マーベラスは、日本初のインディーゲーム開発者の支援を目的としたオンラインインキュベーションプログラム“インディーゲームインキュベーター”を発足した。

以下、リリースを引用

日本初のゲーム専門オンラインインキュベーションプログラム『インディーゲームインキュベーター(iGi)』 発足のお知らせ

“インディーゲームインキュベーター”

 株式会社マーベラス(代表取締役社長:許田 周一、本社:東京都品川区)は、日本初のインディーゲーム開発者の支援を目的としたオンラインインキュベーション(事業支援)プログラム「インディーゲームインキュベーター」(以下、「iGi」)をこの度発足いたしましたので、お知らせいたします。

 「iGi」は、6年間にわたり優れたインディーゲーム開発チームの育成に成功している、スペイン・バルセロナのインキュベーションプログラム「GameBCN」の監修のもと実施するオンラインのインキュベーションプログラムです。

 『天穂のサクナヒメ』を開発した「えーでるわいす」等、国内外で活躍してきたインディーゲーム開発者や、ゲームに精通した各分野の専門家が講師(メンター)を担当します。開発計画や進捗管理といったゲーム開発に関する支援・指導に加え、ゲームをリリースする上で必要となるプロモーションノウハウやメディア対応、多言語対応、各種法令や契約関連のサポート、ステークホルダーへのピッチ(ゲームのプレゼンテーション)訓練などを実施し、日本のインディーゲーム開発者を様々な側面からサポートします。

 また、当プログラムにご賛同いただける企業・団体・個人などを広く募集し、教育機関、行政機関等を含め、「産・官・学」の連携体制を構築できるように努めてまいります。既に、ゲーム関連企業数社よりサポートのお申し出もいただいております。

 プログラムへの参加費は無料で、6月から11月までの半年間の開催を予定しています。募集対象は5チームで、3月中旬より応募の受付を開始します。詳細は後日発表する予定です。

 マーベラスはこれまでもゲームのパブリッシングを通してインディーゲームの支援を行ってまいりましたが、今後、当プログラムを通じてより多くのインディーゲーム開発者が育っていくための環境を整備することで、創作活動の活性化、ひいてはゲーム業界全体の発展に寄与してまいります。

「GameBCN」 Program Manager, Oscar Sahun コメント

 今回、マーベラスと共同で日本初のオンラインインディーゲームインキュベーションプログラムを始めることができ、大変喜ばしく思います。

 GameBCNでは多くの作品や開発者をサポートしてまいりましたが、そのノウハウをもとに、日本のインディーゲーム開発者による優れた作品がより多くのゲームファンに届けられるよう応援したいと思っています。新世代の開発者による作品を遊べる日を楽しみにしています。

「インディーゲームインキュベーター」概要

  • プログラム名称:インディーゲームインキュベーター(略称:iGi)
  • 応募期間:2021年3月中旬~4月中旬(予定)
  • 開催期間:2021年6月~11月までの6ヶ月間
  • 主催:株式会社マーベラス
  • プログラム構築協力:GameBCN(スペイン・バルセロナ)
  • プログラム運営協力:株式会社ヘッドハイ、ルーディムス株式会社
  • プログラム実施内容:
    ・国内外のインディーゲーム開発者との定期的な交流
    ・開発進捗管理のサポート
    ・ゲーム開発者やゲームエンジン/ツールメーカー等によるトレーニング
    ・ローカライズ専門家による海外リリース支援
    ・パブリッシング、メディア展開サポート
    ・ゲーム業界に精通した弁護士等によるバックオフィス面でのサポート
    ・国内外主要ゲームイベントでの出展機会の提供
    <プログラム修了後>
    ・修了者のための定期的なイベント
    ・国内外のイベント出展やPRを通した参加作品の継続的アピール
  • 公式サイトはこちら
  • 募集要項:
  • 募集対象:5チーム(個人でも参加可)
    個人・法人どちらでも参加可能
    プロジェクトの発起人またはコアメンバーが18歳以上かつ日本在住の日本語話者であること開発を外注していないこと

※プログラムは全編日本語で行われます。
※参加チームには本プログラムへの参加費用は発生しません。
※本プログラムは、参加作品の配信元を制限するものではなく、マーベラスは参加作品に対してパブリッシングの優先交渉権のみを持ちます。参加チームと別途条件交渉の上、パブリッシングを決定します。