皆さんこんにちは、『ギルティギア』ではカイが大好き、世界でいちばん『ギルティギア』を愛していると言いたい、譲れない、リプ斉トンです。

 『ギルティギア ストライヴ』は、アークシステムワークスより2021年4月9日にPS5、PS4、PC向けの発売を予定している対戦格闘ゲームシリーズの最新作。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ
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 作り込まれたキャラクターグラフィックや、練り込まれたストーリー、爽快感溢れる連続コンボなどが人気で、シリーズは第1作の発売から20年以上もの歴史を持つ作品です。

 前作にあたる『イグザード』シリーズでは、まるで2Dアニメのキャラクターが3D空間で動いているような新時代のグラフィックも話題となりました。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ

 そんな人気シリーズの最新作の発売を間近に控えた2021年2月19日。本作の先行無料体験版(オープンβテスト)が配信されます。

 ファミ通.comでは、この先行無料体験版を配信に先駆けてじっくりとプレイさせていただきました。その内容やプレイした感想を記事に掲載するので、ぜひチェックしてください。

『ギルティギア ストライヴ』先行無料体験詳細ページ

 なお、この先行無料体験版では、計13人のキャラクターを使用可能で、オンライン対戦も可能。本作の遊び心地を体験するには十分すぎる内容なので、興味がある人はぜひダウンロードして遊んでみていただきたいところ!

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ

この爽快感は……ヘヴィだぜ

 早速、先行無料体験版でプレイできる内容をご紹介。

 先行無料体験版では、VS COM、VS 2P、チュートリアルモード、トレーニングモード、オンラインマッチがプレイ可能。そのほかのモードは製品版からのお楽しみです。

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 トレーニングモードは、相手の体力を無限にして好きなだけ操作を練習できるのがうれしいところです。

 アークシステムワークスの格闘ゲームは、かゆいところに手が届くトレーニングモードの設定項目が特徴。本作でもそれは健在で、さまざまな数値を自分好みに調整しトレーニングできるので、限定的な状況における練習が非常にやりやすく感じました。

 本作からの新システムとして、壁際でコンボを決めると“ウォールブレイク”が発生し、相手をステージ外に吹き飛ばすというものがあります。対戦中は気にならないのですが、トレーニング中に何度もウォールブレイクしてしまうのは煩わしいところ。ですが、トレーニングモードでは、ウォールブレイクしにくくなるように設定が行えます。

 これは神!

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ
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 また、トレーニングモードでは、タッチパッドを押すとバトル開始時点の立ち位置にキャラクターが移動するのですが、本作では左を入力しながらタッチパッドを押すと左画面端に、逆の操作では右画面端に瞬時に移動できます。

 こちらは、壁際のコンボをくり返し練習したいときなどに便利ですね。

 また、上を入力しながらタッチパッドを押すと、ステージの場所はそのままに自分と相手の立ち位置を入れ換えることが可能。これにより、自分が壁を背負っている状態でのコンボなども練習しやすくなっています。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ

 ゲームのレビューなのにいきなりトレーニングモードの解説から入るのかよ……、と思った人が多いと思いますが、本当にすみません。

 自分としてはこの地味~な機能にいたく感動してしまったため、先に書かせていただいた次第です。許して。

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 さて、ここからは真面目にゲームのレビューをさせていただきます。いえ、これまでも真面目でした。

 今回初めて本作のレビューを見る人のため、過去のレビューでも書いたことを一部くり返していますがご容赦くださいませ。

 本作は『ギルティギア』シリーズでありながら、過去のセオリーをすべてひっくり返し、まったく新しいゲーム性へと進化しています。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ
2020年に開催されたクローズドβテストのときと比べ、ゲージのデザインも一部変更されています。
『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ
アークシステムワークスと言えばこの美しいグラフィックも魅力のひとつ! キャラクターのサイズは過去作と比べてかなり大きめ。お前『龍虎の拳』かよぉ!

 それぞれをひとつずつ解説していきます。

初見でも楽しい進化したゲーム性

 まず過去の『ギルティギア』シリーズと言えば、スピーディーなゲーム展開や、長時間相手を拘束するようなコンボの応酬がひとつの魅力でした。

 練習次第でコンボはどんどん強力になるし、対戦相手のキャラクターごとにコンボのレシピを変えることで、1回の攻撃でどんどんダメージを伸ばすことができます。

 練習を積めば詰むほどにゲームがうまくなるゲーム性に、当時の若きリプ斉トンは夢中になっていました。

 しかし、奥深すぎるゲーム性は、ときに初心者がゲームに入りにくい要素となってしまいます。たしかに、プレイしようと思ったゲームが、超絶コンボを習得するのが前提の難度だと、ちょっと遊びにくいかもしれませんよね。

 本作では、その過去シリーズ作の魅力であり、欠点でもあった部分を一新。一撃の重みを重点においたゲーム性へと変化しました。

 具体的に、過去シリーズ作からどう変わったのかは以下に列挙。

  • ガトリング(※1)のルートが減少。P(パンチ)やK(キック)からS(スラッシュ)、HS(ハイスラッシュ)へはつながらないことが多い
  • 一部キャラクターは相手を空中に浮かせてのコンボがしにくくなった
  • 一方、壁際では相手が壁にバウンドしてこれまでにないコンボが可能に
  • ガードキャンセル(※1)はロマンキャンセル(※2)に統合
  • 空中受け身は行えない
  • 足払い(↓+D)などの一部の技以外は、地上でダウンしても即時復帰できる

