瀬さんは各学校のBGMなど、いわゆる“お決まり”なところがたっぷりと楽しめた様子だった。
残念ながらも、舞台挨拶はあっという間に終わりのお時間へ。最後に七瀬さんは「スタッフさんのこだわりがたくさん詰まっています」と制作陣の努力をアピール。米澤さんは「サメさんチームが今後どんな活躍をするのかも楽しみにしていてください」と、サメさんチームについても語ってくれた。
大空さんは「福田が手紙を読むシーンのように、今後知波単はどんどん成長していくと思います」と、知波単の成長を楽しみにしている様子。瀬戸さんは「知波単はこの戦いに臨むにあたり、どんな特訓をしていたのか気になります」と、ほかのエピソードが見ていたいと熱望。
渕上さんは「第4話が早くも気になります。個人的な感想としては、今後の展開予想すべて的中しています(笑)」と、自身のインタビューにヒントが隠されているかもしれないことを明かしていた。植田さんは「パンツァー・フォーが言い慣れてきました」と、河嶋が隊長として慣れてきたことをアピール。
本来であれば、観客と「パンツァー・フォー!」のコール&レスポンスで締めるのがおなじみなのだが、コロナ禍の問題で残念ながら劇場内で声は出せない状況。ちょっと寂しいながらも、渕上さんが「パンツァー・フォー!」と声を上げ、観客たちはガッツポーズでと心の中でパンツァー・フォーを唱えながら、舞台挨拶は終了となった。
作品情報
- タイトル:『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話
- 上映日:2021年3月26日(金)より全国劇場にて上映開始
- 出演:渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実、中上育実、井口裕香 ほか
- スタッフ:監督 水島努、脚本 吉田玲子、キャラクター原案 島田フミカネ、キャラクターデザイン・総作画監督 杉本 功 ほか
(敬称略)