PC版が配信されているフライトシム『Microsoft Flight Simulator』で、VRモードが無料アップデートで追加された。VR対応はOpenXR規格で行われており、Oculus系・HTC/Valve系・Windows MR系の幅広いPC用VRヘッドセットで動作可能となっている。

 実際手元で試してみたのだが、『Microsoft Flight Simulator』自体がなかなかヘビーなゲームなところ、VRモードはさらにマシンパワーが必要な印象。それでもコックピットの実在感はなかなかグッと来るものがある。ゲームとVR環境を持っている人は一度試してみるといいだろう。

 なお、フライトスティックやスロットルなどのHOTAS機器完備のユーザーでもなければPCゲームコントローラー(と一部操作のみキーボード)かマウス&キーボードでプレイしている人が大半かと思うが、VRでのプレイでは視界が塞がれているのでキーを打ちづらいのに注意。ヘッドセットの隙間から見るという手を使うか、プレイに欠かせないキーを設定で押しやすい位置にまとめておくのをオススメしたい。

 今回のアップデートではそのほかにも、Airbus A320neoをフィーチャーしたトレーニングミッションやランディングチャレンジ、ライブウェザー機能の強化、そして各種不具合修正や改善などが含まれている。