※1:通常技から通常技へとキャンセルしてつながるシステム
※2:ガード中にコマンドを入力することで、ゲージを消費して相手を攻撃する緊急回避技
※3:ゲージを消費して自分の動作を強制停止させるアクション。これを組み合わせることで、さらなるコンボを叩き込むことができる

 これにより、どういったゲーム性になるのかを考えてみると

  • 地上での立ち回りや技の牽制がこれまで以上に重要
  • 画面端では、これまで以上に強力なコンボが可能
  • 一発の威力が高いので初心者でもダメージが与えやすい

 ということが予想できます。

 過去シリーズ作はコンボが前提のバランスなので、通常技を単発で当ててもそれほどダメージが与えらませんでした。ですが本作では単発の威力が高く設定されているので、コンボがわからなくてもSとHSや必殺技を出していれば、けっこうダメージが与えられる印象です。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ
とくに攻撃力が高いキャラクターの覚醒必殺技だとこの威力。

 覚醒必殺技(※)などもかなり威力が高くなっていて、ほとんどの技は壁際で当てるとウォールブレイクが発生します。

※ゲージを消費して放つ強力な必殺技

 これまでは覚醒必殺技を使うより、ロマンキャンセルにゲージを使ったほうがダメージが伸びるケースが多かったのですが、本作ではコンボを覚醒必殺技でしめることも重要になりそうな気がしています。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ

 また、操作がシンプルになったことは、“ゲームのわかりやすさ”にも影響すると考えています。

 ゲームのプレイ人口を増やすには、そのゲームがおもしろそうに見えることが重要です(当たり前ですが)。

 地上でじっくりと牽制し合い、相手の隙に一撃必殺のコンボを叩き込む。その要素は、ボクシングなどの格闘技の観戦に近いものがあるんじゃないかと。

 過去シリーズ作の対戦は「何が起こっているのかわからない」と言われることも多かったのですが、本作では、未経験の人をも興奮させ、プレイする側に回りたくなるような、ド派手かつわかりやすいゲームになっています。

 eスポーツとして対戦格闘ゲームがフィーチャーされることが多い昨今。未経験者や観戦者でもゲームがおもしろそうに見えるのはナイスですね。

じゃあ簡単なゲームになっちゃったの?

 ゲーム性がシンプルになったということは、これまでの『ギルティギア』の魅力だった針の穴を縫うような繊細な操作は不要になったのか? と思う方もいると思いますが、それは断じて否!

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ

 敷居は低く、奥深くはすべてのコンテンツが目指すべきところですが、本作ではそれを見事に体現していると断言いたします。

 本作では、基本となるゲームシステムや技の性能などにより、過去作よりもコンボがしにくくなっています。ですが、コンボがまったくできなくなったわけではありません。

 壁際ではウォールブレイクを狙うコンボを覚えることが重要。コンボがつながっていないと、無慈悲に受け身を取られてしまいます。

 さらに、まだまだテストプレイなのでこれからの研究次第ですが、どのキャラクターも1コンボで相手をウォールブレイクさせられるようなコンボも存在すると考えています。ウォールブレイクが発生すると相手に追加ダメージを与えられる上、テンションゲージ(※)が溜まりやすくなります。

※ロマンキャンセルと覚醒必殺技を使うために必要なゲージ。攻撃などをヒットさせるなどアクティブな行動を行うと少しずつ溜まる

 相手が見せた小さな隙を逃さず、きっちり最大ダメージのコンボを決める。それは過去シリーズでも味わえた『ギルティギア』の楽しさに間違いありません。

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 また、本作ではロマンキャンセルをヒットさせると、相手は時間の流れが遅くなり、やられ状態のままゆっくりと地面に落下するような状態になります。

『ギルティギア ストライヴ』オープンβテストバージョン先行体験リポート。最新作の爽快感は……ヘヴィだぜ

 画面端が近ければ、ロマンキャンセルをヒットさせつつ相手をダッシュで画面端まで運び、貪欲にウォールブレイクを狙うような判断も重要になりそうですね。

過去の経験者もぜひ遊んでほしい!

 さらに、声を大にして言いたいのは、本作は過去シリーズ作のセオリーが通用しない、まったく新しいゲームになっているということ。

 つまり『イグザード』シリーズをプレイしていた人も、していなかった人も、「ヨーイ、ドン」でのスタートになるわけです。

 ただ、まったく新しいゲーム性と言っても、既存キャラクターはキャラクターの基本性能やコンセプトは変化していないので、過去シリーズの経験者なら、ある程度ならすぐに操作に慣れることができると思います。

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 さらに、本作ではストーリーにも注目。長年に渡るソルと“あの男”との決着がどういった形でつくのか、気になって仕方ありません。

 『ギルティギア』のストーリーは多くの謎を秘めていましたが、じつは『イグザード』にて、さまざまな謎が明らかになっているんです。“あの男”の名前とか、顔とか、目的とか……。

『ギルティギア イグザード サイン』ストーリーモード
『ギルティギア イグザード レベレーター』ストーリーモード

 2021年2月16日現在、アークシステムワークスのYouTubeチャンネルでは、『イグザード』のストーリーモードがアップされているので、あの男の話が気になる人は観てください。今季覇権アニメです。

これを観てしまえば、本作をプレイしたくなること間違いなし!

 さらに、登場キャラクターのうち、ファウストの新技“エキサイティング骨折”は、ヒットしたときの演出が激アツ! 動画にしてみたのでご覧ください。

『ギルティギア ストライヴ』ファウスト新技の全キャラリアクション集

  • 書いた人:リプ斉トン
     『ギルティギア』に生涯を捧げた男。好きなキャラクターはカイとブリジット。ブリジットはそろそろ新キャラクターとして登場しないですかね?