『FF7 リメイク』オーケストラコンサートのリハに潜入！ Yoshさん×オーケストラによる『Hollow』は圧巻のエモさ

　既報の通り、スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーVII リメイク』のオーケストラコンサート“FINAL FANTASY VII REMAKE Orchestra World Tour”の東京公演を、2021年2月13日に無観客公演にてニコニコ生放送で配信する。そのリハーサルが都内某所で行われた。

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『FF7 リメイク』オーケストラコンサートのリハに潜入！ Yoshさん×オーケストラによる『Hollow』は圧巻のエモさ

　本コンサートは、アナウンスされている通り、Yosh（Survive Said The Prophet）さんが出演し、オーケストラをバックにテーマソング『Hollow』を歌う、というのも見どころのひとつ。

Yosh (Survive Said The Prophet)
　Honda“シャトル”のCMで話題を呼び、人気アニメ『BANANA FISH』、『ヴィンランド・サガ』の主題歌を担当したことでも知られる世界を股にかけるロックバンドSurvive Said The Prophet、通称サバプロのボーカリスト。またSawanoHiroyuki[nZk]にヴォーカリストとして参加しており、『BELONG』（小説／コミック"Fate/strange Fake"CM ソング）、『Barricades』（劇場版『進撃の巨人』Season2~覚醒の咆哮~ エンディングテーマ）、『scaPEGoat』（TVアニメ『終わりのセラフ』EDテーマ）等でヴォーカルを担当し、脚光を浴びる。バイリンガルというバックグラウンドから産み出されるシンガーとしての圧倒的な存在感とオリジナリティーはもちろんのこと、ジャンルに捉われないアプローチでメロディーメイクする新世代ソングライターとしての評価も高く、その活動のフィールドは多岐にわたる。

　リハでは実際にYoshさんが歌う『Hollow』のリハを中心に拝見させていただいた。Survive Said The Prophetのライブでは十数曲を熱唱するYoshさんだが、本コンサートでは『Hollow』のみ。しかも、オーケストラバック。いつもとは勝手が違うなか、シンフォニックな『Hollow』のイントロが始まり、Yoshさんの歌声が響く……。その歌声が響いた瞬間から空気感が変わるほどの迫力があり、さすがのオーラ。

　曲の終盤に叫ぶように歌うYoshさんからは本コンサートでの『Hollow』に懸ける想いが表れているようにも感じられ、グッと胸にくる。

　Yoshさんの独特でハスキーでそれでいてレンジの広い歌声と、オーケストラとのコントラストも新鮮で、これまでの『FF』シリーズの曲とはひと味違うロックバラードの『Hollow』は、壮大なオーケストラの演奏でよりエモーショナルでノスタルジックに感じられた。

　リハ―サルにも関わらず圧巻のパフォーマンスだったYoshさん。2月13日の本番が楽しみだ。

＼ #FF7R オーケストラコンサートまであと2日！／リハーサルも終了し、本番に向けての準備万端です！テーマソング『Hollow』を歌唱いただくYosh様（Survive Said The Prophet）からもコメントをい… https://t.co/INat1jywNI
— SQUARE ENIX MUSIC (@sem_sep) 2021-02-11 21:15:48

　そのほかリハでは、基本的にはゲーム中の音楽を再現しつつも今回のコンサート用にアレンジされ、さらに生演奏により迫力を増した楽曲の数々のほか、クラウドのダンスが記憶に新しい『STAND UP』はスウィング調にアレンジされていたり、遊び心のあるアレンジも確認。

　新型コロナ感染症の拡大防止のため、今回の“FINAL FANTASY VII REMAKE Orchestra World Tour”は配信のみとなってしまったが、家でゆっくりと、なんならドリンクやお酒でも飲みながら気楽に楽しめる、という配信ならではの楽しみかたもできる。スクリーンでは『FFVII リメイク』の名シーンなども流されるので、音楽とともに改めて『FFVII リメイク』を振り返るにももってこいだ。